みなさんはこの秋の予定は決まっているでしょうか？
夏が終わり過ごしやすくなる秋には、楽しい釣りの思い出をたくさんつくりたいですよね。釣りの楽しみ方のひとつに、遠征して新しい場所で釣りをするということもありますよ。
ここでは、宮城県にあるバス釣りスポットをいくつか紹介いたします。秋に向けて観光とともに楽しめる場所ばかりですので、気になった方はぜひ一度訪れてみてください。
ハスが広範囲に広がる、伊豆沼
宮城県の登米市と栗原市にまたがる場所にあり、周辺は田んぼが多く米所としても有名な地域です。
ハス祭りや野鳥の飛来で有名な沼で、ハス祭りの時期には小型の遊覧船でハスを間近で鑑賞することができますので、女性や子供に特に人気があります。
ここはバス釣りのスポットとしても人気があり、水質はいつ訪れても濁りがある印象です。ですが、濁りの影響で釣り人の気配が魚に感じ取られにくいというメリットがあります。
釣れる魚種としてはブラックバスやライギョ、ブルーギルなどがおり、「数を出すのは難しいが、出ればデカい」と言われている沼です。隣接している長沼でもバス釣りはできますので、2箇所の沼を探ってみてくださいね。
秋には足もとでヒットが出ることも多くありますので、最後までリトリーブは丁寧に行ってください。
市街地から近くアクセスの良い、惣の関ダム
このダムは利府町にあり、周辺にはイオンやホームセンターなど買い物やレジャー、食事などを楽しむことができる施設が多くあります。
ホームセンターには釣り具が充実しているので、釣りに行く前にここで道具を購入しても良いですね。生エサも取り扱っていますので、ルアーで釣れない場合にエサ釣りに切り替えることもできます。
トイレは東側に設置されていますが、あまり分かりやすい場所ではないので見落としてしまうこともあるかもしれません。
ダムの東側にある駐車場に車を停めない場合は、道中にいくつかある空きスペースに車を停めることになります。場所によっては道路が狭くなる部分もありますので、通行の邪魔にならないように配慮して駐車しましょう。
駐車場より西側のエリアで釣果が出やすいですが、釣り場までの道のりは斜面が急になっていて足場の良くないところが多いため、転倒や怪我に気を付けてください。
惣の関ダムの水質はクリアで、ブラックバスやブルーギルを中心に釣ることができます。秋にはダムの中心にキャストするよりも、障害物に潜んでいるバスを狙ってみることが釣れる可能性が高いように感じます。
また、秋の台風の直後には地面がぬかるんでいるところが多く、倒木も起こりやすい場所でもあります。
「苦労して入っていった場所に、すでに先行者がいたため引き返した…」なんていう経験も筆者はあります。このように、先行者の確認が難しい場所もありますよね。基本的には、草木をかき分けて入っていくようなポイントが多いです。
バス釣りおすすめアイテムはこれ！ フリックシェイク
ボウズ逃れのワームとして筆者はいつも持ち歩いています。このワームは素材の柔らかさが特徴で、水中でミミズが動いている様子をうまく演出します。
小さいフックを使い中央にちょん掛けし、ノーシンカーでの使用がおすすめです。シンカーを使うとフォール速度が増し、自然にゆらゆら落ちていかないため、魚に不自然な印象を与えてしまうことがあります。
2.8インチと小型であり、ワームをサイズダウンすると小バスからの反応が良くなるように感じます。コーラカラーはミミズとよく似た色をしているので、好んで使っています。
大きな公園と隣接する、釜房ダム
このダムは川崎町にあり、隣にはみちのく湖畔公園があります。
公園では花の鑑賞や昔の文化の体験、子どもが遊ぶ施設が充実しており、家族連れに人気の場所です。公園内にはレストランもあり、敷地面積が大きい公園です。周辺には温泉やスキー場、釣り堀なども。
自然豊かな場所のため、秋は紅葉やアウトドアを楽しめます。ドライブするだけでも楽しさを感じられるような場所です。
ここの水質はクリアで、周りは山に囲まれ水質の良いダムでもあります。上流ではヤマメやイワナが釣れ、休日のダム湖はブラックバスやヘラブナを狙った釣り人で賑わっています。
秋におすすめの釣り方法としては、ダムの南側にシェードや流木が集中している場所が多くあります。そこにラインを垂らしちょんちょん誘う方法が釣れやすいですよ。
もしもバス釣りで満足いく釣果がでなかった場合には、つり掘を楽しむこともできます。つり掘ではスタッフが釣った魚を塩焼きに調理してくれるサービスもありますので、釣りや焼きたての川魚が好きな方は訪れてみてください。
注意点としては、熊など野生生物が出やすい場所でもあります。できるだけ複数人での釣行が安心できますね。
バス釣りおすすめアイテムはこれ！ クマよけ
バス釣りや渓流釣りでは、熊よけの鈴を付けている方も多くみられます。最低限の身を守る対策は行うようにしましょう。安全第一で楽しく釣りをしたいですね。
まとめ
秋の行楽シーズンには、観光と釣りをセットで楽しむことができますね。自然が好きな方は、釣りの楽しさも発見できるはずですよ。
初めて釣りを始めるなんていう方にとっても、秋は快適に釣りがしやすい時期なのでおすすめです。
ここで紹介した釣りスポットは、小さいバスであればルアーやワーム次第で釣れやすいときもあります。対して大型狙いだとボウズになることもありがちです。一般的には冬になるとバスの活性が下がり気味で、より難易度が上がってしまいます。比較的釣れやすい秋のバス釣りを楽しんでください。
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