• ジグヘッドがぜんぜん飛ばないけどなんで?
  • キャストの仕方間違ってんのかな?
  • な~んか、勝手がわかんないんだよな。

本記事では↑のような疑問にお答えしていきます。個人的にはアジを釣るのに飛距離はそれほど必要ないと思っている派なんですが…。んまあ、飛ばないよりは飛んだ方がいいですよね。

ということで本記事では、アジングで遠投をぶちかますキャストのコツを徹底解説していきます。なかなか思うように飛んでくれないアジングのキャストも、いくつかのコツを知っておくと結構飛ぶようになるものです。ぜひ、お役立てください。

アジングロッドのキャストで知っておくべき3つのこと

大遠投をぶちかます方法を語る前に、アジングのキャストで知っておくべきことをお話ししていきます。全体的な結論を先に行ってしまうと、「アジングで飛距離はそんなに重要じゃないぜ!」ってことなんですけど、そのワケを理解することが大事です。

アジングロッドのキャストが難しい理由

アジングのキャストはなぜ難しいのか?それは「仕掛けが軽いから」です。エギングで使うエギは20g前後、シーバス用のルアーは15g前後、ショアジギング用のメタルジグは40g前後の重さがあるのに対し、アジングでは0.5~1.5gのジグヘッド単体での釣りがメインになります。

仕掛けが軽いと、それだけルアーの重みを感じながら投げるの難しくなりますし、風にもガンガンあおられます。ジグヘッドのわずかな重みを感じながら遠くに飛ばすには、それなりの訓練とコツが必要なのです。

アジングロッドは遠投力より再現性の方が大事

記事の冒頭で「遠投をぶちかますコツを解説します」と張り切ってはみましたが、個人的にはアジングロッドでは遠投力よりキャストの再現性の方が重要だと思っています。

仕掛けを遠くに飛ばすことができれば、確かに探れる範囲は増えるのですが、残念ながらそれほど大きなアドバンテージにはなりません。キャストを極めても飛距離が伸びるのは数メートルというレベルなので、「少しはマシ」という程度なんですよね…。

アジングで遠くに飛ばすよりも大事なのは、何度も同じ場所に仕掛けを投入できる「キャストの再現性」です。

アジングという釣りは「かくれんぼ」のようなものです。同じ場所に仕掛けを入れて、深さを変えながら、しらみつぶしにアジの居所を探していきます。

ところが深さを変えても、キャストの位置がバラバラだったらどうでしょう?探しムラもできますし、すでに探した場所を何度もムダに探すことにもつながりますよね。

上手に隠れているアジを効率よく見つけるため大事なのは、遠くにぶっ飛ばすことではありません。同じ場所に正確にキャストして、ムラなく探していく方がよっぽど大事なんです。

アジングロッドでのジグ単はそもそも飛びません!

そして、もう一つわかっておいた方が良いのは「そもそもジグ単は飛ばない」ということ。アジングで使うジグ単は、どんなに頑張っても50mや60mの遠投はほぼ不可能です。ジグ単の飛距離は、ジグヘッドが0.5gなら5~15m、1gなら15~25mぐらいが相場になります。

「俺だけ飛んでないような気がするけど、みんなこんなもん?」と思われているかもしれませんが、ご安心ください。多分、みんなそんなもんです。大遠投しなくてもアジは釣れますから、飛距離が出ないからと言って悲観する必要はありませんよ。

…とはいえ、飛距離が伸びるキャストのコツも知っておいて損はありません。ここからは、飛距離を激減させる凡ミス、飛距離を伸ばす5つのコツについて解説していきます。

アジングロッドでキャストの飛距離を落とす凡ミスをチェック

さて、まずはキャストの飛距離を落とす凡ミスをチェックしていきましょう。初心者の方は特に、凡ミスで飛距離をロスしているケースも多いので、しっかりチェックしておきしょう。「うるせぇ!バカにしてんのか?」という方は、静かに読み飛ばしちゃってください…w

アジング ロッドにガイドを正しく通していない

飛距離をロスする凡ミス一つ目は、「ラインが正しくガイドを通っていない」です。すべてのガイドにラインが通っていなかったり、ガイド同士の間でロッドにラインがからまっていたり…。こういったミスは意外とやりがちです。

特に後者はめちゃめちゃ飛距離が落ちますので、「ん?明らかにおかしいぞ。いくら何でも飛ばなさすぎやろ!」ってときは、冷静になってラインの通り道をチェックしてみましょう。

リールのスプールエッジにキズが入っている

飛距離をロスする凡ミス2つ目は、「リールのスプールにキズが入っている」です。スプールエッジとは、スプールの頭の少しとんがった部分。ここに大きなキズがあると、キャストの時にラインが引っかかり、大きな飛距離ロスにつながります。

とにかく、キズが入らないようにタックルを丁寧に扱うこと。置き竿をするときなんかは、特に注意が必要です。スプールが地面につかないように気を付けましょう。

すでにキズが入ってしまっている人は、スプールのみを注文して購入、または目の細かいサンドペーパーでこすってキズを消すこともできます。

アジングロッドで遠くにキャストする5つのコツ

前置きが長くてすいませんw。ようやく本題です。ここからは、アジングでキャストの飛距離を伸ばす5つのコツについて解説していきます。この5つを意識するだけでも、キャストの技術はかなり向上すると思いますので、ぜひ試してみて下さいね。

アジングロッドを力任せに投げない

まず、アジングで遠くにキャストするために一番大事なのは力任せに投げないこと。「飛ばない」と悩んでいる方はたいてい力みすぎが原因です。

釣り竿は文明の利器。メーカーさんが素晴らしいテクノロジーを駆使して造り上げています。力任せに投げるよりも、ロッドをしなりを利用する方が飛ぶんです。ロッドを信じましょう。

しかしながら、エギングやシーバス、ショアジギングなどある程度重みのあるルアーを投げる釣りではロッドのしなりを感じやすいのですが、アジングのジグ単は激軽なので、ロッドがしなりを感じ取りにくくいんですよね。

ロッドのしなりを感じ取れるよう、手に力を入れすぎず摘むような感じで握るのがおすすめです。ロッドを海に放り投げてしまったときの補償はできませんので、悪しからず…。すっぽ抜けない程度にリラックスして握ってくださいね。

アジングロッドは手首のスナップを使う

アジングで遠投をかますコツ2つ目は、「手首のスナップを使うこと」です。飛ばないと悩んでいる方は、たいてい肩を使って力任せに投げています。大きく振りかぶらず、コンパクトな振りでスナッピーにキャストしましょう。

具体例としてはダーツを投げる時をイメージするとわかりやすいかと思います。ダーツを投げるときに、野球みたいに肩を思いっきしブン回して投げる人っていませんよね?いたらちょっと引いちゃいますよね。

アジングのキャストはダーツを投げるときと同じように、肩は使わずにヒジから下だけを動かし、手首のスナップを最大限に使いましょう。そうすればロッドのしなりを感じやすくなりますので、リリースのタイミングも良くなりますよ。

ラインを握り込まない

アジングで遠くにキャストするコツ3つ目は、「ラインを握り込まないこと」です。スピニングリールでキャストするときは、投げる前に人差し指でラインを押さえます。この時に、ラインを竿と一緒にギュッと握り込まないようにしましょう。

ギュッと握ってしまうと、自分の人差し指に引っかかって飛距離をロスする可能性が高くなります。手を放すタイミングも取りにくくなるので、キャストの再現性を下げることにもつながります。ラインは握るのではなく、軽く指をかける程度で十分です。

垂らしを長めにとる

アジングでジグヘッドを投げるときは、穂先から仕掛けまでの距離、つまり「垂らし」を長めに取りましょう。50cmぐらいを目安に、投げやすい垂らしの長さを見つけるのがおすすめです。

垂らしを長めにとると遠心力を感じやすく、キャストのタイミングが良くなります。その結果、ロッドのしなりを効かせられるようになり、小さな力で遠くに投げられるというわけです。

また、エステルやPEといったショックリーダーとの結束が必要なメインラインを使っている方も垂らしを長めにとるのは有効です。ライン同士の結び目がガイドの外に出るので、摩擦が減り、より遠くへキャストすることができます。

アジング ロッドでたくさん投げる!

コツとは言えないかもしれませんが、キャストを上達させるためにはたくさん投げることも大事です。投げているうちに、「こうやったら飛ぶなぁ」っていう感覚が少しずつわかってきますから。

野球をやったことが無い人が、野球の本を100冊読んでもホームランバッターになることはできないと思います。勉強と一緒に実践をするからこそ上手くなるのです。

キャストも同じで、方法論を学ぶことも大事ですが、たくさん釣りに行って投げまくるのも超大切です。釣り場に足を運ぶうちにキャストも自然と上達し、「飛ばない…」という悩みも感じなくなると思いますよ。

アジングロッドのキャストを上達以外で仕掛け使って遠くへ飛ばす方法

キャストを上達させる以外にも、アジングの仕掛けを遠くへ飛ばす方法がいくつかあります。一番実用的でおすすめなのは「遠投用の仕掛け(リグ)に変える」ことです。その他にもロッドやラインでも多少飛距離が変わりますので、ついでにまとめておきますね。

仕掛け(リグ)を変える

沖にいるアジを狙いたい場合は、正直キャストを練習するよりも仕掛け(リグ)を遠投用のものに変えちゃった方が手っ取り早いです。仕掛けが物理的に重くなりますので、必然的に遠くへ飛ばすことができます。

遠投用のリグにも結構種類があるのですが、個人的に気に入っているのが「Sキャリー」「Mキャロ」を使った遠投用リグです。どちらもオモリ部分が遊動式になっているので、アタリを感知しやすいという利点があります。もちろん、ジグ単よりは準備が面倒にはなりますが、飛距離は爆発的に伸びます。ぜひ、使ってみてください。

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長いアジングロッドを使う

爆発的に飛距離が伸びるわけではありませんが、長いロッドに変えるという方法でも飛距離を伸ばすことができます。ロッド自体が長くなると、遠心力がそれだけ強くはたらきますので、キャストの力が伝わりやすくなるというカラクリです。

ただし、ロッドを長くすると感度が下がってしまいますので、その点はご注意ください。個人的にはロッドの長さは、長くても7.5フィートぐらいにしといた方が良かろうかと思っています。

軽くて細いラインを使う

リールに巻きつけるラインによっても、キャストの飛距離は変わります。(少しだけですが…)。PEやエステルといった軽いラインを選び、その中でもなるべく細いものを使えば、より遠くに仕掛けを届けることができます。

アジングで使われるラインをよく飛ぶ順に並べると、PE>エステル>フロロカーボン・ナイロンの順になります。ラインが軽いと良く飛ぶのですが、そのぶん風にあおられやすく、取り扱いが難しくなります。いろいろと試してみて、総合的に使いやすいラインを探してみて下さいね。

アジング ロッドのキャストを上達させてアジングマスターになろう!

本記事では、アジングでキャストの飛距離を伸ばすコツについて解説してきました。

遠投をかます5つのコツは以下!

  1. 力任せに投げない
  2. 手首のスナップを効かせる
  3. ラインを握り込まない
  4. 垂らしを長めにとる
  5. たくさん投げる

ただし、アジングでは遠くに投げるよりも、何度でも同じところに仕掛けを投入できるキャストの再現性の方が重要です。飛ばそうと躍起にならなくてもアジは釣れますから、肩の力を抜いて気楽にキャストしてくださいね。