秋になると、宮城県ではシーバスアングラーが青物ジギングやロックフィッシュへの釣りへ移行する時期でもあります。中でも青物は特に人気の対象魚です。
ブリのような大きさの青物は漁港やサーフなどからは簡単には釣れませんが、秋は運がよければイナダや小型のカンパチなどの魚種を釣ることができます。
ここでは宮城県の青物が釣れやすい漁港やサーフをいくつか紹介いたします。
興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
仙台と石巻の間にある人気スポット!奥松島、大浜漁港
仙台から石巻まで遠征し釣行をする方は多いのですが、釣行時間が多く取れないときや車移動が面倒に感じるときは奥松島での釣りがおすすめです。
いくら釣りが好きであっても毎週のように遠征をするのは難しい場合がありますよね。
仙台中心部からそれほど遠くない大浜漁港は隣がサーフになっており、秋は堤防からサーフ方面へ投げているルアー釣りのアングラーが多いです。
朝マズメや夕マズメには、サーフからカレイ狙いでエサを使った投げ釣りをしている方がぽつりぽつりいます。
地元アングラーも多く、子どもから高齢者まで釣りを楽しんでいる人気スポットです。
(秋はヒラメに混じって青物が釣れるチャンスの時期ですので、青物に絞った釣り方でも釣果があがりやすい場所です。
コンクリートで整備された大きめの駐車場からは、歩いてすぐの場所で釣りが可能です。
堤防は一部狭くなっている場所があるので、人と人との往来や夜釣りの際には注意して釣りを楽しんでください。
またサーフの右側には、何百メートルにも広がったテトラ帯があります。
大きなテトラが組み合わさり、足場が悪くあまりおすすめできませんが、大型のロックフィッシュが釣れる場所でもあります。
ドライブがてらの釣行をしやすい!室浜海岸
奥松島で大きなサーフといえばこちらです。休日でもそれほどアングラーは多くないですが、秋はヒラメや青物に関して一級ポイントです。
筆者の印象としては風の強い日には、風裏になるような場所ではないため、もろに風を受けやすいイメージが欠点としてあります。
しかし、好条件が揃った時にはおすすめのサーフポイントです。
海岸から100メートルほど後方には新しくきれいなトイレがあり、数台停められる駐車スペースもあります。
綺麗なサーフが広がった室浜海岸は、気持ちよく釣りができるスポットでもあります。
ファミリーフィッシングだけではない!?仙台スリーエムパーク
仙台のファミリーフィッシングの代表的な場所ですが、以外にあなどれないのがスリーエムパークです。
ここで青物が釣れやすいひとつの理由としてサビキ釣りアングラーが多く、オキアミなどの撒き餌の多さにより青物が集まりやすい場所のようです。
ここではほとんどの方が真下にラインを垂らすサビキ仕掛けで小物のサバやイワシ釣りを楽しんでいますが、中型以上の青物狙いの仕掛けは遠投をする必要があるため、ジグサビキやメタルジグを使うことがおすすめです。
注意点として人気スポットのため隣のアングラーとの距離が非常に近いため、真っすぐに遠投できる自身がある方のみ、このような仕掛けで狙ってみてください。
おすすけ仕掛け!ジグサビキ
近年注目度が高い仕掛けがジグサビキです。
遠投が可能で、サビキの食わせの良さが堤防から離れた場所にいる青物に有効で、よく釣れる仕掛けとされています。
そしてサビキには小型の魚も食いつくため、メタルジグのみの釣りでありがちなボウズを回避しやすい仕掛けともいわれています。
メタルジグとサビキの良いところを1つに合わせた仕掛けです。
遠浅サーフでも地形の変化がある、深沼海岸
仙台サーフといわれる深沼海岸はヒラメ釣りが有名ですが、秋には青物が釣れるポイントでもあります。
仙台サーフや仙南サーフは遠浅の地形が多いのですが、場所によっては水深が深くなっているところもあるようです。
時期によってはフラットフィッシュよりも青物が多く釣れるなんていうこともある釣りスポットです。
仙台サーフや仙南サーフは、秋にはヒラメと青物が熱いポイントです。
まとめ
奥松島、仙台周辺と宮城県は海釣りでよく釣れるスポットが多いです。
青物に限らず、釣りにおいては情報収集や場所選びがとても重要になってきます。
どこで何の魚種が釣れているのか?最も釣れる時期はいつか?などを照らし合わせて釣行を行うと、良い結果が出やすいです。
特にルアー釣りには、ハイシーズン以外に狙うと難易度がぐっと上がります。
寒くなり釣りへの意欲が消えがちな冬になる前の秋は、青物のハイシーズン。
釣り具店舗の地域ごとの釣果情報やSNSの釣果情報は細目にチェックし、何も釣れなかったということを少しでも減らせるとうれいしですね。
宮城県での釣行時には、ぜひここで紹介した釣りスポットをチェックしてみてください。