みなさんは並継ぎ竿、振り出し竿のどちらを使って釣りを楽しんでいますか?
このような竿はつくりが少々異なり、それぞれに魅力があります。
ここではそれぞれのメリットやデメリットなどをいくつか紹介いたします。
並継ぎ竿とは?
並継ぎ竿は2ピースロッドが代表的で、竿が均等に分かれるようなものをいいます。
主にルアー釣りで使われることが多く、ロッドが極端に長いものは少ないです。
ルアー釣りが好きな方は、竿を探すと並継ぎモデルがどうしても多くなってしまい、ルアー用の振り出しロッドは探すのが少し難しくなってしまうことがあります。
並継ぎ竿は携帯性が良くないといわれますが、メリットもありますのでぜひ使ってみてください。
並継ぎ竿のメリット
キャストのときに竿が縮まらない
キャストしようとした時、勢いで竿が縮んでしまった経験はありませんか?
振り出し竿ではたまにある出来事ですが、並継ぎ竿ではこのようなことが起こりません。
その都度ロッドを直す作業がいらないため、ストレスなく釣りができます。
水洗いがしやすい
竿の伸び縮みがありませんので、洗うことや乾燥させる作業がしやすいです。
場合によっては毎回竿の水洗いが必要なこともありますので、メンテナンスのしやすさはアングラーにとってうれしいです。
メンテナンスをこまめに行うことで耐久性がアップすることも大きなメリットです。
並継ぎ竿のデメリット
持ち運びに不便
竿がコンパクトサイズにならないため、持ち運びで不便に感じる方も多いと思います。
バッグのなかに入れて持ち運ぶこともできませんので、携帯性を重視する方にはあまりおすすめできません。
車以外の手段で釣り場に行く方は、振り出しロッドが使いやすいかもしれません。
接続部分から抜ける場合がある
接続が不十分だと、竿が分かれてしまうことがあります。
しかし、しっかりと接続していればこのような不具合はほぼ起こりません。
初心者の方にありがちなため、接続時にはしっかりと確認を行いましょう 。
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ルアー釣りには定番のロッドタイプです。キャストを繰り返したときの、不具合の少なさが並継ぎ竿の魅力です。
振り出し竿とは?
伸び縮みが可能な竿のタイプで、主に投げ釣りで使われることが多いです。
エサ釣りをメインに行う方にとってはお馴染みのタイプの竿です。
販売されている種類も豊富で、カラーも幅広くあります。
振り出し竿のメリット
持ち運びが簡単
竿を縮めて持ち運びができるため、持ち運びが簡単です。
また、収納時も場所をとることなく保管することができます。
コンパクト性に優れ、竿を破損してしまうリスクを減らすことも可能です。
竿の長さを自由に選ぶことができる
投げ竿用の長い竿になると、ほとんどが振り出し竿になります。
この他にもあらゆる長さに対応しているものが多いのが振り出し竿です。
サビキ釣りやちょい投げ釣りでもよく使われることが特徴です。
モデルやカラーが豊富!
振り出し竿はファミリーフィッシングを想定しているものも多いです。
かわいらしい竿のカラーで女性や子どもが喜ぶようなものも販売されています。
また、豊富なモデルも魅力です。
初心者用のセットなど、安いモデルのものも多いです。
あまり長くない振り出し竿はお得な価格で購入することができます。
振り出し竿のデメリット
水や砂が入りやすい
振り出し部分に水や砂が入ると、壊れる原因になります。
竿の中がサビてしまい、うまく伸び縮みしなくなる場合がありますので注意してください。
振り出し竿を使用後は水洗いを行い、乾燥までしっかりしたいですね。
ガイドが壊れやすいことがある
何度も伸び縮みを行うと、衝撃でガイドが弱くなりやすいです。
また取り扱い方に問題があると、竿にひびが入ることもあります。
丁寧な取り扱いを心がけましょう。
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これ1本で様々な釣りに対応します。コンパクトサイズで持ち運びがしやすい振り出し竿です。
並継ぎ竿、振り出し竿はアングラーのお好みで
並継ぎ竿、振り出し竿、アングラーのなかでも好みが分かれます。
並継ぎ竿と振り出し竿どちらか一方だけ持つよりも、それぞれ1本ずつ持っていると、デメリットをカバーしながら釣りを楽しむことができるかもしれません。
竿を選ぶ時には長さや強さの他にも、このようにどちらのタイプであるか注目し購入しましょう。
まとめ
どちらも魅力的な竿ですが、このようにメリットやデメリットがいくつかあります。
みなさんはどちらのタイプを使ってみたいと思いましたか?
大きく違う特徴としては携帯性がありますので、このようなことを重視する方には振り出しロッドがおすすめです。
自分はどちらが使いやすいかを比べ、それぞれの竿で釣りを楽しんでみてください。