「身近な河川や野池で釣りを始めてみたいけど、どんな釣りをがおすすめかな?」
「雑魚釣りがおすすめって聞いたけど、簡単に始められそう!」
そんな、釣り初心者の方から、釣り玄人まで楽しめるのが「雑魚釣り」です。
雑魚釣りは小河川や野池、用水路など日本の小型淡水魚を釣って楽しめてしまいます。コツさえ掴めば、雑魚釣りが楽しめるので是非、当記事をチェックしてみてくださいね!
初心者でも楽しめる雑魚釣りとは?

雑魚釣りの雑魚は「ざこ」と呼ばれており、乱暴な言葉に感じてしまうかもしれません。
そもそも、雑魚は特定の魚種を指定しているわけではないのです。雑魚と呼ばれるようになった由来は、昔の漁師の間で小型な淡水魚を総称する呼び名として命名されました。
網に掛かっても、お金にならない価値の低い魚達という背景が汲み取れるのです。
そんな雑魚の種類は大まかですが、以下の種類となります(地域によって種類は変わります)。
- ウグイ
- 小型なコイ
- フナ
- オイカワ
- 小アユ
- カワムツ
- モロコ
- ギギ
- ドジョウ
雑魚と呼ばれる明確な定義はありませんが、10cm以下の小型な魚が対象となります。
雑魚釣りは日本全国、あらゆる地域の小規模河川などで楽しめるので気軽に始められる釣りです。子供から大人まで、コスパを意識した釣りが楽しめますよ。
誰でも始められる?!雑魚釣りの方法について
雑魚釣りでは、延べ竿のウキ釣り仕様を用います。基本的には、繊細な仕掛けで雑魚を釣っていきます。
仕掛けの構造は上から、
- ウキ
- ウキ止め
- オモリ
- サルカン
- ハリス
となります。シンプルなウキ仕掛けなので、ご自身で作ることも容易ですよ。
また、小型な釣り針を使用するので、エサとなるミミズやサシは針が隠れる程度にカットして付けます。エサを装着したら、静かに水中へ落としていきます。
エサを落としたら、エサが自然と流れるようにするためにウキの進行方向に向けて竿先をむけてあげます。
突然、ウキが沈み始めたら魚が食い付いている証拠なのでクイックに竿先を上げましょう。決して無理したファイトはせずに、慎重なやり取りで魚を寄せてキャッチしてくださいね。
雑魚が生息するポイントとは?
雑魚が生息するポイントは、多岐に渡ります。
近年の淡水魚事情では、野池よりも河川に生息している場合が多いです。そのため、雑魚がいそうな河川でポイント探しをするのがおすすめです。
加えて、雑魚と呼ばれる魚たちは群れで行動している場合が非常に多いです。ゆえに、雑魚が集まりやすいポイントを見つけられると連続ヒットも可能となります。
一般的に雑魚が釣れやすいポイントの特徴について、一例を挙げてみます。
- 堰の周辺
- 流れの淀み
- 水生植物の周辺
- 流れ込み
- 大岩や石影の周り
それぞれ、「水中での変化」が起きやすいポイントに雑魚が溜まりやすくなります。
水中でキラキラと光っていることもあるので、十分に観察してから雑魚釣りをしてみてください。