アメリカンルアーの中には、バスフィッシングの歴史を彩ってきた数々の名作ルアーが存在します。名作といわれるルアーの多くは完成度が高いため、今でも多くのアングラーが使用しているというのもまた凄いところ。

そこで当記事では、現代でも色褪せることのないアメリカンルアーの名作7選を紹介。ルアーの歴史を知り、原点となったルアーを使用するのもバスフィッシングのそれまた一興です。

アメリカンルアーの少しチープな見た目もご愛嬌。名作ルアーを使えば釣りの楽しみ方の幅がより広がるかも知れません。

1.ヘドン・オリジナルザラスクープ

ヘドンのオリジナルザラスクープといえば、バサーなら誰もが知る名作ペンシルベイトです。発売から長い月日を経た今でも姿かたちはそのままに、あらゆるフィールドで実力を発揮しています。

もはやクオリティは完成の域に達しており、ペンシルの釣りを教えてくれる教科書のよう。ペンシルベイトの基本でもあるドッグウォークを忠実にこなし、バスのストライクを誘発します。

2.ヘドン・ビッグバド

ビッグバドは、オモチャのような見た目もありとても愛好家が多いノイジーの名作です。このルアーを一度手に入れれば、絶対これで釣りたいと思ってしまいますし、釣れればさらに愛着もわくというもの。メーカーとコラボをしたカラーも豊富なのでコレクションするのも一興です。

ただ、所有欲を満たしてくれだけではなく、もちろん実力も折り紙付き。トップトーナメンターも愛用し、ウイニングルアーとなったことも度々あります。タダ巻きでもテールのブレードを煌めかせながら小気味良く動いてくれます。

ビッグバドで釣れれば喜びもひとしお。バスが水面を割ってビッグバドにバイトするシーンは迫力満点です。

3.ボーマー・モデルA

ボーマーのモデルAは、ボーマー社の地位を不動のものとしたルアーといっても過言ではありません。そのクランクベイトの特徴は、潜行深度別で6種類に分かれている点で、よりシステマチックにプレゼンテーションすることを可能としています。

細かく潜行深度が分かれていることで、シチュエーションやバスの活性に合わせて使い分けられるのはメリット。さらには、陸っぱりでもボートでも適切なルアーセレクトができるというのも大きいでしょう。

4.ボーマー・ロングA

ボーマーのロングAは、ジャークベイトの名作ルアーです。

これが玄人好みとも言うべきか、あくまでジャークがプロダクトのメインコンセプトとなっているため、日本のルアーのようにタダ巻きで動いてくれないのも特徴。連続的にジャークを入れることで初めて、逃げ惑う小魚の如くキレ味鋭いダートアクションを見せてくれます。

ロングAはジャークアクションの威力を知るにはうってつけです。価格も国産のルアーと比べると安いので、ジャークを練習をするルアーとしても最適でしょう。

5.レーベル・ポップR

レーベルのポップRは、リック・クランやゼル・ローランドなど伝説的なバスプロがこぞって使った信頼度の高い名作ポッパーです。シンプルなボディ形状ながらポッパーの基本性能が凝縮されており、ロッドワーク一つで様々なアクションを繰り出すことが可能です。

基本的な首振りアクションはもちろんのこと、スプラッシュを強くしたり、チャガー音を出したりとシチュエーションに応じたベストなアクションを探ることができます。

ポッパーRは完成度の高さから、多くのポッパーのインスパイアの対象ともなっています。まさにポッパーのお手本とも言えるルアーです。

6.バグリー・バルサB

バグリーのバルサBシリーズは、愛嬌たっぷりなファットボディが特徴的なバルサクランクの名作です。

特徴は、何と言っても素材がバルサで出来ている点で、非常に浮力が高いです。浮力が高いことから障害物回避能力に優れており、カバーを攻める上では心強い味方となってくれます。

ただ、現在ではなかなか手に入らないのが難点。貴重ですので見かけたときにばぜひ手に入れておきたいルアーの内の一つです。

7.ビルルイス・ラトルトラップ

ビルルイスのラトルトラップは、アメリカで爆発的な人気を誇ったリップレスクランク(バイブレーション)の名作です。

その人気はどれほどかと言うとリップレスクランク自体をトラップと表現する程。アメリカのリップレスクランクの釣りを支えてきたと言っても良いでしょう。

日本では、釣具店のワゴンセールでびっくりするほどの値段で販売していることもありますが、実力は本物です。ただでさえバイブレーションはロストが多いルアーなので、安価で販売している際は買い。

TDバイブレーションなどのジャパンルアーの陰に隠れてしまっていますが、非常にコスパの良いルアーです。

ルアーの実力は見た目では測れない

紹介したルアーは、どれもバスフィッシングの歴史を支えてきた不朽の名作です。現代のルアーはリアルになり、それらと比べれば正直チープではありますが、バスにどう見えているかは分かりません。

ただ、一つ言えるとすればこれらのルアーたちは今でも現役バリバリで「釣れる」ということ。

ルアーの実力は見た目では測れないというのも面白いところ。奥が深いです。