シマノの人気メバルロッド「ソアレCI4+」の特長&機種ラインナップをご紹介。
シマノ社独自の技術を中心に組み上げられたこだわりロッドとなっており、軽さと強さが高次元で融合しています。
キャスト時の振り抜け、操作時の軽快さといった使用感が下位グレードとは一味違う中堅機。
メバリングの専門性を高めていきたいアングラーにおすすめです。
シマノ「ソアレCI4+」の特長
てことで、さっそく「ソアレCI4+」の特長を見ていきましょう。
シャープで強いブランクス
ブランクスには、「スパイラルX」と「ハイパワーX」をダブルで採用。
内側・外側の両方に強化機構が適用されているので、全方位に対して高い復元力を発揮します。
キャスト・アクション・ファイトの全面で、高い優位性を生み出してくれます。
各機種に最適化された2つのソリッドティップ
ソリッドティップは「タフテックα」と「ハイレスポンスソリッド」が使い分けられています。
両者の違いは柔軟性。
簡単に言えば
- タフテックα:しなやか
- ハイレスポンスソリッド:張りがある
てな感じです。
軽量リグをメインで使用する「S706UL-S」には柔らかい「タフテックα」を採用。
強いラインテンションがかかるリトリーブ中でも、しっかり乗せにいけるセッティングです。
一方、重量級の遠投リグを操作する必要があるロングモデル「S800L-S」と「S900M-S」には、張りのある「ハイレスポンスソリッド」を採用。
ディープや強い流れのなかでも、思った通りにリグを動かしてコントロールできるようになっています。
大人気の「ソフチューブトップ」搭載モデルも揃う
チューブラーモデル(S706UL-T)には、エギング等でも大人気の「ソフチューブトップ」が採用されています。
「ソフチューブトップ」はその名のとおり、柔らかいチューブラーティップです。
チューブラーの強みである反響感度と操作性を残しつつ、ソリッドばりの乗せ性能が実装されています。
バイトを弾きやすいというチューブラーの欠点を緩和してくれるわけです。
シャープな使用感を陰で支えるガイドシステム
ガイドは、チタンフレーム×SiCリングの組み合わせです。
軽くて強度があり、感度向上にも貢献します。もちろん、ラインにも優しいです。
各機種のティップ〜ベリー部を中心に、シマノのオリジナルガイド「Xガイド」も搭載。
より軽くて空気抵抗が少ない設計となっており、振り抜けが良くしつつ、先重り感も軽減してくれます。
おなじみのブリッジライクシート
リールシートは、ソアレのロッドではおなじみの「ブリッジライクシート」。
手にしっくり馴染む安定感が魅力で、言うまでもなくめちゃめちゃ握りやすいです。
シマノ「ソアレCI4+」の機種ラインナップ
「ソアレCI4+」は、ソリッド3機種・チューブラー1機種の全4機種構成となっています。
スペックの一覧はコチラ↓。
機種 | ティップ | 全長(m) | 自重(g) | ルアー重量(g) |
---|---|---|---|---|
S706UL-S | ソリッド | 2.29 | 59 | 0.5~5 |
S706UL-T | チューブラー | 2.29 | 61 | 0.6~6 |
S800L-S | ソリッド | 2.44 | 71 | 1.5~14 |
S900M-S | ソリッド | 2.74 | 100 | 3~28 |
ジグ単やプラグを基本としたULクラスには、「S706UL-S」と「S706UL-T」の2機種をラインナップ。
乗せ性能を重視する方は食い込みの良いソリッドティップモデル「S706UL-S」
アクションのキレや操作性を重視する方はソフチューブトップの「S706UL-T」
という選び方が定番です。
遠投主体のロングモデルには「S800L-S」と「S900M-S」の2機種が揃います。
取り回しや操作性など、総合力を考えると「S800L-S」を選ぶのが無難です。
ただ、15gクラスを超えるヘビーな遠投リグをぶん投げて、遥か沖の竿抜けポイントを狙いたいって場合は「S900M-S」が心強い相棒となってくれるでしょう。