ヤマガブランクスのブルーカレントはベイトモデルが面白い!生まれ変わったブルーカレントベイトモデルを徹底解説!

ヤマガブランクスは自社窯を持つロッドメーカーとして多くのアングラーから絶大な支持を得ていますが、ヤマガブランクスの人気ブランドの一つであるブルーカレントのベイトモデルに注目が集まっています。

ブルーカレントはライトゲームのカテゴリーに位置しているロッドで、軽量さとしなやかな曲がり、見た目からは想像もつかないパワフルさが多くのライトゲーマーを虜にしています。

そんなブルーカレントがブルーカレントⅢとして生まれ変わり、アングラーを驚かせています。

今回は、生まれ変わったブルーカレントⅢの中からベイトモデルの3種類をご紹介します。

ライトゲームにベイトモデルなんて必要ないのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、そんな事はありません。

筆者もライトゲームではベイトロッドを使用する事もありますが、それはベイトならではの恩恵があるからです。

前置きが長くなりましたが、ブルーカレントⅢベイトモデルについて早速ご紹介します。

知れば知るほどブルーカレントⅢベイトモデルを使いたくなる事間違いありませんので、ぜひチェックしてくださいね。

それでは早速チェックしていきましょう。

目次

ライトゲームでベイトタックルを使う理由

出典:pixabay

ライトゲームを楽しんでいるアングラーのほとんどが、スピニングタックルを使用しています。

スピニングタックルは初心者でも扱いやすく、繊細な攻め方をする事が出来るためライトゲームでは広く使われています。

そんな中でわざわざベイトタックルを使う必要はあるのかと思われる方も多くいらっしゃると思いますが、筆者はベイトタックルを使う必要はあると自信を持って言えます。

もちろん、全てにおいてスピニングタックルに勝るという訳ではありませんが、ベイトタックルにしかないメリットというものがあります。

ブルーカレントⅢについてご紹介する記事ではありますが、まずはベイトタックルを使用するメリットについてご紹介します。

また、デメリットについてもメリットの後にご紹介しますが、どんなデメリットがあるのかはベイトタックルを使用する上で必ず知っておいて頂きたい事ばかりなので、そちらもぜひチェックしてくださいね。

ライトゲームでベイトタックルを使うメリット

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そもそも、ライトゲームではスピニングタックルが一般的でありますが、ベイトタックルを使用するメリットは一体何なのでしょうか。

まずは、ベイトタックルを使用する事で得られるメリットからご紹介します。

メリットを知る事でベイトタックルを使いたいという気持ちになる事間違いありませんので、ぜひチェックしてくださいね。

それでは、ライトゲームでベイトタックルを使用するメリットをご紹介します。

キャスト時の糸ふけが出にくい

ライトゲームでは極細のPEラインやフロロカーボンラインを使用する事がほとんどですが、キャスト時に糸ふけが出やすいと感じた事はないでしょうか。

スピニングリールの構造上、ルアーをキャストする際にラインは完全フリーな状態で放出されるため、どうしても糸ふけが出やすくなってしまいます。

また、キャストするルアーも1gや5gといった非常に軽量なルアーを使用するので、ラインを引っ張る力が弱いため糸ふけが出やすくなります。

しかし、ベイトタックルであればルアーがスプールを引っ張ってラインを放出する様な構造になっているので、ラインが完全フリーな状態にならず、糸ふけが出にくくなります。

余分な糸ふけが出ない事で素早くアタリを察知する事が出来ますし、風の影響を受けにくくなります。

キャストするとまっすぐに伸びていくラインを見る事が出来るのは、ベイトタックルならではと言えますね。

フォールのアタリをとりやすい

ライトゲームではフォールで食わせる事が多いため、フォール時のラインテンションが重要となります。

スピニングタックルであればスプールを押さえてサミングを行えばラインを張りつつフォールでのアタリをとる事も出来ますが、アタリがあってもベールを倒して合わせを入れなければなりません。

ベールを倒す手間がある事と、サミングする際にもう片方の手を使うという事にもなるので、何かと不便です。

しかし、ベイトタックルであれば親指でサミングしながらフォールさせる事が出来るだけでなく、アタリがあればスプールを押さえたまま合わせを入れ、ハンドルを回せばクラッチが戻り、やり取りが可能になります。

スピニングタックルの様な手間を省く事が出来る点は、ベイトタックルの大きな強みであり、フォールさせるという行為においては、一度ベイトタックルを使えばスピニングタックルに戻れないほどです。

オフショアの釣りでベイトタックルが多く使用されているのは、巻き上げのトルクが強い事もありますが、フォール管理をしっかりと行いたいという面があるからです。

ライトゲームにおいても、フォール時の性能の高さは役に立ってくれますよ。

巻き上げトルクが強い

スピニングタックルで使用されるリールは、細糸を繊細に扱うためドラグの出がスムーズです。

しかし、その代わりに巻き上げトルクがあまり強くなく、引きの強い魚が掛かってしまった場合にどうしようもなくなる事があります。

その反面、ベイトタックルでは直接スプールを回してラインを巻き取るので、巻き上げトルクが強くなります。

スピニングタックルの様にドラグを使用する事も出来ますが、カサゴやメバルなどの根魚を掛けた場合はドラグを締めて一気に浮かせる事も得意としています。

筆者も一度ベイトタックルでカサゴを狙っていた事がありますが、巻き上げトルクが強いため難なくハンドルを回してゴリ巻きでカサゴを浮かせました。

非力になりがちなライトゲームをパワーゲームに変えてくれるので、ロックフィッシュをメインに狙うライトゲーマーの方にはぜひともベイトタックルを使って頂きたいです。

太いラインを使用する事が出来る

ライトゲームは小さなルアーやリグを使用するため、ラインを細くしてあげる事が一般的です。

しかし、根の荒い様な場所であったり良型を狙う場合はラインがあまりにも細いと心配になりますよね。

スピニングタックルで太いラインを使おうとした際に起こる事が飛距離の低下です。

スプールから放出される際にガイドなどに擦れてしまうため、どうしても摩擦で飛距離が落ちてしまいます。

しかし、ベイトタックルであれば太いフロロカーボンやPEラインを使用したとしても、飛距離が落ちにくいです。

ベイトタックルの場合はスプールから一直線にラインが放出されていくので、スピニングタックルほどの摩擦は起こらず、スムーズにルアーが飛んでいきます。

太いラインを使いたいけど飛距離を落としたくない様なシーンでは、ベイトタックルが大活躍しますよ。

糸よれが起こりにくい

スピニングリールの宿命ともいえる事が、ラインを巻き取った際の糸よれです。糸よれが発生してしまうとライントラブルの原因に直結してしまうので、糸よれはアングラーにとって嫌な存在です。

しかし、ベイトリールはラインをまっすぐ巻き取るため糸よれが出来にくいです。

シンプルな構造だからこそ得られるメリットであり、糸よれが出来にくいという点は意外と大きなメリットです。

ライトゲームで使用するラインは細いものばかりなので、糸よれは意外と致命傷になったりします。

そんな致命傷になる様な糸よれは出来れば避けたいものなので、糸よれを根絶したいという方はベイトタックルを使う事を強くおすすめします。

ライトゲームでベイトタックルを使うデメリット

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ライトゲームでベイトタックルを使用するメリットについて触れてきましたが、ここからはあまり知りたくないかもしれませんがデメリットについてご紹介します。

ベイトタックルを使用する事で生じてしまうデメリットは、知っておく事がとても大切になります。

なぜなら、デメリットを知っておく事でデメリットを少しでも緩和させる事が出来るからです。

デメリットを知ればベイトタックルをより上手く操る事が出来るので、ここからご紹介するデメリットについてもぜひチェックしてくださいね。

それでは早速チェックしていきましょう。

バックラッシュする恐れがある

ベイトタックルを使う上で避ける事が出来ないのが、バックラッシュです。

上級者でもバックラッシュしてしまう事があるので、完全に回避する事は出来ないと思って頂いても問題ありません。

また、太いラインであればバックラッシュしてもリカバリーしやすいですが、ライトゲームの様に細いラインを使う場合はバックラッシュしてそのまま高切れしてしまう事が多いです。

バックラッシュを回避するためにも、飛距離を多少犠牲にしてでもブレーキを強くする事、早すぎるスイングをしない、ロッドを曲げてルアーを飛ばす、サミングをきちんと行うといった事をしっかりと行いましょう。

慣れてくればバックラッシュする事も大幅に少なくなりますので、バックラッシュしてもめげずに練習する事が大切です。

向かい風に弱い

ベイトタックルは風の向きに注意する必要があり、向かい風の時には特に注意する必要があります。

ベイトタックルでキャストするとルアーが飛んでいく力を利用してスプールを回しますが、向かい風でルアーの勢いを失速させられてしまうとスプールの回転は弱まらないためバックラッシュに繋がってしまいます。

そのため、向かい風が強い場合はブレーキを強くして低い弾道でキャストする事が得策です。

オーバーヘッドキャストでは風の抵抗を受けやすくなるので、サイドキャストで低い弾道でキャストする事をおすすめします。

風が強い場合は無理せずにブレーキを強めて、トラブルのない様にしましょう。

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