ダイワから発売されているショアジギング・キャスティングロッド「ショアスパルタン ブレイクスルー」をご紹介。
高度なマテリアル・テクノロジーを擁し、バッチバチの性能に仕上がったハイエンド機となっています。
地磯モデル・沖磯モデルが揃い、本格的なショアジギング・キャスティングゲームを強力にサポートしてくれるアイテムです。
ショアジギ&キャスに本気な方は見逃せませんぞ。
ダイワ「ショアスパルタン ブレイクスルー」の特長
まずはダイワ製ショアジギング・キャスティングロッドの全体像をチェックしておきましょう。
製品の一覧はコチラ↓です。
製品 | 実売価格 |
---|---|
ショアスパルタン ブレイクスルー(★) | 6万円台〜 |
ショアスパルタン コースタル | 3万円台〜 |
ショアスパルタン スタンダード | 2万円台〜 |
オーバーゼア AGS | 5万円台〜 |
オーバーゼア グランデ | 3万円台〜 |
オーバーゼア AIR | 2万円台〜 |
オーバーゼア | 1万円台〜 |
ジグキャスターMX | 2万円台〜 |
ジグキャスターTM | 1万円台〜 |
ジグキャスター ライト | 1万円台〜 |
ジグキャスター | 1万円台〜 |
本記事で紹介する「ショアスパルタン ブレイクスルー」はダイワの人気シリーズ”ショアスパルタン”の最高峰モデル。
ダイワの先進テクノロジーが詰まった超本格派のショアジギング・キャスティングロッドとなっています。
てことで、仕様を詳しく見ていきましょう。
ブランクスに”HVFナノプラス”を採用
ブランクス素材には”HVFナノプラス”を採用。
樹脂の量を減らしてカーボン密度を高めることで、軽くて強度も高いブランクスに仕上げてあります。
素材の貢献もあり、先代機よりもブランクスが全体的にスリム化されているのも注目ポイント。
キャスト時の振り抜けがよく、1日を通して気持ちよく投げ続けることができます。
”X45”でネジレ防止
ブランクスには”X45”も適用されています。
斜め方向のカーボンを入れることで、ネジレへの耐性を向上。
キャスト時のブレを抑え、縦横無尽に走り回る大型回遊魚にも力負けしません。
ショアジギング・キャスティングロッドには欠かせない技術となっています。
”V-ジョイントα”で継部を補強
継部には”V-ジョイントα”が適用されており、1ピースロッドのように違和感なく曲がります。
ジョイント部からパワーが逃げづらく、しっかりとタメて引きをいなすことが可能。
魚を素早く疲れさせ、釣り人の疲れを軽減するありがたいテクノロジーです。
ガイドはコンセプトごとに使い分け
ガイドは機種のコンセプトによって使い分けられています。
地磯コンセプトの2機種(106MH・103H)には、チタンフレーム&SiCリングを搭載。
振り抜けが良いので精度の高いキャストを繰り返すことができます。
長時間振っても疲れづらく、少ないチャンスを確実にものにできるセッティングです。
沖磯コンセプトの3機種(100HH・99XH・83XXH)には、ステンレスフレーム×SiCリングを搭載。
線径が太く、高負荷に強いステンレスフレームを採用することで、パワーファイト時の安心感を担保しています。
大物を獲るためのこだわりグリップ
グリップ部にも開発陣のこだわりが込められています。
まずはフォアグリップ。先代機のものよりも延長されており、グリップ位置の自由度が上がっています。
リアグリップも長めにとってあるので、両手でガシッと鷲掴みにすることが可能。
エンドはソフトギンバル仕様。ファイト時は腰を入れて粘れます。
ダイワ「ショアスパルタン ブレイクスルー」の機種ラインナップ
「ショアスパルタン ブレイクスルー」は全5機種展開となっており、地磯・沖磯の2コンセプトに分かれます。
地磯コンセプト(2機種)
機種 | 全長 | 自重 | キャスト重量 | プラグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|---|
106MH | 3.20m | 298g | 15ー60g | 20ー80g | 2本 |
103H | 3.12m | 308g | 20ー80g | 30ー100g | 2本 |
手軽に行ける一方、激戦になりやすい地磯攻略に特化したモデル。
がっつり飛ばせるレングスと、シャープに振り抜いてコントロールできるチューニングを採用しています。
- 106MH:ヒラスズキ・青物兼用モデル
- 103H:ショアジギング・プラッキング特化モデル
を基準に選ぶのがおすすめです。
沖磯コンセプト(3機種)
機種 | 全長 | 自重 | キャスト重量 | ジグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|---|
100HH | 3.05m | 396g | 30ー90g | 40ー120g | 2本 |
99XH | 2.97m | 406g | 50ー120g | 60ー160g | 2本 |
83XXXH | 2.51m | 450g | 70ー210g | ー | 3本 |
地磯よりも大物がヒットする確率が高い沖磯コンセプトの3機種はパワー重視のセッティング。
剛性感があり太径のブランクスで大型回遊魚の引きをどしっと受け止めることができます。
沖磯モデルではメインターゲットの重量を機種選びの基準にするのがおすすめ。
中型青物(3〜6kgクラス)狙いなら”100HH”
大型青物(10kgクラス)狙いなら”99XH”
大型青物(10kg超)、GT狙いなら”83XXXH”