ワカサギ釣りは、風光明媚な白銀の世界で釣りを楽しむことができる一方、冬の自然湖特有の厳しい寒さとも対峙しなければいけません。
そこで当記事では、特に氷上の穴釣りを楽しむために必要な防寒対策について、服装のチェックポイントを5つ挙げて紹介していきます。
この冬、ワカサギ釣りに出かけようと考えている方はぜひチェックしてみてください。
氷上の穴釣りの場合は特に防寒対策を入念に!
ワカサギ釣りの場合、特に氷上の穴釣りにおいては、氷上の過酷な環境に適応しなければ正直に言って釣りどころではありません。ドーム船やテント小屋など屋内であれば、風が凌げたりストーブが用意されていたりと幾分快適に釣りができますが、氷上の穴釣りはワケが違います。
場所や状況によってはマイナス20度を超えるような過酷な状況が待っているので、防寒対策はマスト中のマストです。
またワカサギ釣りは、ウィンタースポーツとは違って一箇所で座って釣りをするので、どうしても体が冷えてしまいがちです。体をあまり大きく動かす釣りではないので、そのためにも入念な防寒対策が必要となります。
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【ワカサギ釣り】服装の5つのチェックポイント
1.アウター
アウターは、とにかく防寒性に優れていて、且つ防水機能も付いているものを着ていくのがベターです。
釣り場では、冷たい風が強く当たる場合もあるので風を通さないしっかりした作りのものを着ていかないと釣りに集中できません。
しかも、ワカサギ釣りは水面がすぐ側にある釣りなので、水に濡れてしまうこともあります。そのためアウターを選ぶ際は、防水機能が付いているかどうかもチェックしておくことも大切です。
2.ミドル・インナー
アウターの下のミドルには、暖かいウールのセーターとフリースなどを重ね着。さらにインナーには、保温性の高いものをセーターの下にはもちろん、ボトムスの下にもレギンスタイプのインナーを履くなどして念には念を入れます。
また、見落してはいけないのが足元。靴下は厚手で暖かいものを選ぶのがベターです。尚、万が一足元が濡れてしまった時にも備えて、替えも用意しておきます。
3.帽子
氷上ではニット帽がおすすめです。状況によっては2枚重ねてかぶります。
また、寒風が直接耳に当たるととても痛いので、できれば耳も隠せるくらいの深めのニット帽が良いです。頭も含めてなるべく肌を露出している部分を少なくするのがポイントです。
4.手袋
ワカサギ釣りでは、指の部分が空いた手袋を使用する場合もありますが、初心者の方には通常の防寒性に優れた手袋がおすすめです。
通常の手袋をしてしまうとその分細かな作業はできなくなってしまいますが、指先も長時間外気にさらしていれば冷えてかじかんでしまいます。
やはり、指先が冷えると集中力が低下しかねません。集中力を保つためにもしっかり防寒対策を行ったほうが良いでしょう。
5.長靴(ブーツ)
氷上では、滑りやすいスニーカー類は絶対に履いていかないようにしましょう。氷上は非常に硬いので転ぶと大怪我にも繋がります。しっかりブレーキの利く長靴やブーツなどを履いていくのが一般的です。
また、足元が冷えると底冷えするので、長靴やブーツを選ぶ際は防寒性が高いものを選ぶのもポイントです。なかには履き口を紐で絞ることができるブーツもあります。購入する際は、試着したりしていろいろと比較すると良いでしょう。
【ワカサギ釣り】「これも持っておいた方が安心」な持ち物
1.カイロ
防寒アイテムとして定番であるカイロは、ワカサギ釣りでももちろん重宝します。使い方としては、貼るタイプは、長靴の足先や背中に貼ったりするのがおすすめ。特に氷上では足先が冷えるので防寒対策としては非常に有効です。
また、貼らないタイプは、手先や冷えた部分を温める用として持っておきます。使用する時に備えてポケットに忍ばしておくと良いでしょう。
2.ネックウォーマー・マフラー
先にも少し触れましたが、冷たい風や厳しい寒さから身を守るためには肌を露出している部分を少なくするのがポイントです。
したがって、首周りもしっかりケアします。ネックウォーマーやマフラーで風を通さないようにすると体感温度が全然違うので、これらのアイテムもあると安心です。
3.耳あて
深くかぶれるニット帽があれば耳まで隠すことができますが、それだけでは心もとないという方は耳あてもあると安心です。
耳に直接寒風が当たると耳の奥まで痛くなるので、くれぐれも耳を露出するのは絶対におすすめしません。最低限ニット帽か耳あてのどちらかは用意しておきましょう。
油断は禁物!釣りは準備が大切
ワカサギ釣りに限らず、釣りは自然を相手にする分、自然環境に合わせてしっかり準備をする必要があります。そのため釣行の際は入念に準備しておくと安心です。
「自分は寒さに強いから防寒対策なんかしなくても大丈夫」「絶対転ばないしスニーカーでも大丈夫でしょ」とは思わないでください。
油断は禁物です。釣りを安全に楽しむには、何より準備が大切です。
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