最近、一人でキャンプを楽しむソロキャンプが流行っていますが、せっかくなら料理にもこだわりたいと思っている人も多いんじゃないでしょうか。
そんな方に、とりあえずおすすめしたいアイテムが”まな板”です。
ソロキャンプにまな板って必要なの?
自宅で食材を下ごしらえして持って行けばいいんじゃないの?
こう思う方もいらっしゃるでしょう。
確かに、まな板なしで作れる激旨キャンプ飯もありますし、ソロキャンプにまな板が絶対必要とは言い切れません。
ただ、必須ではないとはいえ、まな板はあると確実に重宝するアイテムです。
青空の下で下ごしらえをすれば、ソロキャンプならではの楽しさがぐっとアップします。
それに、キャンプ場で作れる料理の選択肢が増え、ソトメシがより充実すること間違いなしです。
最近では、コンパクトなものから調理器具がセットになったものまで数多くのまな板が販売されているため、どれを購入すればよいかわからないという方も多いでしょう。
そこで今回はまな板の選び方とおすすめのまな板、そしてお手入れの仕方まで紹介します。
ソロキャンプ用まな板の選び方を解説
まな板のタイプと素材を把握しておくことで、最も自分に合った商品を見つけ出すことができるでしょう。
ソロキャンプ用まな板を選ぶ際に注目すべき主なポイントは、
- タイプ
- 素材
の2点です。
ソロキャンプ用まな板選びのポイント①タイプ
ソロキャンプ用まな板には、様々なタイプのまな板があります。
持ち運びに便利なものから手間を省けるものなど、ソロキャンプをする上で役立つ商品が増えています。
まずはソロキャンプ用まな板の3つのタイプを紹介します。
使い捨てタイプ
使い捨てタイプの魅力は、洗う手間を削減できる点にあります。
生ものによるにおい移りや衛生面が気になるという方でも、毎回洗うのは手間ですよね。
使い捨てタイプであれば、使った後はごみとして捨てるだけなので、洗う手間が省けるだけでなく、帰りの荷物の削減にもなります。
使い捨てタイプは手間を省くことを重視したい方におすすめです。
折りたたみタイプ
折りたたみタイプの魅力は、まな板のサイズを調節できる点にあります。
キャンプで料理を作る際にまな板を置けるスペースが限られていることってありますよね。
まな板を折りたためることで、狭いスペースであっても作業することができますし、サイズをコンパクトにすることで持ち運びもしやすくなります。
折りたたみタイプはコンパクト性を重視したい方におすすめです。
収納つきタイプ
収納つきスタイルの魅力は、調理器具をひとまとめにできる点にあります。
キャンプ場でいざ調理をしようとしたら包丁がない!なんてことがあったらせっかくの楽しい気分も台無しですよね。
収納タイプはまな板に包丁などの調理器具が収納された状態でセット販売されているので、そんな悲しい事態を防ぐことができるのです。
また、必要な調理器具が1つの商品で揃えられるためコスパも優れています。
収納タイプは、調理器具を安く揃えたい方や忘れ物をしがちな方におすすめです。
ソロキャンプ用まな板選びのポイント②素材
ソロキャンプ用まな板は素材も様々です。
まな板の見た目や強度、衛生面などは素材によって変わってくるため、素材を考慮することも非常に大切です。
そこで、次にソロキャンプ用まな板の代表的な素材を4つ紹介します。
木製まな板
木製の魅力は、丈夫で安定しており、食材を切りやすい点にあります。
木製のまな板は刃あたりが良く、適度な硬さと厚みがあり安定しているため、膝の上に乗せて作業することもできます。
また、お手入れを適切にすれば長く使い続けることができ、徐々に味が出てくるとアウトドアの雰囲気が出ておしゃれにもなります。
木製のまな板は安定性と耐久性を重視する方におすすめです。
竹製まな板
竹製の魅力は、おしゃれで衛生的な点にあります。
竹自体に抗菌作用があり、水捌けも良いので、木製のまな板ほどお手入れに気を使う必要がありません。
木製のまな板よりも硬いため傷がつきにくいのも特徴です。
木製と同様におしゃれでキャンプの雰囲気にぴったりですが、その風合いは好みが分かれるかもしれません。
竹製のまな板はお手入れに手間はかけたくないけどおしゃれにこだわりたいという方におすすめです。
樹脂製まな板
樹脂製の魅力は、薄くて軽い点にあります。
木製のまな板と比べるとかなり軽量で、まな板自体を丸めることもできるため持ち運びには大変便利です。
全体的に価格がお手頃なのも嬉しいポイントです。
また、乾きが早いのでカビが生えにくく、漂白剤で洗浄することもできるため、いつでも清潔に保つことができます。
樹脂製のまな板は持ち運びやすさとお手入れのしやすさを重視したい方におすすめです。
シリコン製まな板
シリコン製の魅力は、耐熱性や撥水性に優れている点にあります。
価格は安いですが、水捌けがよいため、細菌が繁殖しにくく非常に衛生的な素材と言えるでしょう。
熱にも強いため、まな板としてだけでなく鍋敷きとしても使用することができます。
その他の特徴は樹脂製のまな板と似ていますが、シリコンゴムによる滑りやすさと柔らかさにより、切った食材を鍋まで運ぶのに便利です。
シリコン製のまな板は価格を抑えたいけど衛生面が気になるという方におすすめです。
ソロキャンプ用まな板のおすすめ12選
ここまでソロキャンプ用まな板の選び方を紹介してきました。
では実際にどのような商品があるのでしょうか。
最近では数多くのメーカーがバラエティ豊かなまな板を取り扱っているため、どれが自分に合っているのかわからないという方も多いかもしれません。
ここでは、おすすめのソロキャンプ用まな板を素材別に12種類紹介します。
ソロキャンプにおすすめの木製まな板
マナイタセットM CS-207(snow peak)
木製にもかかわらず持ち運びやすいのが特長です。
包丁がセットになった収納タイプのまな板としては軽量なうえに、折りたたんでコンパクトにできるため、持ち運びの手間を軽減できるでしょう。
また、包丁は落下防止用の磁石によってしっかり固定されているため、持ち運びの安全性にも優れています。
コーナーには滑り止めがついており、作業中もガタつかず安定して食材を切ることができるのも嬉しいポイントです。
木製にこだわりたいけど持ち運びに苦労したくないという方におすすめです。
木製フリーボード ST-6501(SOTO)
まな板としてだけでなく、おしゃれな鍋敷きやお皿としても使用できるのが特長です。
天然のアカシア材の質感を生かしてウッドワックスオイルで仕上げており、鍋敷きやお皿として使用するだけで映えるでしょう。
S・M・L の3サイズあるので、好みや用途に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
壁掛けフック穴を搭載しているので、使わない時や使用後干す時などに立てかけることが可能になっています。
まな板ひとつでキャンプの卓上をおしゃれに飾りたいという方におすすめです。
オリーブウッド カッティングボード(BERARD)
木製の中でも特におしゃれで衛生的なのが特長です。
高級家具などにも使用されるオリーブ素材により、固くてキズが残りにくく、細菌が短時間で減少するため、衛生的に保つことができます。
木目や形状がおしゃれなため、チーズやサラミ、フルーツなどをカットしてそのまま出すだけで華やかになります。
また、オリーブの木は幸せの木とも呼ばれており、結婚祝いとしても喜ばれています。
おしゃれなまな板を長く使い続けたいという方におすすめです。
ソロキャンプにおすすめの竹製まな板
竹製カッティングボード UP-2547(CAPTAIN STAG)
料理を乗せて持ち運ぶのに便利な取っ手が付いているのが特長です。
まな板としてだけでなくそのまま食器として使うことでカフェのようなおしゃれな雰囲気を演出でき、インスタ映えすること間違いなしです。
また、価格が手頃でかなりコンパクトなサイズなので、ソロキャンプで使うにはもってこいでしょう。
まな板ひとつでおしゃれな雰囲気を演出したいという方におすすめです。
Bambooパタパタまな板mini 81280002(LOGOS)
折りたたんで携帯できるのが特長です。
竹製のまな板は丈夫な分、持ち運ぶのにかさばりますし、置き場所にも困ることがあるでしょう。
しかし、折りたたんでサイズを調節することによってその悩みは解消されます。
また、付属の収納袋に入れれば安全に持ち運ぶことができます。
まな板のサイズを自由に調節したいという方におすすめです。
竹のまな板 ショート(九雲)
高級感があり、薬品や塗料などを使用していないのが特長です。
薬品や塗料の代わりに自家製蜜蝋で仕上げてあるため、まな板が直接口に入る物に触れても安心です。
日本の竹と各地の職人の技術を活かして作られているため、安っぽさを感じさせません。
竹の独特な模様を生かして美しく仕上げられているため、見ただけでその価値がわかるでしょう。
ショートサイズなのも持ち運びには嬉しいですね。
職人が作った本格的なまな板を使いたいという方におすすめです。
ソロキャンプにおすすめの樹脂製まな板
抗菌PCマナ板 3点セット(CAPTAIN STAG)
包丁と三徳缶切りがセットになっていて収納できるのが特長です。
キャンプでよく使う包丁と三徳缶切りが付いているにも関わらず価格が安いのも嬉しいですよね。
まな板は折りたたんでコンパクトにできるため、持ち運びに便利です。
抗菌性のため衛生的ではありますが、カビが生えないように保管方法には注意が必要になります。
とにかく低価格でまな板セットを手に入れたいという方におすすめです。
抗菌まな板BLKP AZ-5048(パール金属)
まな板の端にガードが付いているのが特長です。
このガードはカットした食材を乗せて持ち運ぶ際に食材が滑り落ちるのを防いでくれます。
また、耐熱性で90度まで耐えられるため食洗機での洗浄も可能になっています。
それ以外にもAg抗菌加工されていたり、軽くて滑りにくい作りになっていたりと、使いやすさは抜群と言えるでしょう。
使いやすさを重視したいという方におすすめです。
折りたためるまな板(Joseph Joseph)
まな板と水切りがひとつになっているのが特長です。
折りたたんで食材を洗ってそのまま水を切ることができ、平らにして食材をカットすることができます。
洗った食材をザルに移し替える手間がかからず、まな板ひとつでスムーズに料理することができるのはありがたいですよね。
まな板の周囲には滑り止めが付いているため、立てて収納することができ、場所を取らないのも嬉しいポイントです。
調理をスムーズに進めたいという方におすすめです。
ソロキャンプにおすすめのシリコン製まな板
ビタクラフト 抗菌まな板(Vita Craft)
抗菌効果が強く、半永久的に使用できるのが特長です。
特殊な抗菌剤を使用しているため、抜群の抗菌力で細菌の繁殖をを抑えます。
また、表面の弾力が強く、包丁による傷がつきにくいため、匂いや雑菌を防ぎ、まな板を清潔に保つことができます。
色も4種類あるため、食材によって使い分けるのもいいかもしれませんね。
とにかく衛生面が気になるという方におすすめです。
SILTEQ 丸めて除菌 キレイ好きなまな板 オレンジ 90045OR(SILTEQ)
耐熱性が非常に高いのが特長です。
哺乳瓶の乳首や医療用具にも使用されているプラチナシリコーンを用いているため、耐熱性は240℃と非常に高く、鍋で煮沸したり電子レンジでチンして除菌することも可能です。
また、厚さは5mmと極薄であるため、丸めやすいのも嬉しいポイントです。
簡単に除菌したいという方におすすめです。
シートまな板(Liflicon)
特別なシリコン素材を使用しているのが特長です。
アメリカ、日本、ドイツで食品安全認証を受けている安全なシリコン素材を使用しているので、安心してシリコンと食品を接触させられます。
また、裏面は滑り止め加工されているので、食材を切るときにも安全と言えるでしょう。
まな板の端には溝がついており、肉のドリップが溢れ出てきてもキャッチしてくれるので、テーブルを汚す心配もありません。
とにかく安心して使いたいという方におすすめです。
ソロキャンプ用まな板のお手入れ方法
ソロキャンプのために買ったまな板。どうせなら繰り返し使い続けたいですよね。
そのためにも、ソロキャンプで使ったまな板は正しくお手入れをしましょう。
お手入れをせずに放置しておくと、細菌が繁殖して食中毒に繋がる恐れがあるので、使用後のお手入れは非常に大切です。
また、間違ったお手入れをするとまな板を傷めたり変形させる原因になりますので、素材に合わせてお手入れの仕方を変えることがポイントとなります。
ここでは、ソロキャンプ用まな板のお手入れの仕方を解説します。
もちろん、すべてのお手入れが必須!というわけではありません。
ご自身でできそうな項目から、試してみてください。
まな板のお手入れ①消毒
切った食材がまな板表面の傷に入り込むことでカビが発生するので、特に生ものを切った後には、しっかり洗剤と水で洗ってから拭いて乾かす必要があります。
木製のまな板では漂白剤が使えないので、消毒の際には熱湯を回し掛けて殺菌しましょう。
また、木材によっては洗剤成分を吸着してしまうこともあるため、洗剤を使いすぎないこともポイントです。
竹製のまな板では竹の繊維を削ぎ落としてしまわないよう、擦り洗いはせずにさっと水洗いをするようにしましょう。
まな板のお手入れ②乾燥
木製と竹製のまな板の場合、洗った後に風通しの良い日陰で干しましょう。
直射日光に放置すると、急速に乾燥し、反りやひび割れの原因になるので注意が必要です。
また、風通しの悪い場所に置くと黒ずみやカビの発生の原因にもなります。
そのため、風通しの良い場所で陰干しすることがポイントとなります。
まな板のお手入れ③黒ずみ・カビ防止
木製・竹製まな板の場合
オイルコーティングで黒ずみ・カビを防止する必要があります。
しっかり乾かしたらオリーブオイルを垂らし、キッチンペーパーなどでまな板全体にしっかり塗り込みましょう。
その後は余分なオイルを拭き取って陰干しします。
この工程を2回繰り返します。
万が一、黒ずみやカビが生えてきたら、重曹やクレンザーを付けて、たわしやヤスリなどで短時間でこすって除去しましょう。
樹脂製・シリコン製まな板の場合
漂白剤につけ置きして、黒ずみ・カビを防止する必要があります。
樹脂製の場合、汚れがひどければ研磨剤を使用することもできるでしょう。
まな板はソロキャンプでも大活躍!
いかがでしたでしょうか?
今回は、ソロキャンプ用まな板の選び方とおすすめ商品、お手入れの仕方まで紹介しました。
ソロキャンプの雰囲気を存分に楽しみたいなら、まな板があると便利です。
最近では、様々なメーカーによってバラエティー豊かなまな板が数多く販売されています。
ソロキャンプで使うまな板にこだわることで、キャンプの雰囲気と料理の美味しさがぐっとアップします。
ぜひ自分に合ったまな板を見つけて、キャンプ場での料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。