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みなさんはパワーフィネスという言葉を聞いたことがありますか?

なんだか難しそうな釣りをイメージしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、意味を理解するとそう難しい釣りのスタイルではありません。

ここではパワーフィネスでのバス釣りの、楽しさやメリットを解説していきます。みなさんも豪快でパワフルなバスとのやりとりを楽しんでみてください。

パワーフィネスとはなにか?

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パワーフィネスとは、ウッドカバーや障害物周り、ゴミだまりなどについているバスを釣り上げるために、強度の高いラインを使い、デカバスに力負けしないセッティング方法をすることをいいます。

「フィネス」とは英語に訳すと「繊細」という意味で、パワーフィネスは力強いタックルやラインを使い、カバー周りのポイントを丁寧に探る繊細な釣りでもあります。

どのように釣る?カバー撃ち、ちょうちん釣りとは?

バスを直撃!カバー撃ち

みなさんがホームにしているエリアの釣果はいかがですか?
最近は簡単に釣れるバスはほとんどおらず、スレていないバスを見つけるには苦労することが多いと思います。

そこで、ハイプレッシャーの湖や池などでバス釣りをする場合はカバー撃ちが有効です。人があまりキャストしないところを攻めることができれば簡単に釣れてしまうこともあります。

ラインシステムはPEラインを直結、またはリーダーに連結して使います。
PEラインは伸縮性がほとんどないという特性から、ダイレクトに魚のパワーが伝わる釣りでもあります。
PEラインの擦れに弱いという性質から、岩場や金属製のストラクチャー周りでは使うことができませんが、カバーであればラインが比較的擦れることが少ないです。そして大きいバスが障害物に潜る前に、すばやく足元に寄せることが可能です。
まずはセオリー通りのカバー撃ちを行い、何か所かポイントを巡ってみてください。

慣れれば簡単!強いラインだからこそ「ちょうちん釣り」

ちょうちん釣りとは足元にルアーを上から垂らすことや、浮いている木またはストラクチャーにわざとラインを引っ掛けて、その状態で水面や水面のすぐ下の層を中心に誘う釣り方法を言います。
巻き物系ルアーでは、木に引っ掛けると根掛かりの恐れがありますが、スモラバや虫系のワームを使うので、回収不可能になるということはほとんどありません。

ちょうちん釣りのメリットとして、

  • オーバーキャストが難しいエリアであってもすぐ足元付近にラインを垂らすだけなのでヘビーカバーに対応すること
  • 水面付近を誘うため、スレたバスにラインの存在を知らせずに食わせるのに効果的であること

が挙げられます。

水面にワームを落とすと水の波紋がつくり出され、バスは木から落ちてきた虫だと錯覚し、興味を示します。すぐにバイトがないときは、小さなアクションを加えてみましょう。何秒後かに、「バシャッ」という大きい音をたててバスがバイトすることがあります。

注意点として、びっくりして早アワセをすることは禁物です。少し遅いぐらいのアワセを行い、フッキングを決めてください。

パワーフィネスの楽しさ

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魚に主導権を握らせないやり取りが楽しめる

強度の弱いラインを使用していると、大物がかかった場合にラインブレイクの心配があり、丁寧に魚をキャッチしようと慎重になることもあります。

パワーフィネスは強度の強いラインを使用しているためその心配がありません。少々強引にバスを引き寄せたときにバスが暴れ、豪快な水しぶきをあげることで、迫力のある釣りを体験できるはずです 。

太いラインを見切るようなバスに勝てる

PE ラインは細いラインのため、 クリアウォーターであっても魚に不自然な印象を与えにくいです。「ハイプレッシャーエリアのバスを自分だけ釣ることができた!」なんて経験ができると、なんだかうれしい気持ちになりますよね。

注意点としてパワーフィネスではルアーとラインを直結するため、リーダーと結合する手間がいりません。ルアーに直結する際は、PEラインは細くコシのないラインのため、結んだ部分がほどけやすいことがあります。ルアーのすっぽ抜けには十分注意してください。

ラインの巻き替え頻度が少なくて済む

ナイロンラインは吸水性があるため、釣行ごとにラインが何パーセントか劣化するといわれています。PEラインであれば劣化しにくく、毛羽立ちがみられるときが交換サインです。

通常であれば1年程使うことができ、ラインの巻替え頻度も少なくなることがメリットです。ラインを長期間交換しなくて済むということは、メンテナンスの時間を最小限に抑えることができ釣行回数の多い方でも毎回気軽に釣りを楽しめるはずです。

パワーフィネスに用いるルアー スモラバ

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パワーフィネスと言えばスモラバが代表的なルアーです。
0.8グラムから5グラム程度のものをスモールラバージグといい、これ以上大きいものはラバージグと呼ぶことが多いです。

カバーに投入後はシェイクしてバスを誘います。水中でシリコンラバーが何本もゆらゆら動くため、バスに強烈なアピール力があります。

パワーフィネスに用いるルアー ストレートワーム

スモラバやストレートワームの使用がパワーフィネスでは一般的です。
デカバスを狙う場合は大きくて太いミミズに似せたストレートワーム、小バスを数釣りする場合はワームをサイズダウンさせると効果的です。ネコリグ、ダウンショット、ノーシンカーとリグの選択肢は様々。

あまりワームを動かしすぎると魚に警戒心を与え見切ってしまうため、投入した後はしばらく動かさないといった方法も有効です。

アオキムシ 1.5インチ

よく使われるルアーに虫系も挙げられます。虫系ルアーといえばよく釣れるアオキムシがおすすめ!定番の1.5インチは小さいバスも食いやすいサイズです。

アオキムシ 2インチ

1.5インチのアオキムシと比べると、サイズアップとともにウェイトアップされたことで飛距離が出しやすいメリットがあります。大型狙いには2インチワームでアピールしましょう!

まとめ

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パワーフィネスの魅力は、ライトタックルでは難しいカバーへのアプローチが可能になり、強度の強いタックルとラインシステムでバスを手元へ引きずり出せることができることです。

より釣れるテクニックとして筆者が気をつけていることですが、気配を隠しながらカバーに近づく、立ったままではなく座ってキャストする、友人との釣行時には話し声をたてない…などがありますので、参考にしてみてください。

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