”ナマゾン”シリーズは、淡水いから海水まで幅広くルアーフィッシングの釣具を手掛けている「テイルウォーク」から発売されているロッドです。
中でも、「ナマゾンモバイル C704-XH」はシリーズ最高峰のロッドとして、ナマズ釣りだけでなく世界中の怪魚を対象に開発されています。
そこで、今回は筆者が実際に「ナマゾンモバイル C704-XH」を使って感じたことをインプレしていきます。
- モバイルロッドの使用感
- XH級のロッドとして本当に機能するのか?
こんな疑問にお答えしますので、是非ご一読ください。
「ナマゾンモバイル C704XH」のスペックをチェック!
まずは「C704-XH」に関する詳細なスペックについて見てみましょう。
- レングス:7フィート
- ロッド自重:230グラム
- ルアーウェイト:1/4oz-5oz
- ロッドピース:4ピース
- 適合ラインサイズ:12lb-35lb
ナマズ用ロッド、バス用ロッドとしては長めのロッドとなり、重量も少し重めに感じます。パワー系のロッドなのでバット部も太めです。
カーボンチューブラーを採用しているので、自重の重さに関係なく、しっかりとアタリを感じ取りやすいです。
「ナマゾンモバイル C704-XH」の使用感をインプレ
テイルウォークから発売されている”ナマゾン”シリーズのパックロッド「ナマゾンモバイル C704-XH」は、ヘビーカバーやパワーファイト系の魚を釣るために開発されています。
筆者が”ナマゾン”シリーズでも最強クラスのコンパクトロッドを手にすることにした理由は以下です。
- ナマズ釣りに対応している
- 淡水・海水問わず、大型魚や怪魚の引きにも対応している
- ルアー重量5ozまで対応している
- フロッグやテキサスなどのヘビーカバーゲームに対応している
以上のような点となります。日本の淡水魚であれば、どんな魚でも余裕のあるファイトを楽しめるのが購入の決め手でした。
特に、バス釣り用で使用するのであればヘビーカバーにも対応しており、大型ビックベイトも余裕でキャストできます。
また、泳がせ釣りによるカンパチやヒラマサ狙い、持ち運びが便利なパックロッドでの怪魚釣りにも最適です。
持ち運びが便利にも関わらず、ロッドの強度が非常に強いのが他にはないメリットです。
「ナマゾンモバイル C704-XH」の用途と収納について
実際、釣行に行った際には上記のような梱包ケースに収納して持ち運べます。
手元のグリップ部分から穂先にかけて4ピースに分割されているので、収納時は約58センチほどとなりました。
加えて、実用性の面においても重量のあるルアーや重いエサでもロッドへの負荷を考慮せずにキャスト可能でした。
一応、ルアー専用ロッドとして開発されていますが大物釣りでも活用できる強度があります。
一般的な投げ竿と比較すると短竿になるので、20-30センチクラスのベイトを泳がせる際にもおすすめです。
- 「忘れられないような大物釣りをしたい方」
- 「水面が見えないほど茂っているアシ・リリーパッドで釣りをしたい方」
こんな方にこそ、「ナマゾンモバイル C704-XH」は最適ですよ!
「ナマゾンモバイル C704-XH」はSiCリング搭載!太めのPE使用もOK!
「C704-XH」では、ダブルフットガイドを採用しており、ガイドリングでは高価な素材である「Sicリング」を採用しています。
「Sicリング」はラインの滑りやすさ、ガイドの強さ、軽さ、摩擦熱の低減などPEラインを扱いやすいです。
ライン口径が細いPEラインは、強度・感度の高さからもヘビーロッドである「C704-XH」と相性が良いです。
適合できるラインの太さとしては、PEライン9号ほどで、ナイロンライン等であれば35lbとなります。
大量にラインを巻けるリールと組み合わせると、大物釣り用のタックルとして使用できますね。
筆者としては、1万5千円-2万円代のロッドで採用されているのはコスパが非常良いと思いました。
コンパクトな最強ロッド「ナマゾンモバイルC704-XH」でパワーゲームを楽しもう!
今回は「ナマゾンモバイル C704-XH」のインプレをまとめてみました。
正直、ナマズ用ロッドとしては明らかにオーバースペックであることは否めません。
とはいえ、ナマズだけではなく様々な大型魚を想定して作られているのはかなり便利です。
バス釣りのカバーフィッシングで使うも良し、夜間のナマズ釣りで使用するのも良し、旅先で大物を狙うのに使用するのも良いでしょう。
カジキやマグロ、大型エイのような規格外の魚を狙う訳でなければ、ほとんどの魚とやり取りできます。
パワー系の釣りには、ぜひ「ナマゾンモバイル C704-XH」を検討してみてくださいね。