ダイワから発売された新作ワーム「月下美人 シラスビーム」をご紹介。
苦戦しがちな低活性時やアミパターンでもしっかりバイトを引き出せる近代的ワームに仕上がっています。
アジングで悶絶しがちな方は要チェックです。
月下美人から新たなアジングワームが登場!
ダイワの月下美人ブランドから新たなアジング用ワームが発売されました。それがコチラ↓です。
その名も「シラスビーム」。超絶ナチュラルな草食系ワームとでもいっときましょうか。
いや、シンプルすぎな。こんなん、ワイでも作れそうやわ。
って声も聞こえてきそうですが、このシンプル過ぎるフォルムって、今までのワームには無くて、逆に新しいんですよね~。
というのも、アジング用ワームには
- リブを入れたり
- テールを平たくしたり
- テールを割ってみたり
- 扁平にしてみたり
- ボディーを角ばらせてみたり
など、工夫を凝らして波動に変化を加えようとしてきた経緯があります。
言ってみれば、それぞれのワームに何かしらの主張があるってわけです。
自社・他社を含めた既存製品との差別化のためにも、他との違いが重要という側面もあるんでしょう。
ところが、「シラスビーム」にはその主張が”無”!(逆に、その”無”こそが「シラスビーム」の主張だとも言えるんですが…)
何の変哲も無さすぎるのが、かえって新鮮という不思議な新製品なのです。
ここからは、そんな「シラスビーム」の魅力に迫っていこうと思います。
渋さを跳ね返すナチュラル系!「月下美人 シラスビーム」の特徴
ってことで、「月下美人 シラスビーム」の特徴を見ていきましょう。ポイントは↓の4点です。
- 何の変哲もないベーシックすぎるフォルム
- 史上最軟の超ソフトマテリアルを採用
- コアに高濃度集魚オイルを配合
- ハイシーズンの万能サイズ”2インチ”
何の変哲もないベーシックすぎるフォルム
1つ目の特徴は、本記事の冒頭でも申し上げた「変哲の無いフォルム」です。具体的には、
- スリムともファットともいえない太さのボディー
- ボディーから緩やかに先細るピンテール
- アタマからケツまで完全なるノンリブ
といったところが挙げられます。
シンプル過ぎるほどにシンプル。でも、それが一周回って新しい!的な感じです。
これだけシンプルでは、アジから嫌われようがありません。
「月下美人 シラスビーム」のシンプルさは、ご機嫌ナナメなアジを攻略するのに最適なのです。
史上最軟の超ソフトマテリアルを採用
月下美人の長い歴史の中で最も柔らかい素材が使われているってのも「シラスビーム」の特徴です。
ただでさえ柔らかい月下美人ワームの中でも最軟となっており、わずかに水流が当たっただけで、艶めかしく揺れてくれます。
水中映像はコチラ↓。
ナチュラルなのに生命感がひしひしと伝わってくる絶妙なアクションが、何もしなくても発生する…。ステキだ!
コアに高濃度集魚オイルを配合
ワームのコアにはイワシを主とした集魚オイルを配合。味とニオイの効果もプラスされています。
- ニオイで魚を寄せる
- 口に入れば味がするから吐き出しが遅れる
という2つの効果があり、魚を集めつつフッキングまでの時間も稼いでくれます。
つまり、少々誘いが雑でも、少々アワセが遅れても、アジが釣れる確率が高いってことです!
ハイシーズンの万能サイズ”2インチ”
シラスビームの全長は2インチ。
アベレージサイズを中心に、時たま良型も混じる秋~初秋のハイシーズンでの万能サイズに設計されています。
夏場に釣れる超豆アジを相手にするときは、ワームの頭をカットして使えばOK。
汎用性も十分と言えるでしょう。
トレンドも反映したラインナップ!「月下美人 シラスビーム」は全10色展開!
「月下美人 シラスビーム」には全10種類のカラーが揃っています。
ラインナップが充実しているので、カラーローテも展開しやすいですね。
種類が多いので、注目カラーだけピックアップしておきました。
注目カラー①ちりめんじゃこ
1つ目の注目カラーは「ちりめんじゃこ」。
紫外線で発行するケイムラ仕様のクリア系です。マズメ時やデイゲームでの必殺ワームとして機能します。
ワームの透明度が高く、海水の色に近いグリーン系のラメが入っているので、ナイトゲームでは良くも悪くも目立ちません。
デイとナイトで違った顔を持ち、使い勝手の良さも魅力です。
注目カラー②桜ドットグロー
2つ目は、他の月下美人ワームでも多く採用されている高実績カラー「桜ドットグロー」。
アミパターン攻略にめっぽう強い流行りの点発光カラーとなっています。
ワームの全体像はボカしながらも、グローラメが点で光って絶妙なアピール力を発揮。
光が強すぎないぶんアジがスレにくいので、状況にハマれば一つの群れからたくさんのアジをぶっこ抜けるってのも強みです。
注目カラー➂微弱グローレモン
3つ目は他社製品にも採用され、今じわじわきている弱グロー系「微弱グローレモン」。
ゆるく光るグローはアジの活性に関わらず万能に機能します。
「微弱グローレモン」はクリアとソリッドの間をとる”ハーフソリッド”なので、汎用性もGood!
多彩なシチュエーションをカバーしてくれます。
アソートパックも便利!
う~む。カラーが多いのはいいけど、迷っちゃうな~。
あの色も、この色も気になるぅぅぅ…。
って方は全カラーが1本ずつ入ったアソートパックを試してみるのもおすすめです。
実釣でいろいろ試した挙句に気に入ったカラーだけをリピートするってのも賢い選択だと思います。
「月下美人 シラスビーム」の登場シーンはズバリ、低活性!
では、「月下美人 シラスビーム」はどんな時に使うべきなのか?って話です。
お察しだとは思いますが、主な使いどころは低活性時。アジが強めの波動を嫌っていそうな状況です。
もう少し具体的にいえば、水押しが強い系の
- ビビビーム(ファットボディーかつフラットテールで波動が強い)
- アジングビーム(スリムだけどリブがたくさん)
といった定番ワームへの反応が微妙なときに有効ってこと。
リブなしのピンテールが特徴の「シラスビーム」なら、限りなく微弱な波動で超ナチュラルに誘うことができます。
多くのアジンガーが打ちまくっているであろう激戦ポイントでも違いを出せるワームなのです。
パイロットワームとして初っ端から投入するというよりは、渋いな~ってときの2の矢、3の矢として使っていくイメージで使うとハマると思います。
「月下美人 シラスビーム」で無気力アジを攻略しよう!
というわけで、ダイワの新作ワーム「月下美人 シラスビーム」の紹介は以上です。
「シラスビーム」のツルンとしたヌードボディーと超軟度のソフトマテリアルは、食い渋るアジにも口を使わせる切り札になってくれます。
パイロットとしてヘビロテする感じの主役ではありませんが、アミパターンや渋めの状況が多い近年のアジングシーンではそこそこ出番は多いでしょう。
まずは、手軽なアソートパックあたりをGETして、試運転してみてはいかがでしょうか?
ティクト「フィジットヌード」もシラスビーム的運用が可能
ちなみに、「シラスビーム」と似たナチュラル系なら、ティクトから発売されている「フィジットヌード」もおすすめです。
全長こそ2.7インチと長いですが、ボディーは小さくてテールも極細。
全身がノンリブのヌードボディーなので、低活性に強い!(筆者もコイツに何度も窮地を救ってもらいましたw。)