待望のウエイト拡充!「ストリームヘッド TG」がアツすぎる。

34から新たに発売されたジグヘッド「ストリームヘッド TG」をご紹介。

従来版「ストリームヘッド」に欲しかった重量が揃い、タングステンの利点も生きます。

鬼深・急流・爆風といったタフなシチュエーションを攻略する切り札になるので、要チェックです!

目次

34から「ストリームヘッド TG」が登場!

34から新しいジグヘッド「ストリームヘッド TG」が発売されました。

名前からおおかた想像できると思いますが、「ストリームヘッド」のタングステンVer.です。

重量ラインナップは2.5gと3.0gの2種類!

34好きならこの重量にピンとくるはずです。もしかしたら、待ち望んでたんじゃないでしょうか?

そうです。従来の「ストリームヘッド」にはない重量ですからね。34ファンの筆者としては、非常にうれしいラインナップ拡充でした。

重ためジグヘッドが活きるのはこんなとき

出典:34

確かに、2g超の重ためジグヘッドは使うシチュエーションが少なく、活躍の場は多くありません。

不要っちゃ不要かもですが、それが活きるシチュエーションはちゃんとあります。

具体的に、重いジグヘッドが必要になるのは↓のようなケースです。

  • めちゃ深い
  • めちゃ流れが速い
  • めちゃ風が強い

逆に言えば、こういった状況では重たいジグヘッドを使わざるをえません。

その理由をサクッと解説します。

軽いジグヘッドをめちゃ深いポイントで使うと?

軽いジグヘッドをめちゃめちゃ深いポイントで使うと、リグを任意のレンジに送り込むのに時間がかかりすぎます。

キャスト後に毎回60カウントとか100カウント入れていくのは、例え釣れたとしても苦行でしかありません。

アジングでは、できれば30カウント以内、長くても50カウント以内でレンジを切っていきたいところです。

なので、めちゃ深いポイントでは沈下速度が速い重ためジグヘッドが必要になります。

軽いジグヘッドをめちゃ流れが速いポイントで使うと?

軽いジグヘッドを急流ポイントで使うと、あっという間に流されてしまいます。

潮上にジグヘッドを入れたとしても、一瞬で潮下まで流されちゃって、レンジを刻むどころじゃありません。

ドリフト幅が大きくなるのは良いことですが、釣れるレンジを瞬殺で通過しちゃうのはよろしくないです。

急流下でアジを釣るには、流れに負けすぎない重ためのジグヘッドを使っていかなければなりません。

軽いジグヘッドを強風時に使うと?

強風時に軽いジグヘッドを使うと、ラインを風に取られて操作感が失われてしまいます。

テンションを感じられる程度にラインを押さえてくれる重量を選ぶ必要があるんです。

爆風時では、リグの操作が効き、アタリも取れるジグヘッド重量が2g超になることもあります。

重ためのジグヘッドは、想定以上の風に対する保険としても役に立つんです。

ダイヤモンドヘッドには重ためのヤツがあるけど…?

出典:34

従来の「ストリームヘッド」の重量ラインナップは0.3〜1.8g。

34縛りでアジングをするなら、2g超のジグヘッドは「ダイヤモンドヘッド」で揃えるしかありませんでした。

(ダイヤモンドヘッドには2.5gと3.0gもラインナップされているので)

しかしながら、ダイヤモンドヘッドは、ストリームヘッドよりもフックサイズがやや大きいんです。

それでいて、2.5gと3.0gだけ太軸仕様…。

  • フックがでかい
  • 太軸

の2点には、実は少しやっかいなことがあるのです。

フックでかいと吸い込みが悪い

「ダイヤモンドヘッド」は、「ストリームヘッド」よりもフックサイズがやや大きいです。

なので、「ダイヤモンドヘッド」では、アジのサイズが18cmを下回ってくるとやや掛けにくくなります。

激しめのオープンゲイブということもあり、上手にフックポイントまで吸ってくれていないのでしょう。(特に低活性時は)

太軸だと刺さりが悪い

アジングでは、尺超えがじゃんじゃんヒットする状況じゃなければ基本的に太軸は不要です。

(太軸では貫通力が悪くなっちゃいますので。)

34的なジグ単アジングを成立させるロッドのキモとなるのが

  • 初期がかりまでのレスポンスを上げるショートレングス(短い)
  • 荷重変化を読みやすいスローテーパー(柔らかい)

というポイントです。

潮を読みながらのジグ単アジングを展開するうえで有利な点は多いんですが、それなりの弱点も秘めています。

それがコチラ↓。

  • 短い→フッキングストロークを確保しづらい
  • 柔らかい→ティップが負けるぶんパワーの伝達効率が悪い

つまり、フッキングが遅れやすいってことです。

太軸かつ重たいジグヘッドを使うなら、この弱点は顕著になります。

だから「ストリームヘッド TG」が活きる

出典:34

前述のとおり、太軸かつフックサイズがちょっと大きい「ダイヤモンドヘッド(2.5g/3.0g)」には、弱点があります。

その弱点を緩和してくれるのが、「ストリームヘッド TG」なのです。理由はコチラ↓。

  • フックの形状・サイズが最強
  • 貫通力が高い細軸

フックの形状・サイズは最強

出典:34

「ストリームヘッド」はアジング界の先駆者である34の知恵が注ぎ込まれた主力ジグヘッド。

フックの形状・サイズは、控えめに言っても最強です。

初期掛かりが鬼のように速いので、少々アワセが遅れても余裕を持ってフッキングできます。

ストロークが浅くて、ティップが負けたとしても、フッキング→キャッチまで持ち込みやすいです。

豆アジ(アンダー15cm)が相手ではさすがに苦戦しますが、小アジ〜尺アジ程度をターゲットにするなら、「ストリームヘッド」は高い汎用性を発揮します。

貫通力が高い細軸

「ストリームヘッド」は細軸仕様なので、太軸のジグヘッドより貫通力が高いです。

さすがに、重さによるティップの負けはカバーできないものの、太軸の「ダイヤモンドヘッド(2.5g/3.0g)」より貫通が速いことは間違いありません。

「ストリームヘッド TG」にはタングステン製の良さも加わる

出典:楽天市場

「ストリームヘッド」への2.5g・3.0gの追加は、鉛製であってもうれしいもの。

でも、タングステン製というのがもっとうれしいポイントなのです。

深い/流れが速いポイントをより攻略しやすい。

タングステン製ジグヘッドは、通常の鉛製ジグヘッドよりも比重があり、沈下速度が速いです。

深いポイントも、流れが速いポイントも攻略しやすく、ヘビージグ単の強みをより一層引き立ててくれます。

鉛製JHよりもヘッドサイズを小さくできる

タングステンは比重が高いぶん、同じ重量の鉛製ジグヘッドよりもヘッドサイズを小さくできます。

空気抵抗が少なくなることでキャスト飛距離も稼げますし、小型のワームを合わせたときの見た目もキモさもありません。

実釣的にも、ビジュアル的にもメリットがたっぷりなのです。

「ストリームヘッド TG」。これは買うしかない。

というわけで、34のNEWジグヘッド「ストリームヘッド TG」の紹介は以上です。

  • めちゃ深い
  • めちゃ流れが速い
  • めちゃ風が強い

という状況では、とっても心強い味方となってくれます。

お値段は3個で550円(税抜)と少し高めですが、その価値は十分にアリ!

これは買うしかありませんぞ。

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