釣りやアウトドア用品の総合メーカーであるメガバス社。バス釣りをする人なら知らない人はいないと言えるほど、有名かつ人気があるメーカーです。そんなメガバス社から、タコ用ルアーが発売されているのをご存じでしょうか？今回はメガバス社の「タコーレ」を詳しくチェックしてみましょう！
メガバス タコーレ
メガバスTACO-LE(タコーレ)基本スペックは？
タコ釣りといえば、タコテンヤやタコジグ、タコエギの3種類を使うが一般的ですが、メガバスのタコルアーはフォルムから違います。まずとっても巨大であること。ザリガニチックなフォルムも特徴的です。
TACO-LE99とTACO-LE80の2サイズ展開で、TACO-LE99 は大きさが99mm、重さは70g（オモリ含む）、TACO-LE80は大きさ80mm、重さは 40g（オモリ含む）です。1.5倍程度の大きさの差があり、狙うタコの大きさに合わせてチョイスできます。 カラー展開が豊富で大小合わせて10種類程度あり、ホログラムが貼ってあるものや、蓄光機能のあるものまでさまざまです。
裏面には、派手なシリコンスカートが付いているので、アピール力もばっちりです。内部にビーズが含まれているので、ルアーを振ると、赤ちゃんのおもちゃのような「シャカシャカ音」を出すことができます。いまいちタコの乗りが良くないときには、少しロッドを振って、遠くに入るタコにも音でアピールしてみましょう。
釣れない理由はどこにある？
タコーレの魅力は、なんといってもアングラーがそれぞれ好みに合わせて装備を追加できる点です。使う人の創意工夫でタコーレをどんどん進化させられるようになっているため、釣れるか釣れないかは、アングラーの工夫次第といっても過言ではないでしょう。釣れないな、というときは、ちょっぴり手を加えてみると良いかもしれません。アレンジしながら、あぁでもないこうでもないと仕掛けを変えていくのは、釣りの楽しみの1つですよね。釣りの醍醐味が存分に味わえるルアー、それがメガバス「タコーレ」です。
アングラーの創意工夫で進化するルアー
例えば、ルアーの背中部分。このスリット部には、Φ4.5mm×37mmのケミを挿し込むことができます。夜中の釣りや曇りの日、海が濁っている日のアピールに使ってみましょう！ルアーの背中部分は、水平になっているため、エサをセットし輪ゴムで固定すれば、テンヤのようにも使えます。
底面にはフックが2つ付いています。アピールが足りないときに、ブレードやティンセルを取りつけてもOK。シンカーを下げれば船からのタコ釣りだって楽しめますよ！
タコーレの耐久性は？
タコ釣りは一種のパワーゲームです。ボトムや岸壁に張り付いたタコを釣り上げるのは、竿の強度やアングラーの腰の強さなどあらゆるパワーが必要となりますよね。その分、釣り上げられたときの喜びはひとしおです。タコエギやタコテンヤを購入するときに、フックの強度を気にしている方が多いのではないでしょうか？
メガバスのタコーレのフックはこんな感じです。大型のバーブレスフック2本と小型のアウトバーブカンナ4本の組み合わせ。メガバス社によると、シャフトがルアーの内側深くまで挿さっているとのこと。確かに使用していて、フックがすっぽ抜けたことはありません。筆者は経験ありませんが、お友達アングラーによるとフックが折れたという報告も。釣りの前には根元を強化しておくと良いかもしれません。
根がかりはどう？
大型のルアーの割に、根がかりはそれほど気になりません。とはいえ、ロストしたことがないかと言われるとそうではないので、ある程度のロストは覚悟しておいたほうが良さそうです。タコーレは大型ですが、ヘッド部分に高い浮力がつくように設計されているため、ずる引きの際でもヘッドが少し持ちあがり、根がかりを防いでくれます。
実際の釣果は？
普段タコジグを使用している方から見れば、タコーレは巨大で異色。本当に釣れるの？と半信半疑になってしまうかもしれません。筆者も手にしたときは、あまりの大きさに、正直「これはナイな……」と感じるほどでした。でも、そこはやはりメガバス社です。しっかりと計算しつくれされているのでしょう。もちろん、ばっちり釣れましたよ！
加熱するオクトパッシング「タコーレ」で参戦！
近年タコ釣りは「オクトパッシング」と呼ばれ、加熱傾向にあります。これからハイシーズンを迎え、注目度もアップ！魚の引きとはまったく異なる重量感のあるパワーゲームは、一度釣れたらやみつきに！加熱するオクトパッシングに、進化型タコルアー「タコーレ」で挑戦してみませんか？