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みなさんは、エサやルアーを口に掛ける釣り方法とは異なる、魚体に直接針を掛ける「引っ掛け釣り」を知っていますか?
ここでは、年配の方を中心に人気のある、「引っ掛け釣り」のマナーや対象魚などを紹介いたします。興味のある方は、決まりを守ってぜひ挑戦してみてください。

ひと味違う釣り方?引っ掛け釣りとは?

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地域によっては「ギャング釣り」なんて呼ばれることもあり、時期的には春から夏にかけて魚が多く集まりやすい河口域やサーフ、堤防などで行われます。

とにかくそこにいる魚にひたすら引っ掛ける釣りなので、魚が入ってくる時期やどのくらいの量が泳いでいるのかが非常に重要になってくる釣りであるのが特徴です。引っ掛かりやすい場所、なかなか引っ掛からない場所がありますので、やはり場所選びも重要です。

地域によって盛んなエリアが

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地域によっても熱量の違いがあり、引っ掛け釣り師が多い河口と、ほとんどいない河口があります。

筆者がよく通う宮城県のエリアでいうと、名取川、阿武隈川周辺で引っ掛け釣り師が多く、それより北のエリアにはほとんどおらず、年配の方はクロダイ狙いのフカセ釣りをしていることが多いように感じます。
宮城県南部では、若者はほとんどがルアーアングラーで、年配の地元アングラーと思われる引っ掛け釣り師が自転車で釣り場に訪れ、友人と世間話をしながら引っ掛け釣りを楽しむ様子がみられます。

絶対に守ろう!引っ掛け釣りのマナー

引っ掛け釣りは一般的な釣り方法とは少し違うため、マナーや注意点がいくつかあります。また、針の特徴からも、特に周りに注意を払いながら釣りをしたいですね。

釣った魚は食べることを前提に

引っ掛け釣りは魚へ針を貫通させて釣りあげますので、魚に取ってダメージの大きいものになります。
魚はリリースできる状態にはなく、食べることが前提になる釣りです。食べきれない量を釣ることや、釣り場に魚を捨てるといった行為は絶対にやめましょう

禁止されている場所も

一部の地域では、引っ掛け釣りが禁止されていることがあります。「知らなかった…」は言い訳にはなりませんので、引っ掛け釣りが可能な場所であるかの有無を事前に確認する必要があります。

また、地域によっては指定魚種の引っ掛け釣りが禁止されていることもあります。市や町のホームページや、漁業関係のホームぺージから情報を確認し、ルールを守って楽しみましょう。

人が多い場所では適さない釣り

引っ掛け釣りのデメリットとして、魚が散るといわれることがあります。

これは重量のあるオモリを使うことで着水音が大きいこと、ボトムをズル引きして大きな砂煙をたててしまうことなどが原因になっているかもしれません。

エサ釣りやルアー釣りのアングラーのすぐそばで釣りをすることは控え、一定の間隔を保って楽しみましょう。

釣りの基本!遠投時は周りに注意

注意事項を十分に理解したら、引っ掛け釣りを楽しみましょう。

魚に針を引っ掛ける釣りということで、複数の針が付いた仕掛けを使います。大型の魚が引っ掛かることもありますので、針の強度の高さも十分なものを用意したいです。

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引っ掛け釣りでの狙い方

  • セイゴ
  • ボラ
  • マゴチ
  • ヒラメ
  • カレイ

引っ掛け釣りで狙える魚は、主にこれらです。群れになって泳いでいる魚や、底物を狙います。

キャスト後の操作方法としては、真上や真横に大きくしゃくるアクションを行い、底物を掛けたいときにはボトムのズル引きを行います。定期的に竿をしゃくるときに、魚を引っ掛けるイメージですね。
魚体に針が刺さると、魚は口に針が掛かったときよりも激しく暴れることがあります。引きの強さも引っ掛け釣りの大きな魅力です。

引っ掛け釣りは場合によっては数投ごとに魚が掛かり、ルアーマンではあり得ないヒットの頻度になることもあります。基本的には撒き餌などのエサも必要なく、手が汚れることや毎回新鮮なエサを用意する必要もありません

まとめ

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「邪道」と言われることもある引っ掛け釣りですが、古くからある釣り方法でハイシーズンには毎日と言っていいほど引っ掛け釣りを楽しむ方がいることも事実です。
エサ釣りやルアーとはまた違う楽しみ方が可能な釣りで、そこにいる魚を引っ掛ける釣りは、何が釣れるかわかならい、大きさも予想できないといった楽しみ方がある釣り方法で奥深いと言われます。

引っ掛け釣りはルールとマナーを守り、安全に楽しみましょう。

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