1万円ちょいでオールSiC!?本格派の振出ロッド「エギングGRⅡ 振出」をご紹介

本格的な実釣性能を持ちながら、コンパクトに携帯できる「エギングGRⅡ 振出」をご紹介します。1万円ちょいなのにオールSiCを採用するなど、かなりのハイコスパ仕様。振出式ですが、メインロッドとしても十分に活躍してくれます。

リアルメソッド製エギングロッドの全体像

リアルメソッドは「釣具のポイント」を全国展開するタカミヤ社のプライベートブランド。幅広いジャンルの釣り具をリリースしています。

もちろんエギングロッドも例外ではなく、ラインナップは充実しています。シリーズと実売価格の一覧は↓のとおりです。

シリーズ	実売価格
エギングGRⅡ　振出	12,000円前後
コンパクトゲームGRⅡ	10,000円前後
エギングGRⅡ	10,000円前後
Wハンター エギング	5,000円前後
ライトステップⅡ エギング	3,500円前後
モビリティーキャスト エギング	3,500円前後

本記事で紹介する「エギングGRⅡ 振出」は携帯性に優れた振出モデル。かさばらずに持ち運べるので、自転車やバイク釣行が多いアングラーから人気があります。

リアルメソッド「エギングGRⅡ 振出」の特徴

続いては、リアルメソッド 「エギングGRⅡ 振出」の特徴を見ていきましょう。注目ポイントは↓の4点です。

携帯性の高いテレスコピック（振出）タイプ

1番の特徴は製品名にも入っているとおり、振出タイプってことです。3本継ぎで仕舞寸法は100cmを下回ります。2本継ぎモデルに近い感度や操作性を残しつつ、携帯性を高めたスペシャルチューンです。

ちなみに、もっとコンパクトに仕舞えるロッドが欲しいって方向けに、4本継ぎタイプの「モビリティーキャストエギング」、「コンパクトゲームGRⅡ」という製品もリリースされています。コンパクトロッドをお探しの方は、上記の2シリーズも併せて検討するのがおすすめです。

1万円強なのにオールSiCリング

「エギングGRⅡ 振出」ガイドリングはすべてFujiのSiCリングという高級仕様。糸抜けも良く、摩耗性にも優れるので、快適にエギングを楽しめます。

1万円ちょいのお値段でオールSiCのエギングロッドはなかなか珍しいです。この太っ腹仕様はさすがリアルメソッドといったところ。恐れ入りますね。

独自のカーボン素材で強度を担保

ブランクスのカーボン素材は他のGRⅡシリーズと同様に、オリジナルの3層構造。しっかりした強度があり、安心してロッドをシャクり倒せます。

全体を細身に仕上げることで、振出モデルながらも自重を120g前後まで軽量化。長時間釣行でも疲れにくく、集中が途切れません。

GRⅡシリーズでおなじみのモノトーン調

装飾は黒がメインのモノトーン調となっており、落ち着いた印象。どんなリールとも無難にマッチするシンプルな色味・デザインに仕上がっています。

リアルメソッド「エギングGRⅡ 振出」の機種ラインナップ

リアルメソッド「エギングGRⅡ 振出」は全2機種での展開となっています。機種とスペックの一覧は↓です。

機種	全長（m）	自重（g）	エギサイズ（号）
T833ML	2.51	116	2.0-3.5
T863M	2.58	124	2.5-4.0

EGING-GRII 振出 T833ML

全長	自重	エギサイズ	継数	仕舞寸
2.51m	116g	2.0-3.5号	3本	94cm

セミショートの8.3ftが採用され、取り回しが良いモデル。テーパーもややマイルドなML仕様となっており、ソフトな操作感を楽しめます。港内での数釣りができる秋シーズンにピッタリな1本です。

EGING-GRII 振出 T863M

全長	自重	エギサイズ	継数	仕舞寸
2.58m	124g	2.5-4.0号	3本	97cm

エギングロッドの王道スペック「8.6ft×Mパワー」モデル。ブランクスに十分なパワーがあるので大型のエギにも対応し、春シーズンのデカイカにも遅れをとりません。もちろん、中型のエギを用いた秋イカ攻略にも使えるので、年中活躍してくれます。