ヘラウキ特集|選び方のポイントと初心者向けのおすすめヘラウキをご紹介!

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初心者向けのおすすめのヘラウキをご紹介!

上級者であれば、一本数千円のヘラウキをバラで買うことも良いですが、初心者の場合は、長さの異なる数本のセットで手ごろな価格で販売されているヘラウキを選ぶのがおすすめです。セットで販売されているヘラウキは、”全体的な特徴はそのままに、長さのみが異なる”というセット内容になっているため、ヘラウキの持つ基本的な特性を理解するうえで非常に良い教材でしょう。

ここでは、ヘラブナ釣りの経験が浅い初心者にぜひともおすすめしたい、4種類のヘラウキをご紹介します。

初心者向けのヘラウキ: おすすめ①

浅ダナでの釣りを中心に使用される短いヘラウキです。足の部分が長いタイプのヘラウキのため、仕掛けの沈下途中の早い段階から立ち始めますので、浅ダナでテンポの速い釣りが展開される場面で非常に使いやすいヘラウキに仕上がっています。セットの3本それぞれの長さはそれほど大きく変わらないため、”特徴が大きく異なる3タイプのセット”というよりは、折れてしまったりなくしてしまったりした際のスペアとして考えるのがいいでしょう。

初心者向けのヘラウキ: おすすめ②

野釣りで使用される最もオーソドックスなタイプのヘラウキです。それぞれ2cmごとに長さの異なる24cm~32cmの5本セットとなっており、守備範囲の広いセット内容となっている点が初心者には魅力的です。これと言って特筆すべき特徴があるヘラウキではありませんが、その分初心者でも基本に立った使い方ができますので、ヘラブナ釣り入門時に最初に買うヘラウキセットとしても最適です。筆者もこのヘラウキで、底釣りのセット釣りの基本を学ぶことができました。

初心者向けのヘラウキ: おすすめ③

ヘラ浮き 水影(みずかげ) ムクセミロングトップ カヤボディー グラスムクトップ カーボン足 1~7番 7本 セット (10258set)
遠里

ムクトップのヘラウキで、7本セットになっているものです。ボディーよりもトップの方が長さが長い比率のタイプであるため、縦にスパッと入るタイプのアタリではないアタリの表れ方が良好で、なじんでいく過程で出るアタリでアワセるスタイルの釣り方にもってこいのヘラウキです。最も長いものは、トップの長さが22cmありますので、ウキの肩の部分にエサ落ち目盛りを設定すれば、トップの長さである22cmをまるまるなじみ幅として確保する使い方が可能です。

初心者向けのヘラウキ: おすすめ④

PCムクトップのヘラウキの中でも、比較的さまざまな釣り方での守備範囲が広いヘラウキです。ヘラブナの活性が低く、渋いアタリで拾っていかないと数が伸びない状況でのセット釣りでは、アタリに対する感度の犠牲を抑えつつ、一定の浮力を確保できるPCムクトップのヘラウキは、大きな武器となります。とはいえ、ムクトップに含まれているガラス繊維がないPC単体素材である故、低価格をウリにしているものは強度面で不安が残るため、このグレードのものを選択しておくのが無難です。

ヘラウキ選びを極めよう!

ヘラウキ ウキ
出典: Amazon

ヘラウキの選び方には、さまざまな要素が複雑に関係しており、その全てを理解することは、容易なことではありません。この記事で取り上げた内容は氷山の一角ですが、ここで取り上げた基礎知識を基に、ヘラウキに関する理解を深めていけば、ヘラブナ釣りの奥深さをより一層味わうことができるでしょう。

まずは、前述したおすすめのヘラウキをそろえ、徹底的に使い込むことで経験を積んだうえで、少しずつヘラウキ選びを極めていけるようにステップアップしていっていただけたら幸いです。

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