ニゴイってどんな魚?釣れるポイントから主な釣り方について紹介!

「鯉みたいだけど、よく見ると細長い体が特徴的だった」

「ニゴイを見かけたけど、どんな魚だろう?釣り方は?」

ニゴイを見かけた、あるいは川釣りについて調べていてこんな疑問は抱いていませんか?

ニゴイは鯉釣りはもちろん、バス釣りやナマズ釣りなどの外道として釣れることのある魚です。一般的に、外道としての扱いをされがちですがハマると面白いターゲットです。

そこで、当記事ではニゴイの主な特徴から釣り方におけるコツについて詳しくご紹介します。

普段とは違った釣りを楽しむチャンスなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

川に潜むアグレッシブなフィッシュイーター?ニゴイの特徴について

撮影:筆者

ニゴイは、日本原産の固有種であり、本州から四国、九州までと幅広く生息している日本の川魚です。

見かけは鯉に近い細長い個体ですが、遊泳力は高く素早く泳ぎ回る魚です。また、サイズに関しても最大で70cm程まで育ち、ミミズやエビ、小魚などを活発に捕食しています。

雑食性の強い魚であるがゆえ、バス釣りやナマズのぶっ込み釣り、鯉釣りなどをしている際にヒットすることも珍しくない魚です。

上記のような人気の釣りで釣れることが多いことから、ニゴイは外道として扱われがちです。ただし、川の流れによって鍛えられたニゴイの引きは強烈で、他の魚にはない独特な面白味がありますよ。

産卵時期は4-6月頃となり、産卵前後のニゴイは積極的にエサを求めて動き回る特徴もありますよ。

ニゴイがよく生息するポイントとは?

ニゴイが生息するポイントは、汽水域から中流域、上流域と広範囲に及びます。

特に、汽水域におけるニゴイは数も多いことからエサ釣り等をしているとよくヒットする場合があります。一方、ナマズやブラックバス等が生息している中流域においても流れ込みや主流でエサを待っているケースが多いです。

さらに、鮎などが生息する上流域に関してもニゴイは生息していることもあり、清流の流れる河川で目視できることがあります。

このように、ニゴイは河川の上流〜下流域においてよく見かけることができます。なかでも、捕食するエサが溜まるポイントを見つけられると、ニゴイとの遭遇率も高まりますよ。

どちらも手軽に楽しめる!ニゴイの釣り方は主に2パターンある

ニゴイ釣りを専門的に狙っている人は少ないことから、ニゴイの釣り方については明確な答えはありません。

しかし、筆者の経験上では2種類の釣り方があります。

  • ニゴイをエサ釣りで仕掛け/狙う方法
  • ニゴイをルアー釣りで仕掛け/狙う方法

の2種類となり、エサで狙う「待つ釣り」とルアーで狙う「スポーティな釣り」の両方を楽しめます。

以下の項目にて、各釣り方についてチェックしてみてみましょう。

ニゴイをエサ釣りで狙う仕掛け/方法とは?

ニゴイをエサ釣りで狙う方法としては、2-4m程度の磯竿・投げ竿等を使用した投げ釣りタックルで投げ釣りスタイルで誘います。

リールは3000-4000番程のスピニングリールを使用し、中通しオモリとスナップ、ハリスを取り付けてキャストしましょう。

また、使用するエサとしてはミミズやザリガニなど、身近な釣りエサを使用しましょう。汽水域のニゴイに関しては、イソメやゴカイ等も捕食するので活用したいところです。

エサ釣りでの誘い方

川の主流やトロ場などに目掛け仕掛けを投入し、オモリがしっかりと水底に着底したら置き竿にしてアタリを待ちましょう。

アタリがあると竿先が絞り込まれるように曲がるので、慌てずにゆっくりと竿を立ててアワセを入れてあげましょう。

ニゴイをルアー釣りで仕掛け/狙う方法とは?

エサ釣りに対して、ニゴイをルアー釣りで狙う方法はバス釣りやトラウト釣りと類似したスタイルがあります。

ニゴイはコイ科の魚でありながらも、素早い魚なので小魚を追い回すスピードも速いです。そのため、ミノーやシャッド、スプーンのように小魚を模したルアーに好反応を示します。

タックルとしては、大型な個体もヒットすることを考慮するとバスタックルで挑むのがもっともオーソドックスです。

スピニングタックルであれば、Lクラス以上のスピニングロッドと2500-3000番台のスピニングリールを準備しましょう。

反対に、ベイトタックルで誘う場合はMクラス以上のベイトロッドを用いたタックルがおすすめです(ベイトフィネスリール以外のベイトリールであれば、耐久性の不安はありません)。

ルアー釣りでの誘い方

ルアー釣りでニゴイを狙う場合、流れに対してドリフトさせるように巻いてみましょう。

ニゴイは流れの強い場所でもしっかりと泳ぐので、激流となる落ち込み等を何度も通してあげると勢いよくバイトしてきます。

その上、ルアーに対してチェイスしてくることもあります。この場合、ニゴイの進行方向の先にキャストして追わせるように誘いを入れてみましょう。

ヒット後は左右に走ることが多いので、ドラグ調整しながらランディングしましょう。

突っ込む引きが面白い!川釣りでニゴイを狙ってみよう!

撮影:筆者

今回は、日本の川魚でありながらエサ釣りでもルアー釣りでも狙えるニゴイ釣りについてご紹介しました。

ニゴイの生息域は広く、もしかしたらあなたも一度は釣り上げた経験があるかもしれません。

食性が強い魚なので、川底に放置しておくエサ釣り、生き餌のようにルアーを動かして狙う釣りでも楽しめるターゲットです。
フィールドの条件ややスタイルに合わせて、ニゴイ釣りに挑戦してみてくださいね!

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