ダイワのチニング入門ロッド「シルバーウルフ」の特長とラインナップをまとめました。
高密度カーボンを駆使した本格派仕様ながらもお値段は1万円台という高コスパアイテムです。
手頃かつ高性能なチニング入門ロッドをお探しの方はご注目あれ。
※2023年追加情報:次世代モデルの「23シルバーウルフ」が発売決定!
ダイワ「シルバーウルフ」の特長
てことで、さっそくダイワ「シルバーウルフ」の特長を見ていきましょう。
チニング入門に適したエントリーグレード
ダイワのチニングロッドは「シルバーウルフ」というブランドを中心に展開されています。
ダイワ製チニングロッドの製品と実売価格を一覧にすると↓のとおり。
製品 | 実売価格 |
---|---|
シルバーウルフ AIR AGS | 35,000円前後 |
シルバーウルフ MX | 25,000円前後 |
★シルバーウルフ | 17,000円前後 |
チニングX | 9,000円前後 |
セブンハーフ | 30,000円前後 |
ルアーニスト | 7,000円前後 |
本記事で紹介する「シルバーウルフ」はシリーズの入門機にあたり、比較的手頃なお値段で入手できます。
カーボン含有率の高い「高密度HVFカーボン」を採用
ブランクスには「高密度HVFカーボン」を使用。
通常のカーボン素材よりも樹脂が少なく、カーボン密度が高くなっています。
下位グレードにあたる「チニングX」とカーボン含有率を比較(※2ピースモデルのみ)すると一目瞭然です。
- 「チニングX」のカーボン含有率:88〜91%
- 「シルバーウルフ」のカーボン含有率:96〜97%
軽量・高強度なカーボンの強みが活き、細身でもパワーは十分。チヌの引きにも余裕を持って対応できます。
乗せ性能に優れるソリッドティップモデルが軸
「シルバーウルフ」は全5機種のうち4機種にソリッドティップが搭載されています。
ソリッドティップには「メガトップ」というテクノジーを適用。
カーボン繊維と樹脂が均一に分散しており、どの方向にもスムーズに曲がります。
- バイトへの追随
- 潮流の変化の察知
- 違和感的なアタリの伝達
といったソリッドティップの利点を存分に活かせます。
プラグ用モデルにはチューブラーティップを採用
ちなみに、チューブラーティップが採用されているのはプラグ用モデルの”73ML”のみ。
- ロッドワークによるルアー操作のキレ
- 素早いフッキング
といった、プラグゲームで重要となる性能を考慮してのチョイスでしょう。
操作性の高いグリップ
リールシートについては公式ページの記載はないものの、見た目的にVSSシートでしょう。
アップロック式が採用され、指先にたっぷりとEVAが当たるセッティングです。
ロッドを寝かせた状態での操作がしやすい形状なので、巻きや横方向へのロッドアクションを多用する方にマッチします。
ダイワ「シルバーウルフ」の機種ラインナップ
ダイワ「シルバーウルフ」は全5機種構成となっており、スペックの一覧は↓のとおり。
機種 | ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|---|
73ML | チューブラー | 2.21m | 87g | 4~18g |
76L-S | ソリッド | 2.29m | 89g | 2~12g |
76ML-S | ソリッド | 2.29m | 91g | 4~18g |
710ML-S | ソリッド | 2.39m | 96g | 4~18g |
78ML-S-4 | ソリッド | 2.29m | 100g | 4~18g |
各機種の特徴をサクッと紹介しておきます。
シルバーウルフ 73ML
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
チューブラー | 2.21m | 87g | 4~18g | 2本 |
プラグの操作に最適化された「シルバーウルフ」の最短モデル。
全モデルのなかで唯一チューブラーティップが採用され、ルアーを機敏に操作することが可能です。
プラグ用モデルとはいえ、ジグ単ゲームにも対応するので、オールシーズン使えます。
シルバーウルフ 76L-S
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
ソリッド | 2.29m | 89g | 2~12g | 2本 |
柔らかめの竿調子を採用した「シルバーウルフ」随一のフィネスモデル。
操作性がダルくならないよう、ソリッドティップには適度な張りが残してあります。
思い通りにリグを操作しつつ、しっかり食わせることができる1本です。
シルバーウルフ 76ML-S
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
ソリッド | 2.29m | 91g | 4~18g | 2本 |
全5機種のなかで最も汎用性が高いセンターモデル。
ボトムゲームにプラグ、メタルバイブなどなど、多彩なルアーを操ることができます。
どれにしようか迷った方は、とりあえず「76ML-S」がおすすめです。
シルバーウルフ 710ML-S
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
ソリッド | 2.39m | 96g | 4~18g | 2本 |
長尺を活かしたダイナミックなキャストが持ち味のロングモデル。
飛距離が求められるオープンエリアの攻略に適し、より広範囲のチヌにアプローチできます。
強風時や足場の高いフィールドでも使いやすく、タフコンディションへの対応力も魅力です。
シルバーウルフ 76ML-S-4
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
ソリッド | 2.29m | 100g | 4~18g | 4本 |
携帯性の高い4ピース仕様のパックロッド。バイクや自転車釣行、出張・旅行のお伴に最適です。
全長7.6ft、ルアー重量キャパ4〜18gということで、スペック的にもチニングの王道をいく仕様。
どんなフィールドにも適応するので、初場所の攻略時でも安心です。