気温が30度を超える夏の時期は、人間にとっても魚にとっても暑苦しい時期です。特に野池などの水温は20度を超える日もあり、魚にとっては正に生き地獄のような環境になります。
そんな時魚(バス)は水温を抑えて身を隠せる、釣り用語で”カバー”と呼ばれるポイントに付くようになります。

この記事では真夏のカバーに居着くバスを釣るための考え方や実践的なリグについて紹介します。

【バス釣り】真夏のカバーフィッシングとは?

撮影:筆者

真夏のカバーフィッシングはスナイパーになった気分で釣りをします。
どういうことかと言うと、夏の高水温はバスにとっても動きにくい条件です。そのためアシやガマの群生エリアや、水生植物、倒木の影、シェードになる小さなポイントに身を潜めるようになります。
この時期はじっと身を置きながらもエサを捕食できるタイミングを見計らっているので、エサが目の前を通れば勢いよくバイトしてきます。
その上、カバーに隠れているバスは釣り人のプレッシャーも低いので思い切りバイトしてくる可能性が非常に高いです。

このような状況にあるバスを釣るにはピンスポットでバスがいそうなポイントを的確に誘う釣り方が必要になります。まさにスナイパーのように狙いを定めてリグ(ルアー)をキャストします。ザリガニや弱った小魚などを意識したリグを使用し、フィールドに合わせやアクションで狙っていきましょう。

夏のカバーフィッシングでおすすめのリグ

ここでは夏のカバーフィッシングで釣れる王道かつ、バスが高確率で釣れるシークレットリグについて紹介します。
タックルはベイトタックルをメインで使用しますが、MHクラスのベイトロッドと通常のベイトリールにライン14ld以上を巻いておきましょう。

テキサスリグ

まず初めにご紹介するのはテキサスリグ。テキサスリグはシンカーをラインに通し、ザリガニ系のワームを先端に付けます。
オフセットフックでワームを付けるので食い込むとラインが走ります。ロッドに十分の重みが乗ってから思い切りアワセを入れましょう。

上記の組み合わせで使用します。シンカーは7g-28gを目安に、カバーの濃さに応じて使い分けます。

ラバージグ

ラバージグはラバーとジグヘッドが一体型のジグです。ボリュームのあるラバーがザリガニの威嚇や小魚がボトムでエサをついばむ姿に見えます。
大型のバスがバイトする確率が高く、スナッグレス性能の高さもカバーの釣りに向いています。
トレーラーワームという、ラバージグにワームを付けてよりバスが好みそうなシルエットとアクションを作るのも良いです。
例えばですがザリガニ系をモチーフにしたいのであれば、クロー系ワームの4インチをメインに付けます。一方でブルーギルなどの小魚を意識して狙うのであれば、ベイトフィッシュ系のワーム4インチクラスを付けます。

試行錯誤して作ってみて、バスの反応を伺いましょう。

すり抜け性が良いアーキーヘッドタイプのラバージグがおすすめです。

バックスライドリグ

最後にご紹介するリグはバックスライドリグです!このリグは著者がシークレットリグと呼んでいるほど、釣れてしまうリグです。
一般的なバス釣りのセオリーですと上述したテキサスリグとラバージグの釣りが王道な釣り方です。(もちろん良く釣れますよ)しかしバックスライドリグはノーシンカーオフセットリグにも関わらず、とにかくバスが釣れます。

バックスライドとはお尻側に向かってスライドフォールする意味で、ワームのお尻部分からフックを入れる逆挿しスタイルです。
ファットイカやドライブスティックなど、特定のワームしか生み出せないアクションですが後方へとスライドフォールします。このアクションにカバーの奥の奥に潜むバスが飛ぶようにバイトしてきます。バスがいそうなポイントに撃てれば後はこっちのものです。慌てずにフッキングを決めましょう。

どちらのリグもバックスライドアクションが可能で、釣れすぎ注意なワームです。

夏のカバー撃ちで良型バスを狙い撃ちしよう!

撮影:筆者

今回ご紹介した内容をまとめますね。
真夏のバスは高水温による影響でやる気がない個体が多いですが、カバーに居着いてるバスはエサが目の前に通れば捕食する可能性が高いです。テキサスリグ、ラバージグ、そしてバックスライドリグの3種類のリグはカバーを攻略するために必須です。そしてカバーに居着いてるバスは大型の個体が多く、良型のバスを狙い撃ちできます。
真夏のカバーを制して記念に残るバスをキャッチしてみましょう!