毎年、2月中旬から4月頃にかけて産卵を意識して活発に動き出すシラウオ。と、同時に動き出すのがプリスポーニングのバスです。
「釣り場でシラウオを見かけるけど、バス釣りに影響はあるのか?」
「早春はシラウオの群れを見かけるけど、バスは捕食してるの?」
もしかしたら、そんな疑問をお持ちになったことはありませんか?そこで、この記事ではシラウオパターンで狙うバス釣りについて詳しく解説します。
シラウオパターンにハマれば、難しいフィールドでもバスが簡単に釣れてしまいます。ぜひ、最後までチェックしてみてくださいね。
シラウオの群れを演出?シラウオパターンはバスを釣りやすい!
シラウオは霞水系など一部の水域で見かける小魚で、春先に近づくと産卵を意識して接岸します。
白系、半透明系のカラーリングをしているボディは、釣りをしていると、足元で良く見かけることができます。
シラウオのサイズは7-10cmほどで、単体ではなく群れで泳ぎ回ることが多いです。そして、群れで接岸しているシラウオを積極的に捕食するのがバスなのです。
とりわけ、この時期におけるバスは産卵前に体力を付けておこうと考える個体が多い時期です。それゆえ、群れに襲いかかりやすいシラウオを果敢に捕食する傾向があります。
シラウオパターンのアクションについて
シラウオパターンでバスを釣る際のアクションは、主に2パターンになります。
- スローなただ巻き
- スローなシェイキングアクション
スローなただ巻きでは、表層からボトムまで一定のラインをじっくりと巻きます。シラウオは泳ぐ力が弱いので、なるべくワームの動きが弱々しいのが最適アクションです。
また、シェイキングアクションではフラッシング効果を期待できます。ワームのシルエットは小さいので、「ギラギラ」とした明滅アクションで誘いを入れてあげましょう。
シラウオパターンのタックル&リグについて
次に、シラウオパターンのタックル&リグについて紹介します。
基本的にはライトタックルを用いた釣りで、繊細なアクションと小さなアタリを拾えるようにしたいです。
ロッド
ロッドは、UL-Mクラスの硬さを意識して選びましょう。個体が大きなるフィールドでは、合わせを入れやすくするためにMクラスがおすすめです。
ただし、初心者の方であればULクラスがベストです。理由としては、ワームのスイミングアクションを手元で感じ取りやすいためです。
もっとも扱いやすく、操作性の高いのはULクラスの硬さです。
リール
リールは、スピニングリールの2000-2500番を使用しましょう。なるべくゆっくりと巻き取りをしたいので、ノーマルギアタイプがおすすめです。
加えて、シラウオパターンではゆっくりと誘う釣りになります。長時間の釣りでは、手首が疲れやすくなるので軽量なリールを選びたいです。
他の釣りにも応用が効く、2500番のスピニングリールがおすすめです。
ライン
ラインはフロロライン、PEラインがおすすめです。
フロロラインであれば水馴染みが良く、バスへの違和感をなるべく消せます。特に、ワームの重量が軽量なので風に流されにくい強みがあります。
他方、PEラインは水馴染みが悪いのですが感度が抜群に良いです。僅かなアタリも捉えてくれるので、お好みで使用しましょう。
初心者の方はフロロラインの方がライントラブルが少ないので扱いやすいです。また、ラインの太さは4-6lbを目安に選びましょう。
ワーム
現在、シラウオパターンを意識して様々なワームが各メーカーから発売されています。
シラウオパターンのワームを選ぶ際のコツは
- 2-4インチクラスのワーム
- 細長いシルエット
- カラーは白/半透明
上記の3つを満たすワーム選びをしましょう。バスの反応をリサーチするためにも、複数種類のワームを準備しておくと良いですよ!
シラウオパターンに特化したカラーも発売されています。白系を基調としたワームを選びたいです。
ジグヘッド
ジグヘッドは、フィールドの水深によって変わります。主に、0,9-3g前後のジグヘッドを使い分けましょう。
ジグヘッドはラウンド状のタイプを選びましょう。シャローでは0,9-1,3gほどで、ディープエリアでは1,8-3,5g程度を使用しましょう。
シラウオパターンでバスを連発ヒットしてみよう!
今回は、シラウオパターンで狙うバス釣りについて紹介しました。
シラウオは、早春のバスが好むターゲットなので接岸しているエリアで有効的な釣り方です。岸辺に近づくと浮遊しているシラウオを見かけることができるので、マッチしたワームでアクションを加えてみてくださいね。
ぜひ、シラウオパターンを身に付けて、良型バスを狙ってみてください。