アジング上手い人が使ってる率が高いアルカジックのジグヘッドとワームが気になるな~。
ワテも使ってみたいんやけど、どれが自分に合ってるんやろ?誰か教えてくれんやろうか~。
本記事では↑のような要望にお応えすべく、アルカジックのアジング用ジグヘッド&ワームを総まとめにしてみました。
それぞれが細かく作り込まれており、使いどころもハッキリ。アジングの深みをシンプルに追求できる珠玉の製品たちをご覧くださいまし♪
【全4種】アルカジックのアジング用ジグヘッドを一気見!
さて、まずはジグヘッドからいきましょう。
アルカジックのアジング用ジグヘッドは「ジャックアッパー」シリーズを軸に展開されています。ラインナップは↓の4種類です。
- Ar.ヘッド ジャックアッパー
- Ar.ヘッド ジャックアッパー Nano
- Ar.ヘッド ジャックアッパー HW
- Ar.ヘッド ラウンドロック
Ar.ヘッド ジャックアッパー
「Ar.ヘッド ジャックアッパー」はアジング用ジグヘッドの基本モデル。小アジクラスから良型まで対応する万能型です。
水中姿勢の安定度が高いラウンドヘッドを採用しており、リフト&フォールでも巻きの釣りでも高いキャッチ率を叩き出してくれます。
アジの上アゴに掛かりやすいネムリ型フックが採用されており、細軸なので貫通力もバッチリ。強めのフッキング動作を入れてガッチリ掛けたい方におすすめです。
そんな「Ar.ヘッド ジャックアッパー」のラインナップは↓のとおり。
- 重量 → 0.4g / 0.6g / 0.8g / 1.0g / 1.3g / 1.5g
- フックサイズ → #10 / #8 / #6
重量は5種類、フックサイズも3種類揃っており、バリエーション豊富。
フィールドに合わせて、重量やフックサイズを細かく調整できます。
Ar.ヘッド ジャックアッパー Nano
「Ar.ヘッド ジャックアッパー Nano」は小型フックを採用したモデルです。フックサイズは#12となっており、豆アジ・小アジに特化されています。
がまかつの「ナノスムースコート」という技術を使ったフッ素コーティングが施され、刺さりも抜群に良く、鋭さも長持ち。
1本のジグヘッドで多くのアジを獲れるので、コスパも良好です!
ノットがスライドしにくい横アイが採用されているので、スナップを使わない直結び派の方からも人気があります。
そんな「Ar.ヘッド ジャックアッパー Nano」の重量ラインナップは↓のとおり。
0.4g / 0.6g / 0.8g / 1.0g / 1.3g
小アジ・豆アジ特化のジグヘッドなので、フックサイズは#12の1種類のみとなっています。
Ar.ヘッド ジャックアッパー HW
「Ar.ヘッド ジャックアッパー HW」はギガアジ相手にも強引なファイトを仕掛けられる太軸モデル。
ラウンドヘッド、ネムリ針など、「ジャックアッパー」の持ち味を継承しつつ、フック軸がガッツリ強化されています。
「Ar.ヘッド ジャックアッパー HW」の重量ラインナップは↓の3種類。
2.0g / 2.5g / 3.5g
激流ポイントでも素早くリグを入れられる重ためサイズが中心。
「ジャックアッパー」にはない重量がメインとなっているので、どれか1つは持っておきたいところです。
ちなみに、フックサイズは#7を採用。大きすぎず、小さすぎないので、デカアジ以外にも十分に使えます。
Ar.ヘッド ラウンドロック
「Ar.ヘッド ラウンドロック」はアジにメバル、小型ロックフィッシュまで何でもござれの魚種を超えた万能型ジグヘッド。
「ジャックアッパー」がアジ鈎をベースにしているのに対し、ラウンドロックはメバル鈎をベースにしています。
汎用性が高いストレートゲイブを採用し、どんな魚でもガチっとフッキング。特に狙いを絞らないライトゲーム五目に最適です。
フックはヘビーワイヤー(太軸)仕様。不意の大物ゲストが食いついてきても粘り強くキャッチまで持ち込めるってのも利点といえますね。
そんな「Ar.ヘッド ラウンドロック」のラインナップは↓のとおり。
- 重量 → 0.4g / 0.6g / 1.0g / 1.5g / 2.0g / 3.0g
- フックサイズ → #6 / #4
同じ太軸タイプの「ジャックアッパーHW」にはない軽めの重量も豊富です。
スローに漂わせる誘いでデカアジを狙いたいときにも活躍してくれます。
アルカジック製ジグヘッドのアジングでの使い分け
ここまでアルカジック製のジグヘッドを一気見してきましたが、
種類が多くて、いっちょんわからんバイ…!
って方もいらっしゃるかもしれません。そんな方のために、一気見ついでにおすすめの使い分けも紹介しておきます。
基本 → 「ジャックアッパー(#10 or #8)」
まず、15~20cm強ぐらいのアベレージサイズ相手なら「ジャックアッパー」があれば十分!フックサイズは無難に使える#10または#8がおすすめです。
細かく使い分けたい方は0.4g~1.5gの全重量を。
全部買うのはめんどいって方は、0.6g・1.0g・1.5gを持っておけばOKです。ジグ単の釣りにはあらかた対応できます。
激流・激深ポイントのためにHW2.5gを持っておくと安心
「ジャックアッパー」は一番重い重量でも1.5g。流れがめちゃ早かったり、足元からアホみたいに深いポイントにはなかなか対応できません。
そういった特殊なフィールド対策として「ジャックアッパーHW」の2.5gを持っていくのがおすすめです。
軽いジグヘッドだとアジングが成立しない、もしくは、手返しが悪くなるポイントでの手づまりを防げます。
豆アジ → 「ジャックアッパー Nano」
水温が高いシーズンや流れが緩やかな港内の常夜灯周りに溢れかえる豆アジ。やつらは活性ばっか高くて好奇心も旺盛です。
めちゃめちゃアタックしてくるんですが、フックサイズが合わなければ一向に乗らなくて、イライラ・悶絶ってのが夏アジングの風物詩w。
そんなイライラ・悶絶を緩和してくれるのが、「ジャックアッパー Nano」です。
豆アジでも吸い込める小型フックなので、チビスケ相手にも掛ける釣りを楽しめます。
「ジャックアッパー Nano」もできれば全重量。そんなにたくさん持ち歩きたくねえよって方は0.6gと1.0gだけでも持っておくことをおすすめします。
デカアジ → 「ジャックアッパー HW」 or 「ラウンドロック(#6)」
当日の平均サイズが25cmを超えるときには、太軸タイプがあったほうが安心です。
「ジャックアッパー HW」と「ラウンドロック」で対応しましょう。ちなみに、前者には2.0g以上の重量しか揃っていないので
- 軽めの重量(~2.0g)→ラウンドロック
- 重ための重量(2.0g~)→ジャックアッパーHW
てな感じで、重さで分けて必要な重量を揃えていくのがおすすめです。
といっても、25cm超のアジがボコボコ釣れるなんつう太軸無双シチュエーションはかなり稀…。
場所とタイミングの両方に恵まれないといけませんからね。ぶっちゃけ、細軸の「ジャックアッパー」と「ジャックアッパー Nano」だけでほぼ事足りちゃいます。
【全5種】アルカジックのアジング用ワームを一気見!
てことで、次はワームです。アルカジックのアジング用ワームは↓の3種類です。
- 艶じゃこ
- 尺獲ムシ
- 海ゲラ
それぞれの特徴をサクッと見ていきましょう。
艶じゃこ
「艶じゃこ」はパイロットに最適な万能ワームです。ワームの全長はどのサイズのアジからも反応が返ってきやすい1.8インチ。
やや太めのストレートボディーに細身のテールというアジングワームの王道スタイルとなっています。
ですが、「艶じゃこ」はただの王道ワームというわけではありません。シャッドとピンテールを掛け合わせたテールにアルカジックの独自性が詰まっています。
シャッドが出す大きめの波動でアジを寄せ、ピンテールの微妙な振動で最後の一押し!ワームを見に来たアジを高確率で仕留めてくれます。
尺獲ムシ
「尺獲ムシ」は、もう完全に名前からにじみ出る通り、デカアジ狙いに適したロングワームです。
抜群のアピール力を持ち、広範囲からアジをおびき寄せてくれます。
ボディーは太く、リブも深い設計。リフト&フォールで大きく揺らすベーシックな動きだけでなく、潮に流しながらスローに見せていく展開も得意とし、アミパターンにも難なく対応します。
サイズは2.6インチと3.4インチの2種類。汎用性重視なら2.6インチ、小アジをかわしてデカアジだけを仕留めたいなら3.4インチがおすすめです。
↓2.6インチ↓
↓3.4インチ↓
海ゲラ
「海ゲラ」は低活性の個体や豆アジからの反応を得やすい小型ワーム。
アタリが少ない…、バイトがめちゃ小さい…、など渋いな~と思ったときに使いたいアイテムです。
全長は1.2インチと小さめですが、頭でっかちなのでアピール力も決して弱くはありません。
適度に目立ちつつ、プレッシャーは与えづらいって感じですかね。某頭痛薬のような優しさもある、懐が深いチビワームとなっています。
アルカジック製ワームのおすすめ活用法
というわけで、ワームも一気に紹介してみましたが、いかがでしたか?
3種類なのでそこまで迷わないかもですが、一応おすすめの使い分けも紹介しておきます。ざっくり言うと↓のとおりです。
- パイロット → 艶じゃこ
- 小さッ or 渋ッ → 海ゲラ
- デカッ or 活性高ッ → 尺獲ムシ
パイロット → 艶じゃこ
釣り場にアジはいるのか?活性は高いのか、低いのか?などなど、釣り場に着いてまず始めるのは状況の見極めだと思います。
何でもできる偵察隊を海に放り込んで、アジに関する情報を集める必要がありますよね。
そんなときに使うのが「パイロットワーム」ってやつなのですが、アルカジック製ワームの中では「艶じゃこ」が適任者です。
どんなアジからも好かれやすい八方美人的なフォルムとサイズ感を備えているので、群れが入っていれば高確率で反応が返ってきます。
パイロットワームの「艶じゃこ」だけでゲームが成立することもザラです。アルカジック製ワームでゲームを組み立てるなら、絶対に外せません。
小さッ or 渋ッ → 海ゲラ
パイロットを送り込んでも反応が薄い…。もしくは、アタリはあるけど乗らない…。って時にはワームのサイズを落とすのが定石です。
どうやら活性が低そうだ。とか、豆ちゃんばっかやな。と判断した時は「海ゲラ」を投入してみましょう。
お腹が膨れてるから「艶じゃこ」や「尺獲ムシ」は食えねえな…ってアジも「海ゲラ」ならおやつ感覚で食べてくれるかもしれません。
デカッ or 活性高ッ → 尺獲ムシ
逆に、活性が高いとき、小アジを無視してデカアジを獲りたいってときは「尺獲ムシ」の出番!
ワーム自体が長くて目立つので、腹ペコのアジがいれば狂ったように飛びついてきますし、良型のアジも反応しやすいです。
尺獲ムシはデカアジ専用ってわけではない!?
余談なんですが、「尺獲ムシ」は若干名前で損をしてるところがあってですね…。実はデカアジ専用ってわけではないんです。
確かに3.4インチの方はデカアジ専用設計といっていいでしょう。しかし、2.6インチの方は小アジクラスでもそこそこの活性があれば余裕で吸い込んできます。
とりあえずワームを目立たせて高活性な個体から拾いたいってときあるじゃないですか?
そんなときは「尺獲ムシ(2.6インチ)」をパイロット的に運用するのもアリだと思います。
アカジック製ジグヘッド・ワームでアジングを楽しもう!
というわけで、アルカジックのアジング用ジグヘッド&ワームの紹介は以上です!
ライトゲーム界の人気メーカーだけに、かなり考え抜かれた製品構成でしたね。
製品は充実していますが、それぞれの使いどころがハッキリしていて、チョイスに迷いづらいってのもGood。
シンプルながらも深みを追求できるアルカジック製品でアジングを楽しんでみてはいかがでしょうか?