メジャークラフトからエギングロッドの新製品「エギゾースト1G」が発売されました。
エギング入門・ステップアップに最適な設計となっており、お値段も実売1万円台なかばと良コスパ。
大好評の「5G」シリーズのDNAを受け継ぐ新シリーズということもあり、目が離せません。
1メジャークラフト製エギングロッドの全体像をおさらい
まずはメジャークラフト製エギングロッドの全体像をおさらいしておきましょう。
新製品「エギゾースト1G」の登場を踏まえた最新ラインナップは以下のようになっています。
製品 | 実売価格 |
---|---|
エギゾースト5G | 20,000円前後 |
エギゾースト1G【2023NEW】 | 15,000円前後 |
トリプルクロス エギング | 15,000円前後 |
クロステージ エギング | 13,000円前後 |
ソルパラ エギング | 9,000円前後 |
ファーストキャスト エギング | 6,000円前後 |
本記事で取り上げる「エギゾースト1G」は、最高峰ロッドの「エギゾースト5G」のちょい下のグレードです。
エギング入門用や、ソルパラやファーストキャストといった格安入門ロッドからのステップアップに適したアイテムとなっています。
「1G」グレードは他ジャンルにも続々展開

ちなみに、「エギゾースト1G」を含む「1G」グレードはエギング以外のジャンルにも続々登場しています。
シリーズとしても要注目です。
メジャークラフト「エギゾースト1G」の特徴

つづいては「エギゾースト1G」の特徴をチェックしていきましょう。
ブランク
ブランクはキャストと操作の易しさを重視したオリジナルセッティング。
軽い力でもしっかり飛ばせて、シャクりの動作に慣れていないエギング初心者さんでも有効な誘いを繰り出せるよう調整されています。
また、エギングをどっぷり楽しむための軽さ・感度も「エギゾースト1G」の魅力。
これからエギングを本格的に極めていきたいという方の足がかりにもおすすめのロッドです。
ガイド

ガイドには、富士工業のKシリーズを採用。
ラインが絡みづらいフレーム形状が採用されており、細くて軽いPEラインをストレスなく使うことが可能です。
口径やガイド位置は飛距離を重視したメジャクラオリジナルセッティングとなっています。
グリップ

グリップはエギングに最適化された王道セッティング。
キャストや操作時に握りやすく、長時間釣行でも疲れづらいよう配慮されています。
フロント・リアともにEVAをしっかりめに配置しつつ、セパレート式を採用することで無駄な重量カット。
実用性に優れた欲張りデザインといえましょう。
デザイン

「エギゾースト1G」ではブラックを基調としたシンプルなデザインを採用。
バット部では「EGIZAUST」のロゴが存在感を放ちます。
グリップまわりの差し色にはゴールドが使われ、1万円台クラスながらも高級感のある外観に仕上げられいます。
「エギゾースト1G」の解説動画はコチラ
メジャークラフト「エギゾースト1G」の機種ラインナップ

「エギゾースト1G」は全6機種構成。
王道のチューブラーティップモデルが4機種、繊細なアプローチに適したソリッドティップモデルが2機種展開されています。
それぞれのスペック一覧は以下のとおり。
▽チューブラーティップモデル
Model | 全長(ft) | 標準自重(g) | エギ(号) | 継数(pcs) |
---|---|---|---|---|
EZ1-832ML | 8’3″ | 101 | 1.5-3.5 | 2 |
EZ1-862ML | 8’6″ | 104 | 1.5-3.5 | 2 |
EZ1-832M | 8’3″ | 104 | 2.0-4.0 | 2 |
EZ1-862M | 8’6″ | 110 | 2.0-4.0 | 2 |
▽ソリッドティップモデル
Model | 全長(ft) | 標準自重(g) | エギ(号) | 継数(pcs) |
---|---|---|---|---|
EZ1-S862ML | 8’6″ | 104 | 1.5-3.5 | 2 |
EZ1-S862M | 8’6″ | 108 | 2.0-4.0 | 2 |
機種選びのポイント①基本はチューブラーモデル
まず、基本となるのは王道のチューブラーティップモデル。
反響感度と操作性に優れ、クセなく扱える定番セッティングです。
- パワークラス:MLクラスorMクラス
- レングス:8.3ftor8.6ft
ということで、2×2の4パターンからシンプルに選べるようになっています。
レングス・パワークラスの選び分けは、ざっくり以下のように考えると良いでしょう。
機種 | パワークラス | レングス |
---|---|---|
EZ1-862ML | ML(秋エギング寄りのオールシーズン型) | 8.6ft(オールラウンド) |
EZ1-832ML | ML(秋エギング寄りのオールシーズン型) | 8.3ft(操作性重視) |
EZ1-862M | M(春エギング寄りのオールシーズン型) | 8.6ft(オールラウンド) |
EZ1-832M | M(春エギング寄りのオールシーズン型) | 8.3ft(操作性重視) |
チューブラーモデルをショッピングサイトで探す
▽EZI-862ML:秋寄り×オールラウンド
▽EZ1-832ML:秋寄り×操作性重視
▽EZ1-862M:春寄り×オールラウンド
▽EZ1-832M:春寄り×操作性重視
機種選びのポイント②繊細なアプローチに特化したソリッドモデル
繊細なアタリや流速変化の察知など、荷重系情報の収集を得意とするのがソリッドティップ。
ティップに独特な柔らかさがあるため慣れるまでは扱いづらいと感じるかもしれませんが、特性を理解してそれを活かせれば心強い武器となってくれます。
ソリッドモデルをショッピングサイトで探す
▽秋エギング向きなEZ1-S862ML
▽春エギング向きなEZ1-S862M
メジャークラフト「エギゾースト1G」の競合ロッドまとめ
実売1万円台クラスの他社競合ロッド

「エギゾースト1G」の他社競合ロッドについての情報も簡単にまとめておきます。
有力どころは以下あたりです。
上記は実売1万円台クラスの人気エギングロッド。「エギゾースト1G」にとっては強力なライバルとなるでしょう。
競合ロッドをショッピングサイトで探す
※上位グレード「エギゾースト5G」のコスパがエグい

また、「エギゾースト1G」の上位グレードである「エギゾースト5G」の存在も忘れてはなりません。
「エギゾースト1G」よりも5,000円ほど高価なんですが、素材・製法ともに超豪華仕様なんです。
筆者的には5,000円ぐらいの違いなら、「エギゾースト5G」を買うほうが長い目で見ると得するんじゃないかと思っとります。
予算的に実売2万円クラスまで射程圏内という方は、「エギゾースト5G」もチェックしてみてください。
1まとめ

というわけで、メジャークラフトのNEWロッド「エギゾースト1G」の紹介は以上です。
大好評の「5G」グレードの廉価版モデルということで、注目は必至といえましょう。
エギング入門ロッドまたは、ステップアップロッド、サブロッドなど使い道も多彩。
今シーズンのエギングのお伴として検討してみてはいかがでしょうか。
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