本家の強みが凝縮!?「月下美人 アジングビームFAT1.5」は爆釣ワーム確定でしょ。

ダイワから発売される新作ワーム「月下美人 アジングビームFAT1.5」についての情報をまとめました。

本家「アジングビーム」の太くて短いバージョンということで、強みが凝縮されている印象。

かなり爆発力がありそうな仕様ですから、今秋の実戦投入が楽しみですね。

目次

ダイワ「月下美人 アジングビームFAT1.5」の特長

出典:ダイワ

さっそく「月下美人 アジングビームFAT1.5」の特長をチェックしていきましょう。

2インチスリムの本家アジングビームとの違いを中心にまとめてみました。

本家「アジングビーム」との違いは?

まず、この記事で本家と呼んでいくアジングビームは、ダイワの鉄板ワーム「月下美人 アジングビーム」のことです。

2インチのスリム系ワームとなっており、リングボディーだから割と潮噛みも良いという長所を持ちます。つまり、どんな状況でも使いやすい万能ワームってことですね。

対して「アジングビームFAT1.5」は本家よりも太く、短くなっているというのが一番の違い。

具体的には

  • 本家は2インチ×スリム系
  • FATは1.5インチ×ファット系

という違いがあります。

ところで近年のアジングシーンでは、短いワームの優位性が高くなっていると感じませんか?

理由としては

  • ジグヘッドのトレンドが「ショートシャンク×オープンゲイブ」になっていること
  • アジがアミを偏食していることが多く、ベイトを模したロングワームに反応しづらくなっていること

あたりが挙げられますね。

近年のアジング事情を踏まえると、「アジングビームFAT1.5」はかなり時代に合ったワームといえます。

本家「アジングビーム」を継承している部分は?

もちろん、「アジングビームFAT1.5」にも本家を継承している部分はあります。

その代表例が(↓)です。

  • サタンテール
  • リングボディー
  • エラストマー素材

サタンテールは、ぷっくり膨れたテールのこと。

出典:ダイワ

一般的なピンテールよりも重みがあるぶん、ロッドアクションからワンテンポ遅れて動きます。

テールだけでなくワーム全体がダイナミックに揺れるので、アピール力強化に貢献するってわけです。

水中映像は↓です。(再生するとちょうど良いところから始まります。)

やっぱり、サタンテールの遅れ揺れはセクシーですね。

水をしっかり掴むリングボディーはリグの前進にブレーキをかけてくれます。

出典:ダイワ

より長くワームを見せることができるので、動きの速いエサを追わないアミパターンのアジに効果的。

「アジングビームFAT1.5」は本家よりもボディーが太いぶん、リングボディーの強みがより活きてきます。

エラストマー素材は、一般的な塩ビ素材よりもよく伸びるけど刺しづらいアレです。

月下美人ワームには広く使われていますから、ご存知の方も多いでしょう。

とにかく耐久性が高く、歯が鋭い魚に襲われてもある程度は無事でいてくれます。

アジングで遭遇しがちなフグやカマスといったワームキラーの被害を最小限に抑えることが可能です。

本家よりも勝っている部分・劣っている部分は?

ここまでの解説を踏まえ、”FAT”が”本家”よりも勝っている・劣っている部分についてざっくりまとめておきます。

”FAT”が勝っている部分は

  • 視認性、アピール力→高活性時の爆発力がある
  • 潮噛み→流れを使ったアプローチと相性が良い

といったところでしょう。

ファット系ならではのアピール力は超魅力的。また、潮に乗せやすいので、流れを使ったサーチもはかどります。

逆に、”FAT”が劣っている部分としては、低活性個体への対応力。これに尽きます。

ファット系ワームの宿命ではあるんですが、渋い状況ではめっきりバイトが減るなんてこともあるでしょう。

”FAT”への反応が悪いときは、”本家”に頼っちゃうのがおすすめです。

コアの集魚成分で食わせ能力をサポート

出典:ダイワ

とはいえ、渋い状況での食わせについては、コアの集魚成分である程度は解決します。

「アジングビームFAT」はワームのコアに濃~いエビ粉が練り込んであるので、ノーフォーミュラのワームよりは渋い状況に強いです。

フォルム的な偏食が原因なら大人しく他のワームを使う他ありませんが、活性による食い渋りに関してはそこまで気にならないかもしれません。

ダイワ「月下美人 アジングビームFAT1.5」のスペック・ラインナップ

出典:ダイワ

「月下美人 アジングビームFAT1.5」のスペックは↓のとおり。

全長カラー素材入数定価
1.5インチ全10色エラストマー10本450円

カラーは月下美人ワームの鉄板カラーが中心。筆者的な注目カラーをサクッとまとめておきます。

まずは「グローホワイト(夜光)」。

↓発光イメージ↓

出典:ダイワ

ボディーが透けないソリッド系×グローでバカ目立ちする圧倒的アピールカラーです。

濁りがひどいときでもアジから見つけてもらえるでしょう。

続いては「桜ドットグロー(点発光)」。

↓発光イメージ↓

出典:ダイワ

アミパターン攻略の必殺カラーですね。ワームのシルエットを極力見せず、光の粒でアピールする点発光カラーとなっています。

近年のアジはたいていプランクトンを食べていますから、使用頻度はかなり高くなるでしょう。

とりあえず、「グローホワイト(夜光)」と「桜ドットグロー(点発光)」は必須級カラーだと思います。

ゲームの軸にしていくのがおすすめです。

あとは、ナチュラル系のケイムラ・ノングローのなかからどれか一つって揃え方が良さげ。

選択肢としては↓の3カラーのなかから1つってとこでしょうか。

↓ケイムラの発光イメージ↓

出典:ダイワ

どれか1つ持っておけば、グロー系に反応しない個体を釣る手段が得られます。

デイやマズメでたま~にある、ケイムラがやたら強いパターンにも対応できますしね。

あの爆釣ワームに似てますよね。

これはちょっと余計な話かもしれませんが、「アジングビームFAT1.5」ってとある爆釣ワームに似てるんですよ。とっても。

出典:reins

はい、reinsの「アジリンガー」です。

そうそう。ワイも思った!!

と共感してくれる方も多いと思います。

筆者も「アジリンガー」はかれこれ7・8年ぐらいはリピートし続けており、溺愛ワームのひとつです。

使ってる方はわかると思いますが、とにかく釣れるんですわ。

特徴を簡単に整理すると、

  • ファット系
  • リングボディー
  • ピンテール
  • 1.5インチぐらい

てな感じで、これは「アジングビームFAT1.5」とも共通。

現状のアジングシーンではファット系ワームの王道といえる形状なんじゃないでしょうか。

その王道に加えて「アジリンガーFAT1.5」には

  • 高耐久のエラストマー素材採用による継戦力
  • フォーミュラによる集魚・食わせ能力

という独自の強みがあるわけです。これは純粋に楽しみ。

実戦投入時の反応によっては、歴戦の「アジリンガー」に替わって一軍ワーム入り!って方も多くなるかもしれません。

「月下美人 アジングビームFAT」は2021年9月発売予定!

というわけで、ダイワの新作ワーム「月下美人 アジングビームFAT1.5」の紹介は以上です。

爆釣ワームとして知られる「アジングビーム」の派生モデルということで期待せずにはいられません。

発売は2021年9月予定となっていますので、秋のハイシーズンで使い込んでみてはいかがでしょうか。

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