- 足元ではアジの反応が皆無…。遠くにキャストしたい。
- 激流でぜんぜん仕掛けが沈まず、釣りにならん…。
この記事では↑のようなコンディションで頼りになるアジングの遠投リグ「スプリットショットリグ」をご紹介します。
スプリットショット用の仕掛けを忍ばせておけば、キャストで探れる範囲も広がりますし、潮の流れが早いコンディションにも対応可能。
手軽に使えるスプリットショットリグのセッティングやメリット・デメリットについて解説していきますので、ぜひお役立てください。
ちなみに、アジングにおけるスプリットショットリグについては、以下の3本立てで徹底解説しています。
- アジングの遠投リグ「スプリットショットリグ」とは？【←本記事】
- アジングの遠投リグ「スプリットショットリグ」の使い方・釣り方
- アジングの遠投リグ「スプリットショットリグ」に相性抜群のアイテム紹介
「スプリットショットリグを使ってみようかな」と思われた方は、ぜひ他の記事も読んでみて下さいね。
アジングの遠投リグ「スプリットショットリグ」とは？
まずはアジングで使われるスプリットショットリグについて、仕掛けのセッティング方法、メリット・デメリットについて解説します。
スプリットショットリグの2つのパターン
アジングで使われるスプリットショットリグには、大きく分けて「スプリットシンカー」を使うタイプと「ガン玉またはワンタッチシンカー」を使うタイプの2通りがあります。
①スプリットシンカー
- スプリットシンカー：2～10g程度
- ゴム管（固定用）
- ライン（リーダー）：フロロカーボン3～5lb
- ジグヘッド＆ワーム：～1g
最もオーソドックスなのがスプリットシンカーを使うパターンです。
ジグヘッドの上部に通したゴム管を使って、シンカーを固定するだけのシンプルな遠投リグとなっています。
↓スプリットシンカーはこちらがおすすめ↓
※それぞれ重さにバリエーションがあります。
メインラインにフロロカーボンを使っている方は、そのままスプリットショットリグを組んでOKです。
メインラインにPEやエステルを使っている方は、ショックリーダーとしてフロロの3～5lbを噛ませましょう。
②ガン玉・ワンタッチシンカー
もうひとつのパターンは、ガン玉またはワンタッチシンカーを使うパターンです。
- ガン玉orワンタッチシンカー：1～3ｇ
- ライン（リーダー）：フロロカーボン3～5lb
- ジグヘッド＆ワーム
こちらはスプリットシンカーのお手軽版といった感じです。
スピーディーに取り付けできる反面、徐々にズレてくるガン玉の位置調節が必要だったり、重さの変更が面倒だったりするので、どちらも一長一短。
個人的には繰り返し利用しやすいという点で、スプリットシンカーを使うパターンの方が好きです。
サクッと取り付けがしたい派はコチラをどうぞ。
↑フカセ釣りなどでも用いられるオーソドックスなガン玉です。5Bサイズで約1.75gの重さがあります。
↑アジング・メバリングに特化したワンタッチシンカーです。夜行×ラメでアピール力も強化されますよ。
ノーシンカーフック？ジグヘッド？
スプリットショットリグの先に付ける針には、ジグヘッドとノーシンカーフックの2種類があります。
アジングではスイム・フォール時の姿勢が安定しやすいジグヘッドを用いるのが一般的ですが、より自然な動きに近づけたい状況ではノーシンカーフックという選択肢もアリです。
- 通常時→ジグヘッド
- 食いがシブいときの奥の手→ノーシンカー
といった使い分けもいいかもしれません。
スプリットショットリグのメリット
アジングでスプリットショットリグを使うメリットは以下の3点。
- キャストの飛距離が伸びる
- リグの沈下スピードが速くなる
- リグの操作性が良くなる
単純に仕掛けが重くなるので飛距離が伸び、シンカーがあるぶん仕掛けが沈むスピードも速くなります。
ジグヘッドの存在を感じやすいので、超軽量のジグ単よりは圧倒的に操作性しやすいです。
スプリットショットリグのデメリット
逆にスプリットショットリグを使うデメリットは以下の3点。
- アタリの感度が下がる
- スローな誘いができなくなる
- 表層や中層を攻めにくい
ジグヘッドの上にシンカーを固定する仕掛けなので、リグの操作性は上がってもアタリの感度は下がってしまいます。
沈むスピードが速いぶん、軽量リグが得意とするスローな誘い、表層や中層の狙い撃ちもしづらいです。
スプリットショットリグで手軽に遠投しよう！
スプリットショットリグは、簡単にセッティングできる遠投リグです。
ジグ単でアジの反応がない時の打開策として携帯しておけば、手軽に沖を攻めることができます。
★重さの変更がしやすいスプリットシンカー★
★取り付けが超簡単なワンタッチシンカー★
お好きな方を使ってみくださいね！
スプリットショットリグの使い方をもっと詳しく知りたい方は、続編の記事をご覧くださいませ～↓↓
