2023年春発売のタイラバロッド「シーウォーク タイラバ」の情報をギュッと凝縮してお届けします。
ヤマガブランクスがこだわり抜いて開発したNEWロッドだけに、仕上がりは万全。
ミドルクラスのタイラバロッドのなかでも、一際輝きを放つ存在となりそうです。
ヤマガブランクス「シーウォーク タイラバ」の特徴
用途から引ける4機種体制
「シーウォーク タイラバ」における1番の特徴は、好みの用途から選べるシンプルな機種構成です。
よくあるパワークラス形式ではなく、各モデルの特性に応じた品番がつけられています。
- 70AT:オートマチック『乗せ重視モデル』
- 611D:ディープ『深場・潮流場対応モデル』
- 72S:センシティブ『シャロー・ショートバイト攻略モデル』
- 60F:ファスト『掛け重視 高感度モデル』
ご覧のとおり、ホームフィールドの特性や自身のタイラバスタイルに合わせて、サクッと選べるシンプルな機種構成を採用。
あれこれ考えず、自分に合う1本をズバッと選べるようになっています。
優美なベンディングカーブ
「シーウォーク タイラバ」各モデルのベンディングカーブは下図のとおり。
静荷重500gは魚を掛けた後(ファイト時)、静荷重100gはリーリング時が想定されています。
ファイト時はグイッと曲がり込んで引きを吸収する柔軟性あり。
竿をぶち曲げてのスリリングなやりとりを楽しめます。
一方、リーリング時はシンカーの重量に負けすぎず、曲がりシロがしっかりと残してあるのがわかりますね。
ジョイント
「シーウォーク タイラバ」は、各機種の長さや特性に応じて2種のジョイントが使い分けられています。
- グリップジョイント:70AT、611D
- センターカット2ピース:72S、60F
定番のグリップジョイントに加え、携帯性に優れるセンターカット2ピースモデルが展開されているというのもうれしいポイント。
ガイドセッティング
「シーウォーク タイラバ」のガイドは、ステンレスフレーム×SiC-Sリングの組み合わせです。
ガイドの配置は、ライントラブルの低減、操作性・感度の向上など、タイラバにおける恩恵が多いスパイラルガイド仕様となっています。
ヤマガブランクス「シーウォーク タイラバ」の機種ラインナップ
「シーウォーク タイラバ」全4機種のスペックは以下のとおり。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
70AT | 2.143m | 134g | 60-150g | 2本 |
611D | 2.125m | 179g | 100-250g | 2本 |
72S | 2.185m | 100g | 30-100g | 2本 |
60F | 1.853m | 100g | 60-120g | 2本 |
各機種の特徴も簡単に紹介しておきます。
シーウォーク タイラバ 70AT(TYPE:AUTOMATIC)
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
2.143m | 134g | 60-150g | 2本 (グリップジョイント) |
- 推奨水深目安:30〜100m程度
- ライン:PE0.6〜1号
ただ巻きでオートマチックにフッキングできるよう設計された、オーソドックスなモデル。
定番の乗せ調子であることに加え、幅広いシチュエーションに対応するパワー感に仕上げてあるので、タイラバ初心者さんにもおすすめの1本です。
シーウォーク タイラバ 611D(TYPE:DEEP)
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
2.125m | 179g | 100-250g | 2本 (グリップジョイント) |
- 推奨水深目安:50〜150m
- ライン:PE0.8〜1.2号
ヘビーなシンカーを背負えるハリとパワーが持ち味のディープタイラバモデルです。
この機種の特長は、操作時はダルさを感じず、魚を掛けたら気持ちよく曲がるチューニング。
張りの強いブランクでありがちな、食い込みの悪さ・バラシやすさを感じさせないよう配慮されています。
電動タイラバにも対応するので、体への負担を減らしつつディープタイラバを楽しみたいという方にもGood!
シーウォーク タイラバ 72S(TYPE:SENSITIVE)
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
2.185m | 100g | 30-100g | 2本 (センターカット) |
- 推奨水深目安:20〜80m
- ライン:PE0.4〜0.8号
軽めのシンカーを合わせてのシャロー攻略に適したモデル。
小さなアタリを手元で捉えられる感度を武器に、誘いから乗せの過程を存分に楽しめるのが魅力です。
ブランクは乗せ調子となっているので、乗るまで等速で巻き続ける王道スタイルと好相性。
手返しの良いシャローポイントで、タイラバの基本を体に叩き込みたいって方にとってもベストチョイスな1本となるでしょう。
シーウォーク タイラバ 60F(TYPE:FAST)
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
1.853m | 100g | 60-120g | 2本 (センターカット) |
- 推奨水深目安:30〜100m
- ライン:PE0.6〜1号
自分のタイミングで掛ける、アグレッシブなタイラバゲームを楽しみたい方向けの掛け調子モデル。
フッキングレスポンスに優れるショートレングスで即掛けできるので、渾身のアワセを決めて気持ちよくなりたい方にイチオシです。
60Fはシリーズで唯一のソリッドティップモデルとなっており、手感度・目感度ともにハイクオリティ。
アワセを入れるか否かの判断に必要な情報を、漏らすことなくアングラーに伝えてくれるでしょう。
ヤマガブランクス「シーウォーク タイラバ」の価格と発売日
ヤマガブランクスのNEWロッド「シーウォーク タイラバ」は、2023年春に発売予定。
定価で32,000〜34,000円となっており、そこそこお求めやすい価格帯です。
タイラバゲームの新たな相棒に検討してみてはいかがでしょうか。
「シーウォーク タイラバ」の競合ロッドまとめ
「シーウォーク タイラバ」が競合する他社の有力タイラバロッドも一覧にまとめておきます。
時間がある方は、競合アイテムの情報もチェックしてみてください。
メーカー | 製品 | 実売価格 |
---|---|---|
ダイワ | 23紅牙MX | 30,000円前後 |
シマノ | 炎月XR | 30,000円前後 |
メジャークラフト | レッドバック5G | 28,000円前後 |
アブガルシア | ソルティーステージ プロトタイプ タイラバ | 25,000円前後 |