ダイワのクロスビートSWはパックロッドに最適!クロスビートSWを徹底解説!

アイキャッチ画像出典:ダイワ

ショアジギングやシーバス、ライトゲームにエギングといったルアーフィッシングは、多くの方が楽しむ人気の釣法となっています。

どの釣法もとても楽しい釣法ではありますが、ほとんどの方が並継ぎ仕様の2ピースロッドを使用しているのではないでしょうか。

車で釣行に行かれる場合は問題ないかもしれませんが、バイク釣行や電車釣行、自転車釣行などでは2ピースロッドの持ち運びは難しいですよね。

気軽にリュックやカバンにロッドを入れられればどれだけ良いかと思っている方も少なくないのではないでしょうか。

筆者もバイクで釣りに出かける事がしばしばあるので、長いロッドをどの様に持ち運べば良いのかと考えていた時期があります。

考えた結果出会ったのが、仕舞寸法が短いパックロッドです。
今回は、仕舞寸法が短いパックロッド、ダイワから販売されているクロスビートSWについてのご紹介です。

魅力的なラインナップになっているので、きっとお気に入りの一本が見つかりますよ。

前置きが長くなりましたが、早速クロスビートSWについてご紹介します。

目次

クロスビートSWはどんなロッドなのか

出典:pixabay

ダイワから販売されているクロスビートSWは、仕舞寸法が短いパックロッドの一種になっており、並継ぎではなく振り出しになっている点が特徴的です。

ラインナップは全6種類となっており、ライトゲームからライトショアジギングまでこなす事が出来るため、アングラーの好みの一本を見つけやすくなっている点が嬉しいポイントとなっています。

ルアーフィッシングはアングラーによって使用するルアーやターゲットが様々なので、豊富なラインナップがある点はダイワの企業努力を表していますね。

ちなみにクロスビートSWのSWはソルトウォーターを略した文字となっており、ソルトでの使用を想定して作られています。

知れば知るほど欲しくなってしまうクロスビートSWについてご紹介していきますけど、最後までぜひお付き合いください。

クロスビートSW(振り出し竿)を使用するメリット

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クロスビートSWは振り出し竿ですが、並継ぎ竿にはないメリットを備えています。

筆者は並継ぎ竿のパックロッドしか所有していませんが、振り出し竿のメリットを知ってしまった今ではクロスビートSWが欲しくてたまりません。
それほどまでに振り出し竿には魅力的なメリットが存在しています。

以下からは、そんな気になるクロスビートSWを使用する事で得られるメリットについてご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

伸び縮みさせるだけなので場所をとらない

振り出し竿は短い状態から伸ばして使用するため、並継ぎ竿の様に複数のロッドのパーツを持ち運ぶ必要がありません。

単純に一本の棒をカバンに入れるという様なイメージで持ち運ぶ事が可能になるので、カバンの中がごちゃごちゃしにくくなります。

また、振り出し竿は先端部分にカバーを付けて持ち運ぶため、カバンの中でガイドに傷が付きにくいのも嬉しいポイントです。

並継ぎ竿であれば、ケースが付属されていればいいですが、付属されていない場合そのままカバンに入れる事になります。

そうなると、カバンの中で揺れているロッドのガイドに傷が付いたり、最悪の場合ガイドに重みが加わってガイドが折れてしまったりなんていう事もあり得ます。
地味な点ではありますが、意外と大きなメリットとなってくれますよ。

リールとルアーを付けたまま持ち運びが出来る

振り出し竿は並継ぎ竿の様にばらして持ち運ぶ事はしないので、ロッドにリールを付けたまま持ち運んでも邪魔になりにくいです。

また、振り出し竿は伸ばせば使用出来るという事を利用すれば、短くしている状態でラインをガイドに通しておき、ルアーやスナップを付けておくという事も出来ます。

ルアーはフックが付いているためフックカバーを装着しておく必要がありますが、釣り場に着いてロッドを伸ばすだけで即座にキャストが可能という点はとても魅力的です。

また、短くすればルアーはそのままにロッドのみをコンパクトにする事が出来るので、ポイントの移動も楽々出来てしまいます。

地磯などでの磯歩きをされる方にとってはとても大きなメリットとなるので、磯でルアーフィッシングをされる方にはぜひともクロスビートSWを使って頂きたいです。

並継ぎ竿では出来ない事なので、筆者にとっては一番大きなメリットであると感じています。

クロスビートSW(振り出し竿)を使用するデメリット

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振り出し竿であるクロスビートSWを使用するメリットについてご紹介しましたが、残念ながらデメリットも存在してしまいます。

デメリットがあるからといって悲観する必要はあまりなく、対処方法を知っておく事で問題を解消していく事も出来ます。

以下からはデメリットに加えて対応方法もご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

メンテナンスが行いにくい

ソルトでの釣りをした後は、ロッドのメンテナンスは欠かす事が出来ません。

ソルトでの使用後そのままにしておくと、ガイドが錆びてしまったり汚れが固着してしまったりと良い事がありません。

通常ルアーロッドと言えば並継ぎ仕様になっている事がほとんどであるため、お風呂場でシャワーでお湯をかけてあげれば簡単に掃除をする事が出来ます。

その後に乾かしてコーティング剤などを塗布してあげれば完璧ですが、お湯で海水を洗い流してあげるだけで十分です。

しかし、クロスビートSWは振り出し仕様であるため、お風呂場で伸ばして洗う事が難しいです。

コーティング剤を塗布する際も、ロッドの一部分を伸ばしてコーティング剤を塗布して、乾いたら縮めて他の部分を伸ばして塗布するといった手間が掛かってしまいます。

そのため、クロスビートSWを掃除・メンテナンスする際の方法としておすすめなのが、タオルを濡らしてロッドを拭く方法です。

タオルはびちゃびちゃではなく、絞って少し水気を帯びた状態がおすすめです。

タオルはお湯をかけて熱めのものにしておき、竿先から拭いていきます。拭けた部分は縮めていき、リールシート付近まで拭けたら次は乾いたタオルを用意します。

そして水気を拭きとったら全て縮めて、そのまま保管して問題ありません。

並継竿よりも手間は少し掛かりますが、タオルでしっかりと拭くため汚れも落としやすいですよ。

タオルでティップ部分を拭く際は力加減に注意して、ティップを折らない様十分に注意してくださいね。

継ぎ目が多い分違和感を感じやすい

2ピースロッドの場合は継ぎ目が一か所しかないため、1ピースロッドの様な使用感を得やすいですが、クロスビートSWは継ぎ数が6~7か所あるため違和感を感じやすくなってしまいます。

違和感というのは、ロッドの張りやキャスト時のブレなどを指しており、2ピースロッドや1ピースロッドに慣れている方にとっては違和感を感じてしまう可能性があります。

これは構造上仕方のない事ではありますが、だからといって悲観する必要はそこまでありません。

近年のロッド製造技術は飛躍的に向上しており、振り出しロッドでも2ピースロッドと遜色ない使用感になってきています。

クロスビートSWは2020年4月に発売されたばかりの新作ロッドなので、最新の製造技術で作られています。

2ピースロッドに勝るとまではいかないかもしれませんが、それでも使用していて不満を感じる事は少ないです。

筆者がクロスビートSWを実際に伸ばしてみた際、軽く振ってロッドのしなりやブレなどをチェックしてみましたが、振り出し竿でもこんなに良い使用感に仕上がっているのかと驚いたほどです。

デメリットとして違和感を感じやすいという事をご紹介しましたが、このデメリットに対応する方法は実際に店頭で触ってみる事です。

どうしても振り出し竿の性能が気になって購入に踏み切れないという方も多くいらっしゃると思いますので、実際に店頭で触ってみてぜひ性能の高さを確かめてみてくださいね。

クロスビートSWのラインナップについて知ろう

出典:ダイワ

クロスビートSWのメリット・デメリットについてご紹介してきましたが、ここからは気になるクロスビートSWのラインナップについてご紹介します。

6種類あるモデルについてご紹介しますので、ぜひお気に入りのモデルを見つけてみてくださいね。

メインに楽しんでいられる釣法にマッチするロッドがきっと見つかる事間違いありませんので、ぜひチェックしてくださいね。

クロスビートSW 666TUL

クロスビートSW 666TULはライトゲームに特化したモデルとなっており、アジングやメバリングを楽しんでおられる方にはベストマッチなロッドとなっています。

6.6フィートの長さなので操作性も良く、ワームを細かく動かすアクションも行いやすいです。

ロッドも軽量に仕上がっているので持ち運びも楽々行えるだけでなく、実釣時の疲労も軽減されますよ。

ULの柔らかさなので小型の魚でもしっかりと曲がるので、視覚的にも楽しめるロッドとなっていますよ。

クロスビートSW 746TUL

クロスビートSW 746TULは、上記でご紹介した666TULのロングレングスモデルとなっており、飛距離を稼ぐ事に秀でたロッドとなっています。

飛距離を出す事が出来るためマイクロメタルジグとの相性が良く、ウルトラライトショアジギングを楽しみたい方にはおすすめのモデルです。

ULの柔らかさなのでメタルジグを必要以上に跳ね上げさせることがないので、自然なアクションを生み出しやすいですよ。

もちろん、ワームを使った釣りにも対応しているので、マイクロワインドや小型のキャロやフロートを使っても問題ありませんよ。

クロスビートSW 766TML

クロスビートSW 766TMLは幅広いルアーウエイトが魅力的なロッドで、万能的に扱いやすい仕様となっています。

40gといった重いルアーを使用する事は出来ませんが、28gまでのルアーを使用する事が出来るので、堤防でのルアーフィッシングでは十分な性能を秘めています。

ロックフィッシュ狙いはもちろんの事、クロダイ狙いのチニングやシーバスゲームでも活躍するロッドです。

7.6フィートなので細かいロッドアクションを行いたい方におすすめとなっています。

クロスビートSW 836TML

クロスビートSW 836TMLは、エギングやワインドといったしゃくりを繰り返す釣りにおすすめのロッドです。

8.3フィートなので長すぎず短すぎずといった長さであり、必要十分な飛距離を確保する事が出来ます。

3.5号までのエギを使ったエギングや、3/4オンス程度までのジグヘッドを使ったワインドでは大活躍するロッドなので、バイク釣行や自転車釣行でイカやタチウオを狙いたい方はぜひ使ってみてくださいね。

筆者が最も欲しいモデルで、ワインドが大好きな筆者にとってはたまらない仕様です。

クロスビートSW 907TM

クロスビートSW 907TMは35gまでのルアーを使用する事が出来るモデルとなっており、9フィートのレングスを生かして遠投も可能となっているモデルです。

主に使いやすいターゲットがシーバスとなっており、ミノーやバイブレーション、ジグヘッドなどを扱いやすくなっています。

30gのメタルジグを使ったライトショアジギングにも対応しており、ツバスやサゴシなどを狙ってみるのも面白いロッドとなっています。

沖堤防でも十分に使用出来るスペックなので、オールラウンドに使う事が出来るロッドですよ。

クロスビートSW 967TMH

クロスビートSW 967TMHはシリーズ中最も長く硬い仕様になっており、ライトショアジギングをメインに楽しみたい方におすすめとなっています。

40gのメタルジグをキャストする事が出来るので飛距離を大幅に稼ぐ事が出来、MHクラスなのでバットパワーもしっかりと備えています。

青物だけでなくサーフでヒラメやマゴチを狙いたい方にもおすすめなので、遠投して幅広いエリアをサーチしたい方にぜひとも使って頂きたいです。

9.6フィートの長さですが、仕舞寸法が52cmという驚きの短さなので、持ち運びに悩まされる事はありません。

地磯で磯歩きをされる方にも非常におすすめなので、ぜひ使ってみてくださいね。

お気に入りの一本を見つけてクロスビートSWで魚を釣りまくろう!

出典:photoAC

クロスビートSWについてご紹介してきましたが、お気に入りの一本は見つかりましたでしょうか。

小物狙いのライトゲームに向いたロッドやエギングやワインドに向いたロッド、シーバス狙いに向いたロッドにライトショアジギング向いたロッドなど、実に様々なラインナップがありますね。

筆者はワインドが大好きなのでワインドに向いたロッドが一番のお気に入りですが、皆様はどのモデルに興味がありますでしょうか。

アングラーによって好きな釣法は様々なので、一人一人がそれぞれ違ったロッドを手にするのではと筆者は考えています。

クロスビートSWは非常にコンパクトに持ち運びが出来るロッドなので、異なったモデルを2本持ち歩く事も出来ます。

朝マズメはライトショアジギングを楽しんで、その後はライトゲームで小型のターゲットを楽しむといった楽しみ方も出来るので、ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけてみてくださいね。

クロスビートSWは価格も非常にリーズナブルなので、初心者アングラーにも非常におすすめです。

メインロッドとして使って頂いても全く問題のない性能なので、多くの方にクロスビートSWを使って頂きたいです。
そして、たくさんの魚を釣って釣りを存分に楽しんで頂ければとても嬉しく思います。

ぜひ、お気に入りのクロスビートSWを見つけて、釣りを思う存分楽しんでくださいね。

釣りをする際はライフジャケットの着用を徹底し、安全な状態で釣りを楽しんでくださいね。

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