ステップアップ機として人気のメバリングロッド「月下美人MX」の特長と機種ラインナップをまとめました。
ダイワテクノロジーをしっかり乗せつつ、お値段は2万円台。
これからメバリングに本腰を入れたい!って方におすすめの製品となっています。
ダイワ「月下美人MX」の特長
本記事で取り上げる「月下美人MX」は、月下美人のメバリングロッドの中で2番目にリーズナブルな製品です。
本記事で紹介するダイワ製メバリングロッドは全6製品が揃います。製品と実売価格を一覧にすると↓のとおり。
製品 | 実売価格 |
---|---|
20月下美人メバル | 14,000円前後 |
★18月下美人MX | 25,000円前後 |
19月下美人AIR AGS | 35,000円前後 |
18月下美人EX AGS | 55,000円前後 |
入門ロッドでのメバリングに慣れ、もう少し性能の高いロッドが欲しくなってきたって方のステップアップ機として人気があります。
ブランクスのメイン素材は「HVFカーボン」を採用。
樹脂量が少なくカーボン密度が高いので、細くて軽くて丈夫なブランクスに仕上がっています。
ブランクス関係のテクノロジーには、「X45」もラインナップ。
縦・横だけでなく、斜め方向にもカーボン繊維を巻くことでネジレ耐性を強化する機構です。
どの方向に曲がっても安定したパワーが発揮されるので、状況に合わせて様々な方向にロッドを倒すメバリングでは大きなアドバンテージとなります。
ガイドは、軽量・高強度のチタンフレームにSiCリングというセッティング。
先重りが少なく、ラインへのダメージも最小限になるよう調整してあります。
オリジナル形状のショートグリップを採用しているというのも特長のひとつ。
ブランクスタッチしやすいフロントグリップレス構造なので、敏感な指先でアタリや地形変化を感じていけます。
ソリッドティップモデルには、定番の「メガトップ」を採用。
カーボンと樹脂のばらつきが少なく、どの方向の負荷に対してもスムーズに追随します。
メバリングで主となるリトリーブ中のバイトも逃しません。
ダイワ「月下美人MX」のラインナップ
ダイワ「月下美人MX」には、スピニング3機種、ベイト1機種の全4機種がラインナップされています。
スペックの一覧は↓のとおりです。
機種 | 対応リール | 全長(m) | 自重(g) | ルアー重量(g) |
---|---|---|---|---|
68LS-S | スピニング | 2.03 | 65 | 0.5-8 |
74ULS-S | 〃 | 2.24 | 68 | 0.3-5 |
78MLS-S | 〃 | 2.34 | 80 | 1.5-10 |
72MLB | ベイト | 2.17 | 87 | 3-14 |
各機種の特徴をサクッとまとめておきます。
月下美人MX 68LS-S
取り回しと操作性を重視するなら、ショートモデルの「68LS-S」がイチオシ。
キャスト・操作精度が高いので、ストラクチャーの際などをタイトに攻められます。
Lパワーが採用されており、MAX8gのリグを背負えるというのも強み。
基本のジグ単・プラグに加え、スプリットや軽めのキャロ・フロートまで対応し、汎用性も高めです。
月下美人MX 74ULS-S
ジグ単・プラグを使ったオーソドックスな攻めには定番の「74ULS-S」がおすすめ。
リトリーブ時に乗せやすいしなやかさがあり、違和感的なアタリもしっかり掛けにいけます。
月下美人MX 78MLS-S
フロートをつけて遠投し、広範囲を探れるロング&パワーモデル。
MAX10gのリグを背負える設計なので、サーチ範囲がかなり広がります。
スレていない沖のメバルを狙うことができ、ハイプレッシャーエリアにも強いです。
月下美人MX 72MLB
良型メバルを狙うためのベイトフィネスモデル。
ベイトタックルならではの手返しと操作性で、スピーディーかつテクニカルな攻めを展開できます。