離れていても近くにいるよ!釣りに使える!トランシーバー徹底比較

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画像出典:Canva
提供者:Zun Zun

特定小電力トランシーバー

一般の人が、アウトドアなどで利用するトランシーバは上記の特定小電力無線局に属する特定小電力トランシーバーになります。省令では難しい言葉が並びますが、簡単に言うと、身近な無線・コードレス機器ということです。自宅のコードレス電話機やPCのWifi機器なども含まれています。

購入時の注意

トランシーバの購入検討の際に注意が必要なのは、上記の1~4全て満たす物という点です。その中でも『技術基準適合証明を受けた無線設備』に注意してください。今回私が購入時に比較検討した際、Webショッピングサイトでは日本の技術基準適合証明を受けていない商品が結構販売されていました。何も知らないで購入して使用すると省令違反になります。おすすめ商品の説明時に見分け方を詳しくご説明しますね。

フィッシングに適した機能

トランシーバは不特定の目的を用途としていますので、ここでは釣り・フィッシングで利用する時に必要な機能や購入時の選定基準として記載いたします。私が購入時に何を基準に選べば良いのか?迷ったので最小値と平均値をまとめてみました。

サイズ・大きさ

最近のトランシーバーは、ほとんどが、手のひらサイズになってきています。釣りでファイトする際に邪魔にならない大きさが必要ですので、小さい方が利便性は高く適しています。
最小クラスだとW5×D3.5 ×H11cmほどですね、平均でW8×D5×H16cmぐらいです。(アンテナ部含む)

ウエイト・重さ

サイズと共に、かなり軽くなっています。その分チープ感や剛健性には欠けますが、コスパと釣りの邪魔にならないとこを考えると、軽さは求めた方が良いと思います。最軽量クラスで118gほどですね、平均で200gぐらいです。(本体単体)

ディスプレイ・液晶

最近のトランシーバには、ほとんど液晶が付いています。確認が必要なのは、その表示種類です。必須なのはチャンネルNo、音量、電源レベルは最低限あることを確認しましょう。その他便利な表示はハンズフリー、キーロックです。画面で見て状況がわかるのは便利です。液晶のカラーは緑とオレンジがありますが、お好みでよろしいと思います。

アンテナ性能(電波範囲)

基本的に最初に記載した、省令に基づき技術基準適合証明認可されているものですので、アンテナ性能や電波の飛びなどは大きく違いは出ないのですが、昔の形態と同じく、電波を拾うという点ではアンテナが長い方が受信するのに利点があります。アンテナの突起が少なく小さなタイプもありますが、繋がらなかったり、音質が悪いと意味がありません。釣りの際の移動やファイト中に邪魔にならない程度の長さがあるアンテナサイズを選びましょう。

実際に使用してみて個人的な見解ですが、3cmのアンテナで、見通しのいい湖の湖畔沿い(障害物なし)で200m程まで問題なく通話できました。天候や障害物があるとその範囲は狭まりますが、釣り友と離れても300mぐらいは、コミュニケーションが取れるのでアンテナは3cm程度で良いと思います。100m程度しか離れないということであればより小型のアンテナタイプでもよいと思います。

VOXハンズフリー

さて、私がこだわった機能をご紹介します。バイクのツーリングなどで利用されているVOXハンズフリー機能です。普通のハンズフリーはつなぎっぱなしですが、VOX通話機能は声や音に反応して、ハンズフリー通話が開始されるということです。

では釣りではどのように活用できるのかというと、例えば大物が掛かり、一人では上げられない!万が一の怪我や、手を使えない状況でも一緒にいる釣り友に『助けて~』と連絡ができる!ということです。相手の動きが見える状況であれば、トランシーバーのボタンを押しながら『そっちはどう?』なんて会話でいいと思いますが、手が離せない状況の時にVOXハンズフリーにしていると、近くで相手に呼びかけるように会話ができるわけです。便利ですよ~
鼻歌やボヤキや独り言にも反応するので気を付けてね。

携帯性・装着性

ベルトクリップ

基本的にベルトクリップは標準装備されていると思います。釣りの場合は腰ベルト回りだと邪魔になったり、水没するケースが多いと思います。フィッシングベストやハイチェストウェーダーのサスペンダーベルトなど上半身に装着することが望ましいと思います。落とさないようにスプリングチェーンを付けるなどの工夫が必要です。

ネックストラップ

携帯でもおなじみのネックストラップが付属か別途付けることができるものがあります。ベルトクリップで上半身に付けておき、ネックストラップをワンタッチタイプなにしておくという方法も良いと思います。

防水・防滴

フィッシングで使う場合、雨や潮風、濡れた手で利用することも多いと思います。防水や防滴仕様が望ましいのですが、安価なタイプにはほとんどその機能はありません。防水機能付なると1台7000円越えになりますので、約2~3倍価格が変わります。後ほど防水予防DIYをご紹介します。

オプション・アクセサリー

ライト付き

本体にLEDなどのライトが付いているタイプもあります。
これは暗い夜釣の時に便利です。

ラジオ付き

これは意外と便利です、少し離れたところでさみしくなった時や、クマ除けに使えます。天気情報やBGMとして使えるので重宝します。

電源

充電式

多くなってきましたが、USBで充電できるタイプが増えてきました。車でも充電ができるので非常に便利です。

電池

まだまだ電池仕様のトランシーバーが多いです。予備の電池を持っていく手間があります。電池であれば単3タイプではなく単4タイプが小型でいいと思います。eneloopを利用して、仮設充電式にすると良いと思います。

さて、いよいよ価格とおすすめトランシーバーのご紹介です!

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