釣りやキャンプなどのアウトドアシーンには欠かせないクーラーボックス。
空前のアウトドアブームの到来とともに、多彩なアイテムが発売されています。
さて、今回紹介するのはシマノから発売された新作クーラーボックス「ヴァシランド」。
最大13日間も氷を保持できる超高機能モデルとなっています。
シマノ「ヴァシランド」の特徴
規格外の氷保持力!最大13日間溶け残る!?
シマノの新作クーラーボックス「ヴァシランド」の一番の魅力は、なんといってもその保冷力です。
いくつかのグレードがラインナップされているのですが、なかでも特に高性能なグレードの最大氷保持期間はなんと13日(312時間)。
「なんじゃそりゃ!」っていいたくなるレベルの保冷力ですよね。
数日間に及ぶ釣りやキャンプでも氷を補充する必要がないので、泊まりがけでの外アソビが多い方にとってはかなりありがたいところ。
ただし、13日という最大氷保持期間については、以下の条件つき。
- 容量比40%の氷を入れて
- 30℃・9時間+20℃・15hという条件で保管後に氷重量を測定
実際に使う際は、氷は容量比40%も入れないかもしれませんし、開閉も多くなるかもしれません。
てことなので、氷保持期間はスペックの表記よりも多少は短くなると思っておいた方が良いでしょう。
「ヴァシランド」には全4グレード構成となっており、それぞれの氷保持期間は以下のとおり。
VACILAND PRO | VACILAND EL | VACILAND ST | VASILAND VL | |
---|---|---|---|---|
40L | 13日間 | 9.5日間 | 6日間 | 5日間 |
32L | 11日間 | 8.5日間 | 5.5日間 | 4.5日間 |
※容量比40%の氷をクーラーボックスに入れ、30℃9h-20℃15hで保管後に氷重量を測定。氷が溶けきるまでの時間を算出。社内試験での結果です。条件により保冷力は異なります。
出典:シマノ
最もリーズナブルな「VL」グレードでも、一般的なクーラーボックスと比べるとかなりの保冷力を誇ります。
予算や用途に合わせて選べるグレード展開はうれしいポイントですね。
高い保冷力の源となるのは?
「ヴァシランド」の高い保冷力の源となる項目はいくつかあります。
最も大きな要因は、グレードに合わせた厚手の断熱材が使われていること。
上記のように、グレードごとの用途にあった断熱材が使われています。
よりハイグレードなモデルには、真空パネルをたっぷり使用することで、圧倒的な保冷力を担保しています。
保冷力を上げる2つ目の仕掛けは、高密度設計。
「ヴァシランド」は、通常のクーラーボックスと比べてパッキンの潰し量が多くなるよう設計されています。
これによって密閉性が高くなり、冷気が漏れづらくなっているわけです。
パッキンの潰し量を増やしても、小さな力で開閉できるよう、レバーがパワーアップしているというのも注目ポイント。
力を入れずとも快適に開閉できるよう配慮されています。
また、クーラーボックスの底面と地面との間にスキマができるようデザインされており、この点も保冷力アップに貢献します。
地熱の影響を受けづらくなり、内部の空気が無駄に温まることがありません。
クーラースタンドなしで地面に直置きしても、しっかり保冷してくれるってのもナイスですね。
保冷力だけでなく、機能性もGood!
「ヴァシランド」は保冷力だけでなく、機能性もハイレベル。
フタは両開きで取り外しもできますし、
片手でも両手でも持てるよう設計されていますし、
がっつり座っても問題ないほどに丈夫ですし、
水抜きもワンタッチでいけちゃいます。
たくさんのクーラーボックスを開発してきたシマノ社ならではの気配りも素敵ポイントです。
内寸の設計にもこだわりが
もちろん、内寸の設計もしっかり考え抜かれています。
40Lモデルは2Lペットボトルを、32Lモデルは1Lペットボトルを縦置き可能。
底面は、一般的な保冷剤や板氷がスッキリおさまるので、スペースのムダも少ないです。
両サイズともに内寸に約46cmの長さがあり、そこそこ大型の魚もそのまま放り込めちゃいます。
シマノ「ヴァシランド」の価格とラインナップ
シマノ社のこだわりが詰まった高級クーラーボックス「ヴァシランド」は全4グレード構成。
価格やカラー、スペックの一覧は以下のとおりです。
定価は37,000〜93,000円。クーラーボックスにしてはめちゃ高額で、買うのには勇気が必要です…。
とはいえ、クーラーボックスは釣りやキャンプ、その他もろもろのシーンで活躍するアイテム。
高機能であればいろいろなイベントが快適になります。
クーラーボックスの使用頻度が多い方は、一考の価値アリです。