アラウンド2万円の価格帯で東レの「ナノアロイテクノロジー」が搭載されているメジャークラフトの「N-ONE(エヌワン)」の魅力を解説していきます。
他メーカーの3万円以上のクラスのロッドに搭載される技術をアラウンド2万円で使えるお得なロッドとなっていますので、ご自身にピッタリの1本を見つけてみてください。
メジャークラフト製アジングロッドの全体像
メジャークラフトは釣り初心者でも親しみやすい低価格帯のロッドを中心に展開する人気のロッドメーカーです。アジングカテゴリは以下の7つの製品ラインで構成されています。
製品ライン | 実売価格 |
---|---|
TRUZER(トルザー) | 30,000円前後 |
X-RIDE(クロスライド) | 20,000円前後 |
★N-ONE(エヌワン) | 20,000円前後 |
TRIPLE CROSS(トリプルクロス) | 15,000円前後 |
CROSTAGE(クロステージ) | 10,000円前後 |
Solpara(ソルパラ) | 7,000円前後 |
FIRST CAST(ファーストキャスト) | 5,000円前後 |
本記事でご紹介する「N-ONE(エヌワン)」は2万円前後ですが、メジャークラフト製アジングロッドの中では上位モデル寄りに位置します。お手頃感のある価格帯ながらも高い性能を持つので、ユーザーからも好評な製品です。
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アジングモデル「N-ONE(エヌワン)」の注目ポイント
続いてはアジングモデルの「N-ONE(エヌワン)」の特徴をご紹介していきます。注目ポイントは↓の3点。
- 東レの「ナノアロイテクノロジー」を採用したカーボンを使用
- ネジレに強い「クロスフォース製法」のブランクス
- KRコンセプトの「ステンレスフレーム&Sicリング」
東レの「ナノアロイテクノロジー」を採用したカーボンを使用
記事の冒頭でもチラッと言いましたが、「N-ONE(エヌワン)」の一番の魅力は東レの「ナノアロイテクノロジー」を搭載していることです。
「ナノアロイテクノロジー」はロッドの要となるカーボンシートに使われる技術です。カーボン繊維同士を接合する樹脂の粒子がナノ(めっちゃ小さい)レベルなので、ブランクスの強度が上がります。
つまり何が良いかというと、「ナノアロイ」が使われたカーボンシートを使うことで、より細くて軽いブランクスを作ることができ、感度が上がるってことです。
数あるルアーゲームの中でもトップクラスの繊細さを持つアジングでは、「ナノアロイ」による感度向上のメリットは大きくなります。
他のメーカーなら3万円クラス以上のモデルにしか搭載されていない技術を2万円前後のモデルに投入してくるあたりは、さすがメジャクラと言わざるを得ません。
ネジレに強い「クロスフォース製法」のブランクス
「N-ONE(エヌワン)」のブランクスには、カーボン繊維が異なる方向に巻き付けてあります。内側の3層には縦・横・縦の順番で基本強度を担保。最外装にはX(エックス)状にカーボンがテーピングされています。
縦横方向へだけでなくネジレにも強くなり、ファイトの安定性もアップ。不意の大型ゲストを掛けてもぐいぐい寄せることができます。
KRコンセプトの「ステンレスフレーム&Sicリング」
アジングモデルの「N-ONE(エヌワン)」のガイドはFujiのKRコンセプト。ステンレスフレームにSicリングという組み合わせとなっています。
正直2万円台のモデルとしては物足りないセッティングといえるかもしれません。というのも、他社の2万円台ロッドではチタンフレームの採用が一般的となっているからです。
ガイドフレームはロッドの自重にも影響する意外と見逃せない項目。軽くて強いチタンフレームが搭載されていれば言うことなかったんですが、ここだけは少し残念なポイントです。
とはいえ、2万円台前半で「ナノアロイ」搭載のお得感の方がデカい!総合的にはナイスなコストパフォーマンスをもつロッドだと思います。
アジングモデル「N-ONE(エヌワン)」全モデルの特徴を解説
続いてはアジングモデルの「N-ONE(エヌワン)」全モデルの特徴を解説していきます。スペックのラインナップは以下の6種類です。
モデル | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
NSL-S562AJI | 5ft6in | 非公表 | 0.6~10g |
NSL-S642AJI | 6ft4in | 〃 | 0.6~10g |
NSL-S662H/AJI | 6ft6in | 〃 | 0.8~10g |
NSL-S682AJI | 6ft8in | 〃 | 0.6~10g |
NSL-T682AJI | 6ft8in | 〃 | 0.6~10g |
NSL-S742AJI | 7ft4in | 〃 | 0.6~10g |
短い順に見ていきましょ~!
NSL-S562AJI
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
5ft6in | 非公表 | 0.6~10g | 2pcs |
「NSL-S562AJI」はシリーズで最も短いショートロッドです。軽量ジグ単を使ったフィネスな釣りにピッタリの1本に仕上がっています。ティップは繊細ですがバットには十分なパワーがあるので良型を掛けても安心です。
NSL-S642AJI
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
6ft4in | 非公表 | 0.6~10g | 2pcs |
「NSL-S642AJI」は取り回しが良く、どんなリグでも扱いやすいミドルレングスロッド。ジグ単のアプローチを得意としながらも、遠投リグにも対応できます。ジグ単メインで、たま~に遠投リグも使いたい方におすすめです。
NSL-S662H/AJI
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
6ft6in | 非公表 | 0.8~10g | 2pcs |
「NSL-S662H/AJI」はロッド全体の張りが強いパワフルロッド。アワセのレスポンスが良く、瞬速で上アゴに掛ける「鬼アワセ」を得意とします。ロッドの張りが強いぶんディープ攻略やダートでリアクションバイトを誘う釣りとの相性も抜群。デイやマヅメ時に使いたい1本です。
NSL-S682AJI
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
6ft8in | 非公表 | 0.6~10g | 2pcs |
「NSL-S682AJI」はジグ単から遠投リグまでを卒なくこなすバーサタイルロッド。軽量ジグ単の存在も認知でき、キャロやフロートといった垂らしの長いリグも扱いやすい汎用性の高さが魅力となっています。1本で何でもできるロッドが欲しい方におすすめです。
NSL-T682AJI
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
6ft8in | 非公表 | 0.6~10g | 2pcs |
「NSL-T682AJI」はロクハチ(6ft8in)レングスのチューブラーロッドです。中空構造による反響感度の高さとアクションのキレ味がこのモデルの長所。ダート系ジグヘッドやプラグ、マイクロジグを使った「動」の釣りに最適です。
NSL-S742AJI
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
7ft4in | 非公表 | 0.6~10g | 2pcs |
「NSL-S742AJI」はシリーズで最も長いモデル。アジングにおいては、遠投リグに特化したロングロッドとして活用するのがおすすめです。食い込みの良いソリッドティップなので、リトリーブ主体のメバリングにも流用しやすいチューニング。アジが釣れづらい冬場にもメバリングロッドとして活躍してくれます。
「N-ONE(エヌワン)」の高感度を活かしてアジングを楽しもう!
というわけで、アジングモデルの「N-ONE(エヌワン)」についての解説は以上です。
- 東レの「ナノアロイテクノロジー」を採用したカーボンを使用
- ネジレに強い「クロスフォース製法」のブランクス
- KRコンセプトの「ステンレスフレーム&Sicリング」
の特徴を持つ「N-ONE(エヌワン)」は高度なテクノロジーをお手頃価格で試せるコスパ抜群のロッドに仕上がっています。噂の「ナノアロイ」を試してみたい方はぜひ手に取ってみて下さい。
「N-ONE(エヌワン)」のおすすめモデルを用途別に厳選
最後にアジングモデルの「N-ONE(エヌワン)」の中から特におすすめのモデルを用途別にピックアップしておきます。
ジグ単特化のおすすめモデル:NSL-S562AJI
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
5ft6in | 非公表 | 0.6~10g | 2pcs |
ジグ単&遠投リグ兼用のおすすめモデル:NSL-S682AJI
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
6ft8in | 非公表 | 0.6~10g | 2pcs |
遠投リグ特化のおすすめモデル:NSL-S742AJI
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
7ft4in | 非公表 | 0.6~10g | 2pcs |