メジャークラフト「N-ONE(エヌワン)」アジングモデルの特徴を解説

アラウンド2万円の価格帯で東レの「ナノアロイテクノロジー」が搭載されているメジャークラフトの「N-ONE(エヌワン)」の魅力を解説していきます。

他メーカーの3万円以上のクラスのロッドに搭載される技術をアラウンド2万円で使えるお得なロッドとなっていますので、ご自身にピッタリの1本を見つけてみてください。

目次

メジャークラフト製アジングロッドの全体像

メジャークラフトは釣り初心者でも親しみやすい低価格帯のロッドを中心に展開する人気のロッドメーカーです。アジングカテゴリは以下の7つの製品ラインで構成されています。

製品ライン実売価格
TRUZER(トルザー)30,000円前後
X-RIDE(クロスライド)20,000円前後
★N-ONE(エヌワン)20,000円前後
TRIPLE CROSS(トリプルクロス)15,000円前後
CROSTAGE(クロステージ)10,000円前後
Solpara(ソルパラ)7,000円前後
FIRST CAST(ファーストキャスト)5,000円前後

本記事でご紹介する「N-ONE(エヌワン)」は2万円前後ですが、メジャークラフト製アジングロッドの中では上位モデル寄りに位置します。お手頃感のある価格帯ながらも高い性能を持つので、ユーザーからも好評な製品です。

▽メジャークラフト製アジングロッドの最新ラインナップはこちら

アジングモデル「N-ONE(エヌワン)」の注目ポイント

出典:メジャークラフト

続いてはアジングモデルの「N-ONE(エヌワン)」の特徴をご紹介していきます。注目ポイントは↓の3点。

  1. 東レの「ナノアロイテクノロジー」を採用したカーボンを使用
  2. ネジレに強い「クロスフォース製法」のブランクス
  3. KRコンセプトの「ステンレスフレーム&Sicリング」

東レの「ナノアロイテクノロジー」を採用したカーボンを使用

記事の冒頭でもチラッと言いましたが、「N-ONE(エヌワン)」の一番の魅力は東レの「ナノアロイテクノロジー」を搭載していることです。

「ナノアロイテクノロジー」はロッドの要となるカーボンシートに使われる技術です。カーボン繊維同士を接合する樹脂の粒子がナノ(めっちゃ小さい)レベルなので、ブランクスの強度が上がります。

つまり何が良いかというと、「ナノアロイ」が使われたカーボンシートを使うことで、より細くて軽いブランクスを作ることができ、感度が上がるってことです。

数あるルアーゲームの中でもトップクラスの繊細さを持つアジングでは、「ナノアロイ」による感度向上のメリットは大きくなります。

他のメーカーなら3万円クラス以上のモデルにしか搭載されていない技術を2万円前後のモデルに投入してくるあたりは、さすがメジャクラと言わざるを得ません。

ネジレに強い「クロスフォース製法」のブランクス

出典:メジャークラフト

「N-ONE(エヌワン)」のブランクスには、カーボン繊維が異なる方向に巻き付けてあります。内側の3層には縦・横・縦の順番で基本強度を担保。最外装にはX(エックス)状にカーボンがテーピングされています。

縦横方向へだけでなくネジレにも強くなり、ファイトの安定性もアップ。不意の大型ゲストを掛けてもぐいぐい寄せることができます。

KRコンセプトの「ステンレスフレーム&Sicリング」

アジングモデルの「N-ONE(エヌワン)」のガイドはFujiのKRコンセプト。ステンレスフレームにSicリングという組み合わせとなっています。

正直2万円台のモデルとしては物足りないセッティングといえるかもしれません。というのも、他社の2万円台ロッドではチタンフレームの採用が一般的となっているからです。

ガイドフレームはロッドの自重にも影響する意外と見逃せない項目。軽くて強いチタンフレームが搭載されていれば言うことなかったんですが、ここだけは少し残念なポイントです。

とはいえ、2万円台前半で「ナノアロイ」搭載のお得感の方がデカい!総合的にはナイスなコストパフォーマンスをもつロッドだと思います。

 

アジングモデル「N-ONE(エヌワン)」全モデルの特徴を解説

出典:メジャークラフト

続いてはアジングモデルの「N-ONE(エヌワン)」全モデルの特徴を解説していきます。スペックのラインナップは以下の6種類です。

モデル全長自重ルアー重量
NSL-S562AJI5ft6in非公表0.6~10g
NSL-S642AJI6ft4in0.6~10g
NSL-S662H/AJI6ft6in0.8~10g
NSL-S682AJI6ft8in0.6~10g
NSL-T682AJI6ft8in0.6~10g
NSL-S742AJI7ft4in0.6~10g

短い順に見ていきましょ~!

NSL-S562AJI

全長自重ルアー重量継数
5ft6in非公表0.6~10g2pcs

「NSL-S562AJI」はシリーズで最も短いショートロッドです。軽量ジグ単を使ったフィネスな釣りにピッタリの1本に仕上がっています。ティップは繊細ですがバットには十分なパワーがあるので良型を掛けても安心です。

NSL-S642AJI

全長自重ルアー重量継数
6ft4in非公表0.6~10g2pcs

「NSL-S642AJI」は取り回しが良く、どんなリグでも扱いやすいミドルレングスロッド。ジグ単のアプローチを得意としながらも、遠投リグにも対応できます。ジグ単メインで、たま~に遠投リグも使いたい方におすすめです。

NSL-S662H/AJI

全長自重ルアー重量継数
6ft6in非公表0.8~10g2pcs

「NSL-S662H/AJI」はロッド全体の張りが強いパワフルロッド。アワセのレスポンスが良く、瞬速で上アゴに掛ける「鬼アワセ」を得意とします。ロッドの張りが強いぶんディープ攻略やダートでリアクションバイトを誘う釣りとの相性も抜群。デイやマヅメ時に使いたい1本です。

NSL-S682AJI

全長自重ルアー重量継数
6ft8in非公表0.6~10g2pcs

「NSL-S682AJI」はジグ単から遠投リグまでを卒なくこなすバーサタイルロッド。軽量ジグ単の存在も認知でき、キャロやフロートといった垂らしの長いリグも扱いやすい汎用性の高さが魅力となっています。1本で何でもできるロッドが欲しい方におすすめです。

NSL-T682AJI

全長自重ルアー重量継数
6ft8in非公表0.6~10g2pcs

「NSL-T682AJI」はロクハチ(6ft8in)レングスのチューブラーロッドです。中空構造による反響感度の高さとアクションのキレ味がこのモデルの長所。ダート系ジグヘッドやプラグ、マイクロジグを使った「動」の釣りに最適です。

NSL-S742AJI

全長自重ルアー重量継数
7ft4in非公表0.6~10g2pcs

「NSL-S742AJI」はシリーズで最も長いモデル。アジングにおいては、遠投リグに特化したロングロッドとして活用するのがおすすめです。食い込みの良いソリッドティップなので、リトリーブ主体のメバリングにも流用しやすいチューニング。アジが釣れづらい冬場にもメバリングロッドとして活躍してくれます。

「N-ONE(エヌワン)」の高感度を活かしてアジングを楽しもう!

というわけで、アジングモデルの「N-ONE(エヌワン)」についての解説は以上です。

  1. 東レの「ナノアロイテクノロジー」を採用したカーボンを使用
  2. ネジレに強い「クロスフォース製法」のブランクス
  3. KRコンセプトの「ステンレスフレーム&Sicリング」

の特徴を持つ「N-ONE(エヌワン)」は高度なテクノロジーをお手頃価格で試せるコスパ抜群のロッドに仕上がっています。噂の「ナノアロイ」を試してみたい方はぜひ手に取ってみて下さい。

「N-ONE(エヌワン)」のおすすめモデルを用途別に厳選

最後にアジングモデルの「N-ONE(エヌワン)」の中から特におすすめのモデルを用途別にピックアップしておきます。

ジグ単特化のおすすめモデル:NSL-S562AJI

全長自重ルアー重量継数
5ft6in非公表0.6~10g2pcs

ジグ単&遠投リグ兼用のおすすめモデル:NSL-S682AJI

全長自重ルアー重量継数
6ft8in非公表0.6~10g2pcs

遠投リグ特化のおすすめモデル:NSL-S742AJI

全長自重ルアー重量継数
7ft4in非公表0.6~10g2pcs
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