純正のシングルハンドルよりも軽いという鬼の性能を持つ「ゼログラダブルハンドルⅣ」をご紹介。
かなりの高級品ですが、リールをより軽く、よりカッコよくしたいって方は要注目です!
人はなぜ、”ダブルハンドル”を使うのか…?
この記事を覗いてくださった方の中には、
そもそも、ダブルハンドルつけてる人ってどんな意図があんの?ダブルじゃないといけない理由があんの?
と疑問に思われている方も一定数いらっしゃるかと思うので、ダブルハンドルのメリット・デメリットを軽くまとめておきます。
まず、メリットとしては
- リールを巻くときにノブを探さなくていい
- 回転が安定しやすい
- 地面に置きやすい
- 見た目がカッコイイ
といったところ。ひっくるめると、「カッコイイし、いろいろと便利」ってことになります。
しかしながら、ダブルハンドルには最悪なデメリットもあるんです。それは、タックル重量が重くなること。
通常は1本しか出ていない枝が2本になるんですから、重くなるのは当然っちゃ当然なんですけどね。
アジングにおいては、タックルの軽さは感度に影響する重要事項です。1gでも軽いに越したことはありません。
ですが、基本的にダブルハンドルを使うとノーカスタム状態よりもリールが重くなっちゃいます。だからハンドルのカスタムに二の足を踏むってユーザーも多いんです。
そんな悩みを解決するのが34「ゼログラダブルハンドル」
ただ、前述したようなダブルハンドルのデメリットを覆す化け物アイテムがあります。それが本記事で紹介する34の「ゼログラダブルハンドルⅣ」です。
ダブルハンドルなのに、メーカーの純正ハンドルよりも軽くなるという、謎の逆転現象を引き起こすカスタムパーツとなっています。
そのお値段はなんと2万円超!中堅リールが1台買えちゃうぐらいの高級品…。なのに人気があるんです。
34「ゼログラダブルハンドルⅣ」のスペックをチェック!
てことで、チートアイテムである「ゼログラダブルハンドルⅣ」のスペックを見ていきましょう。チェックするポイントは↓のとおり。
- 重量
- ハンドルピッチ
- ハンドル素材
- ハンドルノブ素材
重量
一番注目すべきは重量。これがめっちゃ軽いんですわ。ダイワ用とシマノ用、それぞれの自重は↓のとおり。
- ダイワ:11.1g
- シマノ:11.6g
ダブルハンドルなのに11.1gは軽すぎですよね。
いや、11gって言われても、どんだけ軽いかわからんわ!
って方もいらっしゃるかと思いますが、後ほど他のハンドルと比較していきます。しばしこのまま読み進めて頂けると幸いです。
ちなみに先代の「ゼログラダブルハンドルⅢ」の自重は↓。
- ダイワ:15.1g
- シマノ:15.6g
どちらも4gの軽量化に成功している点にも注目です。
ハンドルピッチ
「ゼログラダブルハンドルⅣ」のハンドルピッチは65mm。回転径が小さいので、手首だけで軽くリーリングできます。ライトゲームには持ってこいの仕様です。
ハンドル素材
ハンドルにはアルミニウム合金の一種である「超々ジュラルミン」という素材を採用。丈夫なのに軽いというチート性能を誇り、圧倒的な軽さの源となっています。
ハンドルノブ素材
ハンドルノブはアクリル製。硬度が高いので、小さな振動をも漏らしません。ハンドルノブからもアタリを感じることができちゃいます。
34「ゼログラダブルハンドルⅣ」を他のハンドルと比較
ここからは、”軽さ”が武器の「ゼログラダブルハンドルⅣ」は、他と比べてどうなんか?って話です。
- 「20ルビアス」の純正ハンドル
- 激安ダブルハンドル「ゴメクサス」
- 超軽量の高級ハンドル「エアステア」
と重さを比較してみました。
ダイワ「20ルビアス」の純正ハンドルと比較
まずは、ダイワの大人気リール「20ルビアス」から。
ライトゲームに振った性能を持つリールなので純正ハンドルも十分軽いんですが、ゼログラダブルハンドルと比較すると↓のとおりです。
- 20ルビアス→14.1g
- ゼログラダブルハンドル→11.1g
いや、ダブルハンドルの方が3gも軽いってどんだけ~?って話ですよね。純正ももうちょい頑張れたんじゃないかって思えるほどにw。
激安ダブルハンドル「ゴメクサス」と比較
次に、「ダブルハンドルは普通なら着けたらこんだけ重くなるぞ!」とわかる比較をします。
激安のダブルハンドルの「ゴメクサス」です。「ゼログラダブルハンドルⅣ」と重量を比較すると↓。
アイテム | ダイワ用 | シマノ用 |
---|---|---|
ゴメクサス | 34g | 36g |
ゼログラⅣ | 11.1g | 11.6g |
まさに雲泥の差です。
仮に150gの「20ルビアス」に合わせるなら、まず150gからルビアスの純正ハンドル14gを引いて136g。
それぞれのハンドルを付けたときの重量は↓のとおりです。
- ゼログラダブルハンドルⅣ→136g+11g=147g
- ゴメクサスダブルハンドル→136g+34g=170g
実に23gもの差が出ちゃうんです。
「ゴメクサス」は見た目こそカッコイイですが、自重はお値段なりといえます。
装着したら、せっかくの軽量リールを思い切り重くするデチューンになってしまうわけです。
(逆に、リールを重くしてタックルバランスを調整したいって方にとっては好都合ですが。)
人気のシングルハンドル「エアーステア33」と比較
続いてはシングルハンドルの人気アイテム「エアーステア33」。
こちらも約2万円コースの高級ハンドルとなっています。(ガチ勢の方々がこぞって使うやつです。)
「エアーステア33」と「ゼログラダブルハンドルⅣ」の重量を比較すると↓。
アイテム | ダイワ用 | シマノ用 |
---|---|---|
エアーステア33 | 9.4g | 9.8g |
ゼログラⅣ | 11.1g | 11.6g |
さすがに、超軽量シングルハンドルには敵いませんね。
しかし、その差は2g未満。ダブルハンドルなのに健闘しすぎだと思いませんか?
実際、これぐらいの差だったら重さが気になることはないでしょうね。
34「ゼログラダブルハンドルⅣ」はどのリールに付けられるの?
ここまで読み進めて下さった方の中には、
「ゼログラダブルハンドルⅣ」いいね。でも、果たしてワイのリールにもつくのか?
という疑問に思われた方もいらっしゃるでしょう。
でも、ご安心ください。アジングによく使われる人気リールにはあらかた対応しています。
適合する人気リールをざっくり挙げると↓のとおり。
ダイワ製リール | シマノ製リール |
---|---|
20ルビアス / 19バリスティックFW / 18イグジスト / 18カルディア / 17セオリー など | 19ヴァンキッシュ / 19ストラディック / 18ステラ / 18ソアレBB / 16ヴァンキッシュ など |
1万円クラス以上のリールなら、ほぼ適合しますね。
(※番手やその他に対応する機種については公式ページでご確認ください。)
34「ゼログラダブルハンドルⅣ」のカラーは4種類展開
「ゼログラダブルハンドルⅣ」のカラーは計4色展開となっています。
カラーの一覧は↓。
- チタンネイビー(スペシャルショップ限定)
- ブラック
- ガンメタ
- シャンパンゴールド
バラエティーに富んだ4カラーなので、いろんなロッドやリールに合わせやすいですね。
リールバランサーを合わせるのもおすすめ
ちなみに、34からはハンドルキャップに装着するリールバランサーも発売されています。こちらも「ゼログラダブルハンドルⅣ」に合わせた4カラー展開。
タックルバランスを調整したい、リールを置き傷から守りたいって方におすすめです。(※適合機種の確認は公式サイトにてお願い致します。)
34「ゼログラダブルハンドルⅣ」でリールを変身させよう!
というわけで、「ゼログラダブルハンドルⅣ」の紹介は以上です!
お値段は2万円超でハンドルにしては高額ですが、導入する価値は十分にあると思います。
ロッドやリール本体と比べると投資価値が薄いってのは否定しませんが、釣り予算に余裕ができたな~って時に検討してみてはいかがでしょうか?