徐々に暖かい日も増えていますが、皆さんもフィールドに向かうことが増えているのではないでしょうか。
筆者の通う琵琶湖では、例年冬になると北湖でジグヘッドスイミング(ミドスト)が強いパターンとなり、高い釣果を上げています。
低水温でも暖かい日が続くようになると、水温は低下がストップして安定したり上昇に転じたりします。
そうなるとバスはエサを追えるようになりシャローでフィーディングできるようになります。
このような状況で有効になってくるのが、中層でワームを泳がせるジグヘッドスイミング(ミドスト)です。
今回はミドストで使われる代表的なワーム、デプスデスアダーについてご紹介致します。
デプスデスアダーを細かく紹介
デスアダーは、発売されたのが2001年の今からちょうど20年前。20年間使われ続けている超ロングセラーワームです。
発売から誰にでもビッグバスをもたらしてくれるという圧倒的な威力を持っており、その実力は劣るところを知りません。
琵琶湖に通うおかっぱりアングラーにとって、ジグヘッドスイミング、ミドストといえばデスアダーと言われるほどで、冬になると多くの人がデスアダーのジグヘッドリグを持って釣り場に行きます。
ジグヘッドスイミング(ミドスト)以外にもノーシンカー、ダウンショット、テキサス、ジグトレーラーなど万能です。
ビッグバスを狙う実力派の琵琶湖ローカルアングラーはシークレット的使い方をするほど、コアなファンを持っているワームでもあります。
デプスデスアダーの魅力
・細くて柔らかいテール
・ミノーのような扁平ボディー
・ジグヘッドスイミング(ミドスト)と相性抜群
・トレーラーとしても優秀
細くて柔らかいテール
デスアダーのピンテールは細く、細かいリブが設けられているため、わずかな水流でも艶かしくピリピリと動きます。
このテールがピリピリ動くのが、デスアダーのミドストが釣れる大きな要因です。
ミノーのような長細扁平ボディー
リブによってボディー全体で水を良く受け、その結果ノーシンカーではウォブリングしながらわずかに蛇行するように泳ぎ、細長いベイトを捕食しているバスを惹きつけます。
ジグヘッドスイミング(ミドスト)と相性抜群
フックセッティングが多少甘くてもボディーの水受けの良さからちゃんと泳いでくれます。
背骨ができるように大きなフックで重めのジグヘッドを使うとローリングアクション、1.8g以下の軽量で小さなフックのジグヘッドだとテールの揺らめきのみのi字に近いアクションが出しやすいです。
トレーラーとしても優秀
ジグヘッドリグとの抜群の相性を挙げましたがその他のどんなリグにも使い易いのに加えて、チャターやスピナーベイトのトレーラーとしても非常に優秀です。
デプスデスアダーのラインナップ
デスアダーには5種類がサイズ展開されています。
デスアダー3インチ
シリーズ最小サイズ。小規模フィールド、ベイトフィッシュが小さい、タフコンディション下で表層ピクピクやダウンショットなどの食わせのライトリグに相性抜群です。
デスアダー4インチ
4インチはどんな用途・どんな場所にも使えるようになるサイズです。ライトリグ、ミドスト、ライトなカバー打ち用のリグなどに適しています。
ミドストが不慣れな人におすすめしたいのが、この4インチがです。
デスアダー5インチ
テキサスリグなどでのヘビーなカバー打ちから、ノーシンカージャーク、ミドストなどあらゆるリグに適したサイズになります。
チャターやスピナーベイトのトレーラーとしても良く使われるサイズです。
デスアダー6インチ
あらゆるリグで使えるはもちろんのこと、トレーラーにもよく使われるサイズです。
特に、琵琶湖北湖おかっぱりのミドストにおいて1番よく使われるサイズです。
デスアダー8インチ
シリーズ最大サイズ。約20cmのビッグサイズのため玄人好みで、ビッグバスを選んで釣ることができます。
琵琶湖北湖のローカルアングラーの中には8インチのミドストでロクマル以上、10lbオーバーの怪物バスを多数ゲットしている人達もいるくらい破壊力を持つサイズです。
デプスデスアダージグヘッドリグによるミドスト
琵琶湖北湖のおかっぱり冬のパターンと言えば、デスアダー6インチのジグヘッドリグによる中層スイミング、ミドストです。
0.9g〜1.8gの重さに#2〜#1程度の小さめサイズのフックを持つジグヘッドを組み合わせて凄まじい釣果を上げています。
ミドストといえばローリングアクションをイメージする人が多いと思いますが、琵琶湖北湖で冬のパターンとなっているデスアダー6インチのミドストは少し違います。
テールをピリピリさせながら中層をフワフワ泳いでくるようにアクションさせます。イメージはi字に近いと思います。
参考になる映像がありますので、気になる方はぜひご覧になってみてください。
デスアダー以外のデプス製品も要チェック
デプスデスアダーのミドストに挑戦しよう
低水温期のパターンと言えばミドスト。ミドストに最適なデスアダーをご紹介しました。
ミドストって覚えるのにコツがいる釣り方で少し難しく感じますよね。でも、覚えると本当によく釣れます。
筆者も覚えるのに時間がかかりましたが、2020年の初バスは寒風吹き荒れる中でデスアダー4インチのミドストて釣りました。
冬の寒い時期にもめげず初バスを手にしたいそこの「あなた」、デスアダーを使ってミドストにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。