サビキで釣った豆アジを面倒な内臓処理なしにお刺身で食べる方法

サビキで大量に釣れた小さなアジ。新鮮だからお刺身で食べたいけれど小さすぎるし…と諦めていませんか?釣ったは良いものの、お料理にするときに内臓やゼイゴの処理が面倒臭い…と悩むこともありますよね。そんな悩みをすべて解決する、「サビキで釣った豆アジを面倒な内臓処理なしにお刺身で食べる方法」をご紹介します 。

目次

大量の豆アジ…釣るのは良いけど処理が面倒くさい!

豆・豆・豆・豆

地合いにハマったサビキ釣り、入れ食い状態でアジが釣れたら本当に楽しいですよね。釣っているときは楽しいのですが、釣れたあとにくる「で、これどうする?」感は、アングラーであれば誰もが経験したことではないでしょうか。

豆アジサイズであれば手開きにして、アジフライやアジの天ぷらが定番ですが、頭を落として内蔵を出したところで、強烈なニオイに悩まされるという方も少なくないはず。小アジや中アジくらいにサイズアップすると、釣りはますます楽しくなりますが、手開きでの処理が厳しくなってくるため、包丁で頭と落として…とますます処理が面倒になってしまいます。

お刺身が食べたい!とおねだりされることも

新鮮な魚=お刺身というイメージが強いため、ファミリーフィッシングなどでは、小さなお子様に「お刺身で食べたい!」とおねだりされた経験がある方も多いかもしれません。できることならそうしてあげたいけれど、豆アジは小さすぎて…と泣く泣く諦めているという方も少なくないでしょう。いつもサビキの豆アジが天ぷらやアジフライばかりで飽きてしまったという方も多いかもしれません。

豆アジだってお刺身で食べられる!

小さな豆アジだってお刺身で食べられます!しかも、内蔵の処理をしないので臭くならずに快適に。ぜひ皆さまお試しください。

Mr.スタンダードと名付けよう

でました!このサビキのスタンダードサイズ。釣るのは楽しいけれど、後処理にうんざりするサイズ。でも、釣ったからにはおいしく食べるというのが釣りの鉄則。食べないのであれば、リリースしてあげるのがルールですよね。

まずは、豆アジの背中に切れ込みを入れます。中までしっかり包丁を入れる必要はなく、表面を薄く傷付けるような程度でOKです。

次に、豆アジの内蔵を避けるようにして、体のほうへも包丁で切れ込みをいれます。このときも、包丁を深く入れる必要はなく、表面を傷付ける感じでOKです。

包丁を入れ終わったら、頭の角(画像の矢印の部分)に包丁の刃を引っ掛けるようにして豆アジの皮を剥きます。

このとき、包丁の刃と自分の親指で豆アジの皮を挟むようにするとうまく剥けます。

Mr.ズル剥けと名付けよう

キレイに剥がれるので、驚くこと間違いなし!ゼイゴも皮と一緒に剥がれてくれるので、とっても便利です。

皮が剥けたら、包丁の先でアジの身を切り離しましょう。両面の皮を先に剥いてからでも、片面ずつ皮剥き&身はずしをおこなってもどちらでもOKです。

両方の身をはずしたら、こんな感じに。内蔵を破っていないため、内臓臭に悩まされることもないですよ!魚の味は内臓や血液に触れると味が臭くなってしまいがち。できるだけ身を内蔵に触れさせないことが、おいしく仕上げる秘訣です。

夏は生ごみが強烈なニオイを発生しますが、内臓を破っていないとそれもマシになりますよ。ちなみに魚ごみは、ジップ付きの袋に入れて、ゴミの日の朝まで冷凍しておくと、ニオイの心配が不要です。

豆アジでもおいしいお刺身が食べられますよ!すり下ろしたショウガやニンニクと一緒に食べれば最高です!身をはずす時に、アジが小さすぎて身が切れてしまったなどの場合も、捨てずに別で取っておいてくださいね。切れてしまった身は、刻んだ青ネギ、大葉、すり下ろしたショウガ、すり下ろしたニンニク、お味噌、少量の醤油で味付けをして「なめろう」に。ごはんやお酒がすすみます。

魚のニオイを取る方法は?

画像出典:pixabay

手に付いた魚の生臭いニオイを皆さんはどのように対処していますか?魚のニオイ消しは、ステンレスソープが有名ですよね。これは、魚のニオイ成分が銀イオンに反応して分解されてニオイが消えるためだとされています。

ほかには、湿ったコーヒーかすを手にすり込んで洗う、塩を手にすり込んで洗う、柑橘系のフルーツの皮を手にすり込んで洗う、研磨剤入りの歯みがき粉を手にすり込んで洗うなど、さまざまな方法で手についたニオイを素早く消す方法があります。個人的なおすすめとしては、倍ほどに薄めた酢水に手を浸してこすり合わせ良く洗うという方法です。酢水は包丁やまな板のニオイ消しとしても使えますよ。ぜひお試しください!

小さすぎる魚はできるだけリリースを

限られた資源のためにも、小さすぎる魚はできるだけリリースしてあげたいですよね。とはいえ、針のかかった場所が悪いなど、釣り上げるときにはご臨終になってしまっていることも。そんなときには、できるだけおいしく食べたいなと思っています。きちんと処理しておいしく食べられる分量だけを釣って持って帰るということも、釣り人として忘れてはいけないポイントですよね。釣れた魚を「いらない」という理由でその場で放置し、悲しい姿で捨てられている魚を見ると悲しくなります。釣った魚を海へ返すと群れがばらけるという理由で、返さない(そのまま足元に捨てられたり)というアングラーを見かけることも。マナーとルールを守って釣りをしたいなと感じています。

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