「関東近郊でうなぎ釣りに挑戦してみたいけど、どのようなスポットやポイントで釣りをするのが良いのか分からない」
このような悩みをお持ちでないでしょうか。確かに、うなぎというと見つけるのが難しく、一般河川で釣れる魚としてはハードルが高いと思うかもしれません。ですが、東京をはじめとした関東圏の河川でも十分にうなぎを狙うことはできます。
この記事では、関東近郊でうなぎが狙える河川について詳しく解説します。
うなぎがよく釣れる関東のスポットについて
ここでは、うなぎが関東圏で釣れる具体的なスポットについて紹介します。各河川の特徴と狙いどころについて触れるのでチェックしてくださいね。
荒川
荒川ロックゲート見たかったから歩いたけど?♂️
— KAJIRAMONE (@Kajiramone) 2019年10月5日
すごい歩きました?
釣り下れば気にならないと思ったけど、河原に出られない??✨
荒川舐めてました?
初ヒットはこのお方? pic.twitter.com/DpFfXwmNyO
荒川は埼玉県から東京都を流れる河川で、川幅に関しては日本最大級と言われる一級河川です。都市郊外にある河川ですが、様々な魚種が生息している河川です。
うなぎが釣れるポイントとしては東京都側の河口付近(汽水域)から埼玉県側の中流域にかけてです。
泥状の地形やテトラ帯が多く、そのようなポイントで小さなベイトやザリガニ・小エビを捕食しています。東京、埼玉県などアクセスも良好なので、夜景を見ながら夜釣りも楽しめます。
隅田川
今日のブルックリン、いや違う隅田川
— ゆかりな (@yukarina1972) 2019年9月13日
どごだっていい、ああ釣りしたい… pic.twitter.com/9uL39Fz6u0
隅田川は東京都北区付近に位置し、荒川から分岐した大きな河川の一つです。本流となる隅田川には各支流となる河川(神田川、日本橋川、石神井川など)が合流しています。
このように複数の河川が合流しているため、うなぎもまばらに生息しています。川幅や流域面積も広いのでうなぎ釣りがイメージしにくいですが、良く釣れるスポットの一つです。
隅田川のうなぎは、汽水域で釣れる個体が多くサイズはそれほど期待できませんが、数釣りが楽しめる傾向にあります。
サイズを狙うのであれば、中流域や上流域の方が大型個体が釣れやすいので別スポットがおすすめです。
また、隅田川はシーバス釣りでも有名でエサ取りとしてシーバスの子供であるセイゴが外道として釣れるケースが多いです。
江戸川
市川市の里見公園付近からの秋の景色です。江戸川・坂川では鰻釣りのシーズンでした。少し先には矢切の渡しの渡し場があります。富士山を見ることできなかったのでスカイーツリをパシャ。
— omoiちば (@omoi_chiba) 2018年10月3日
#omoi_photo #千葉県 #秋の気配 #矢切の渡し #釣り #鰻釣り #ダイヤモンド富士 #日本風景 #風景 pic.twitter.com/LvCBPow7kT
江戸川は関東地方を多岐に跨いでいる一級河川で、流域している県は東京都、埼玉県、茨城県、千葉県になります。茨城県猿島郡五霞町と千葉県野田市の境目付近で、利根川と分岐しています。
淡水域と汽水域が入り混じる川ですが、うなぎはどちらのポイントでも狙えます。川全体で潮の影響を受けやすいので、満潮・干潮などの潮が動くタイミングにうなぎのアタリが集中しやすいです。
江戸川にはヘラブナやコイ、ニゴイなども多く生息しているので釣りをしていると、外道として様々な魚種が釣れることもありますよ。
利根川
CASCADEさんサポートからのご縁で釣り仲間が出来ました♫そして昨日、急遽利根川へ。残念ながら狙った魚に出会えませんでしたが、とても楽しい時間でした♫ pic.twitter.com/aChYYLCtKV
— hitoki (@hitokill) 2019年1月24日
利根川の源流は群馬県みなかみ町の大水上山を源流とし、様々な流域河川と合流している大河川です。茨城県や千葉県を通じて太平洋側に流れる河川で、各地域によって利根川の姿も変わります。
うなぎ釣りが楽しめる主なポイントは、上流域から河口域にかけてで、広い範囲で狙えます。浅場や泥状のポイントに夜になると接岸しやすく、うなぎを狙って釣れます。
ただし、利根川は生息している魚種が豊富なのでエサ取りには注意しましょう。近年では、アメリカオオナマズと呼ばれる食性の荒い外来魚が生息しています。
那珂川
日当貰えて釣りして旨いもん食べて
— ?たけチャン? (@sevenstars3725) 2019年9月8日
今日は特に良い日だ?
約15年ぶり❔の那珂川
イメル、チップミノー最高✴? pic.twitter.com/8Tx8kOvHrT
那珂川は栃木県北部から流れ、茨城県の大洗沖に流れる大河川です。上流域から中流域にかけては清流と呼ばるほど綺麗な水質が特徴的です。
川魚に恵まれた那珂川では、ミミズや小エビを活発に捕食しているうなぎが生息しています。
流れの起伏が激しい河川なので、夕方から釣りを始めてあらかじめ浅場・深場の境目などをチェックしておきましょう。夜間、うなぎが動き出した際にエサを見つけやすくなるためです。
上流部のうなぎは外敵となる肉食魚(ブラックバスなど)が少ないためか、大きめな個体も多いです。大自然に囲われている那珂川で釣りをしてみてはいかがでしょうか。
鬼怒川
鬼怒川!!鰻!!!??? pic.twitter.com/qTj41rT5iL
— サニーレタス (@kana_3117) 2019年8月25日
鬼怒川は関東平野部の北から南にかけて流れる一級河川で、利根川に注ぐ最大の支流です。源流は栃木県日光市付近から流れていることもあり、冬場の雪解け水が4-5月ほどまで流れることもあります。中流域付近まで非常に綺麗な水質が特徴で、夏場の高気温でも水温が安定しやすいです。
鬼怒川のうなぎは、トロ場になるようなポイントや、ゴロゴロとした石が敷き詰められているポイントで反応が良いです。堰堤などもところどころにあるので、周辺を探ってみるのもおすすめです。
エサは小エビやミミズはもちろん、緩やかな流れのポイントにおいてはドジョウなどを泳がせてみるのも良いです。
うなぎが潜みやすいポイントとは?
関東地方で狙えるうなぎ釣りのスポットについて幾つか紹介しました。
次に、全てのスポットで共通する釣れるポイントを解説します。というのも、うなぎが好む生息場所や行動習性は特徴があります。
うなぎが潜みやすいポイントを把握しておくと、釣り場でのキャストポイントが分かりやすいですよ。
うなぎが潜みやすいポイントはズバリ、身を隠せる障害物が近くにあることです。
身を隠せる障害物が近くにあると、うなぎは捕食をしていながらも外敵からも直ぐに身を守れます。そして、夜間になると活発に動き出して浅場でエサの捕食を行うようになります。
このようにうなぎが浅場に出没するポイントの近くには、直ぐに身を隠せるような深場もある傾向が多いです。夜釣りをする際は、事前に水中の状況をチェックしておくと良いでしょう。
関東エリアでうなぎ釣りに挑戦してみよう!
この記事では関東エリアで狙えるうなぎ釣りについて、詳しいスポットについて紹介しました。荒川や隅田川、江戸川などの大河川は東京近郊の河川でアクセスも良好です。そして少し離れたスポットであれば那珂川や鬼怒川などもあります。
実際には、紹介した河川以外にもうなぎが釣れるスポットはあるのでご自身の足で探してみるのも良いでしょう。うなぎが釣れた瞬間は、「やはりいたか!」とワクワクした気持ちになりますよ!
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