【バス釣り】強風時の基本となる釣り方やコツ!メリットも紹介

出典:写真AC

バス釣りにおいて強風は、釣りがしにくくなるためできれば敬遠したいもの。ただ、そんな時でも基本的な釣り方やコツを知っておけば、いくらかストレスを抑えて釣りをすることができます。

そこで今回は強風時の基本となる釣り方やコツを解説していきます!風の影響を受けやすいフィールドでバス釣りをすることが多いといった方や、強風時の釣りが苦手といった方はぜひチェックしてみてください。

目次

強風が吹くことでのメリット

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強風は、アングラーにとってデメリットとしてのイメージが強いでしょう。ただ、フィールドや状況によってはバスが釣りやすくなることもあります。強風が吹くことでのメリットを紹介します。

1.バスの警戒心が下がる

強風が吹くことで水面は波打ち濁りが入ります。濁りが入ることはデメリットになる場合もありますが、適度な濁りであればバスの警戒心を下げることに繋がります。普段プレッシャーが高くスレバスを相手にしているといった場合であれば、釣れやすくなることがあります。

強風であればアングラーの絶対数も少なくなるので、その点もバスの警戒心を下げることに繋がるでしょう。

2.バスの活性が上がる

強風が吹き水がかき回されることで水中の酸素量が増えます。水中の酸素量が増えれば、バスの活性は上がります。

さらには岸際に向かって強風が打ち付けるようなポイントであれば、ベイトフィッシュが波の影響を受け岸沿いに押されてくるので、それを追ってバスも岸沿いに寄ってきます。

この場合、陸っぱりで釣るアングラーにとってはアドバンテージです。活性の高いバスを相手にすることができるので釣れやすくなります。

3.水温の変化

強風の影響を受けることでフィールドの水温は変化します。特に夏のような暑い日であれば強風を受けることでフィールドの水温は下がりますし、春先など水温がまだ低い時に暖かい風が吹けばフィールドの水温は適水温に近づきます。これらはメリットとしてバスの活性を上げることに繋がります。

ただ、冬は違います。強風による水温低下はバスの活性を著しく下げる要因になるので、デメリットとなります。

強風時の基本となる釣り方やコツ

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1.風に抗わない

強風時は基本的に風に抗わず味方にするのが基本です。キャストをする際は、向かい風のポジションでキャストをすれば当然飛距離は伸びませんし、ベイトリールを使用していればバックラッシュをしてしまいます。

そのため、できるだけ追い風となるポジションでキャストをすることが望ましいです。

また、どうしてもポイントの都合上追い風のポジションでキャストができない、そもそも強風で釣りにならないといった時には、ポイント移動をしたほうが良いでしょう。

その際はなるべく風が当たりにくい場所、すなわち風裏となる場所を見つけます。少しでも釣りがしやすい場所を見つけることが必要です。

2.ウェイトを重くする

強風時に釣りをする際はウェイトを重くするのが基本です。軽いウェイトのルアーやシンカーで強風時に釣りをしていると正直何をやっているか分からないことがあります。

また、強風時にワームの釣りをする際、軽いウェイトでは、ラインが流されることでシンカーまでも流されてしまいます。最低限シンカーがしっかり止まるウェイトまで重くするように調整しましょう。

3.ファーストムービング系のルアーを使用する

強風時はライトリグはもってのほか、ワームの釣りがしずらくなります。そのため、いっそのことワームは諦めて、強風が吹いた時はファーストムービング系のルアーに終始するというのも良いでしょう。

ファーストムービング系のルアーであれば、ラインテンションを張ったままルアーを引いてこれるので操作性が良くアタリも分かりやすいですし、キャスタビリティーが良いルアーが多いので、いくらかストレスなく釣ることができます。

ただ、スピナーベイトを使う際はスピナーベイトのタイプに気を配る必要があります。ブレードの大きいスピナーベイトは風の影響を受けてキャストがしづらかったりします。強風時はブレードが大きくないもののほうが使いやすいです。

4.フッキングの際は糸ふけをしっかり取る

強風時のフッキングは、通常時よりもしっかり糸ふけをとることが大切です。強風時、特に風を横から受けているようなポジションだとラインテンションをしっかり張っているつもりでも、ラインは風を受けて弓なりになっています。

そのため、アタリを感じたら、いつもよりフッキングに必要なストロークを余計に取るようなイメージでしっかり糸ふけを取ります。糸ふけをしっかりとった上でかつ、大きな動作でフッキングするのがコツです。

強風が追い風(プラス)となることもある

強風はアングラーにとってデメリットといった印象が強いですがメリットもあります。フィールドや状況によっては通常時よりも釣れやすくなることもあるため、アングラーにとってはポジティブに捉えることもできます。

ただ、風裏に行っても釣りがままならないといった時には大人しく諦めることも必要です。もちろん、立っているのもしんどいような状況であればもってのほかです。その場合、自然に抗っても良いことはありません。身の安全を確保するためにも納竿しましょう。

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