釣り方に合わせよう!!ウェーダー種類とおすすめタイプを徹底解説

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サーフや河川、湖の釣行にはウェーダーは必需品ですね。本格的にやる気がないのに、なぜウェーダーが必要?そんな疑問にも詳しくご紹介しています。
一言でいうと『釣りを安全に楽しむため』です。怪我などしたら楽しくありませんよね。
特に、これから釣りを始める方、ウェーダーを新調される方は、是非こちらを一読してから購入してはいかがでしょうか?

まずは、初めて買う人もいると思いますので、ウェーダーについて詳しくご説明しますね。
買ってから失敗すると大変です。
既にウェーダーを使っているあなたも意外と知らないことが載っていますよ~

それぞれの項目に【 ◎:良い 〇:まぁまぁ △:いまいち 】で比較しています。
ご自分の釣り方と合っているか?自分に合うウェーダーを見つけてください。

目次

釣りのウェーダーにはタイプが2種類ある

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まず、ウェーダーのタイプは、靴の部分の形状で【ブーツタイプ】【ソックス(ストッキング)タイプ】の2タイプに分かれます。
このタイプで履き心地や履きやすさ、価格などが違ってきます。
まずは、優先するのは履き心地か?価格重視か?それとも見た目か?を決めていきましょう。

お手軽な【ブーツタイプ】

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ブーツタイプは靴の部分が、マリンブーツや長靴と同じ形状で、そのまま胴長の様にヒップ部分までやウエスト、胸部まで防水になるウェーダーです。

デメリットは基本的にブーツの中はシューズの様なショック素材がなく、中敷きなどがないと長時間の釣行で足の疲労度が激しい場合があります。
最近では、池の水全部抜くというテレビ番組でも、芸能人がよく履いているウェーダーがこのタイプです。

メリットは靴下のまま履くだけなので、履き易く脱ぎやすいことと、価格が安いことですね。
初心者の方は価格面でまずは、ブーツタイプの購入をおすすめします。

玄人好み【ソックス(ストッキング)タイプ】

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ソックスタイプは、メーターによってストッキングタイプと表示されます。ブーツタイプと大きく違うのは、ウェーダーの足の部分がソックスになっており、別にウェーディングブーツを履くタイプになります。

メリットはブーツ部分は別のウェーディングシューズなので通常のアウトドアシューズ並みに、底のショック部分や、中敷きがある為、履き心地、動きさすさが良いので、足の疲労度は愕然と違います。あとはウェーダーとブーツが別なので、破けるなどの耐久性が別々で管理・購入できます。

なんでも見た目から入る人いますよね、こちらを履くと見た目は玄人アングラーになれます。
デメリットは履くのに少し時間がかかります、ただし慣れるとあまり感じなくなります。
ウェーダー+ブーツが必要になりますので、価格はブーツタイプの倍以上かかります。

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高価になるので初心者にはおすすめしませんが、玄人っぽくするならソックスタイプです。川やサーフ、磯などで長時間(10時間とか)釣行するときや、長距離ウェーディングしながら歩く場合などは、疲れと動きさすさが違いますので、ソックスタイプをおすすめします。

釣りのウェーダー素材は季節などで考えよう

タイプが決まったら、次に考えるのは素材です。もちろん良い素材は防寒や防水、機動性などが良くなります。素材は、よく行く釣りのターゲット魚種やどこで釣るのか?が大きくかかわります。

暖かくて動きやすい【ネオプレーン(クロロプレン)】

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ネオプレーン生地ウェーダーのメリットは、冬の防寒としてはネオプレーンが一番暖かいです。特に寒がりの人は、間違いなくこちらを選ぶことをおすすめします。
春や秋でも朝や夜の冷え込みには効果があります。また、修行僧の様に湖やダム湖、ショアで極寒の水に浸かりたがりのアングラーには必須なウェーダー素材です。

ナイロン・防水透湿素材と違いネオプレーン生地は伸びるので、動きやすさも一番です。デメリットは生地が厚いので夏は逆に暑すぎるため、夏の釣行には別にネオプレーン以外のウェーダーが必要ということになります。

初心者にも安心安価な【ナイロン】

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ウェーダーでは一番定番でポピュラーな素材です。メリットはナイロンなので水の温度や気温が中に伝わり易いので、特に夏は、水に浸かると冷たくて気持ちがいいウェーダーです。そして安価ですので初心者向けです。

デメリットは冬の釣行でも水の温度や気温が中に伝わり易いため、もの凄く寒いです。中の衣類の厚さで調節する必要があります。冬や寒い場所での釣行がメインで寒がりの方にはおすすめしません。もし寒い釣行でナイロンのウェーダーを利用する場合は、生地にストレッチ性(伸び)がありませんので、中に履く、パンツの厚さとソックスの厚さも考慮して、大きめのサイズを選びましょう。

透湿性能がありませんのでとにかく蒸れます。暑い時にはこの蒸れとの戦いもあります。
そこでナイロン製ウェーダーでチェックすべき点があります。それは裏地です。

表ナイロン+裏地がメッシュのタイプがあります。ナイロンはストレッチ性がなく、蒸れて汗をかいたパンツとナイロンがくっついてしまい、より動きにくくなります。裏地がメッシュになっていると、その分ナイロンとの摩擦が少なくなるので、動きやすくなります。

コスハ゜も蒸れ対策もバッチリ【防水透湿素材】

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上記のように各メーカーが最近特に力を入れているのが、防水透湿素材です。
メーカーによって独自素材を開発しているほどです。
ナイロンのデメリットである、蒸れを解消するために開発された素材です。

外からの水や風は通さないのに、中からの湿度を外に出す技術ってすごいですね。見た目や履いた感じはナイロンとほぼ変わりません。しかし生地の感触が違います。防水透湿素材の裏はほとんどがメッシュを採用していません。でもサラサラなんです。これがメリットです。

もちろん猛暑で沢漕ぎしたら汗はそれなりに溜まり蒸れますが、ナイロン製とは大違いです。デメリットは、冬に利用するのであれば、ナイロンと同じ程度の遮熱性なので、厚着などの寒さ対策が必要です。

いろいろな形がある【ウェーダーの種類】

さて、主なタイプと素材の説明が終わりましたので、ある程度望んでいるウェーダーに絞られたと思います。ここからはウェーダーの種類をご説明します。釣りでの行動や場所・時期・用途によって大きく分けて3種類あります。

水に浸かりたいあなたへ【チェストハイ(胸部まで)】

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チェストハイ胸・脇・背中まで履くタイプです。メリットは腰回りもスッポリ入っていますので、防風性、防寒性(遮熱性)に優れています。冬のサーフや湖など活躍します。
特にサーフである程度波をかぶりながらの釣行や、湖で腰までつかりながらの釣行時には必須です。

その一歩奥でキャスティングできて、より広域を探れるのが最大のメリットです。
その為、寒さに適しているネオプレーン素材はこのチェストハイがほとんどです。

デメリットは夏、初夏の場合にとても蒸れます。チェストハイのウェーダーを選ぶときは透湿性能が高いものを選びましょう。暑い時に、ファスナーで前を全開にできて暑さを凌げるタイプなどもあります。一番困るのがトイレです。脱ぐのが一番大変です。でも苦労する分、釣果に現れるものです。よりフィールド攻めたい方はチェストハイです。

川漕ぎ大好き【ウエストハイ(腰まで)】

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初心者の方が、一番最初に購入するには、こちらのウエストハイのタイプをおすすめします。理由はとにかくチェストハイほど濡れないことと動きやすいことを考えてです。

初心者の方はよく座るんです。それなりの釣行をしているアングラーは立ったまま、いろんな交換作業とか行いますが、初心者の方は、すぐ座ります。そしてお尻を濡らしちゃうんです。ウエストハイだとその辺は安心して座れます。

そして基本的にベルトがついています。サスペンダーは、あるものとないものがあります。動きやすさと、あまり深いところに入らないのであれば、ウエストハイで十分と思います。最近はサスペンダー部分が脱着できるタイプも発売されています。

暑いの苦手な方には【ヒップタイプ(太ももまで)】

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最後にヒップタイプ(ヒップウェーダー)です。ヒップと名前についていますが、ヒップまではありません。お尻は濡れます。要は長靴の長いタイプです。
片足ずつ履くウェーダーで、太ももの外側にベルトがあり、ウェーダーが下がらないようパンツのベルトへ吊り下げる形で装着します。

夏の釣行時には特におすすめです。ウェーダーが太ももまでしかない為、蒸れる部分が非常に少なくすみます。川、湖、ショアなどで活躍します。何と言ってもトイレが一番楽なウェーダーです。男性であれば、ウェーダーを脱ぐ必要がなく非常に楽です。

これは重要!【ウェーダーのソール(靴底)】

ウェーダーの機能性能で一番大切なのはソールです。ブーツタイプウェーディングシューズもソールに種類があります。素材は蒸れや防寒、動きやすさに影響がありますが、ソールはアングラーの安全に直結します。釣りで一番多い怪我や事故は転倒なんです。滑って転び、骨折や怪我をしたという話は良く耳にします。よく行く釣り場の環境に対してウエーダーを選び間違うと、思わぬ怪我や事故にかかわるので、お気を付けください。ウエーダーが釣行する場所に適しているかを比較しておきます。

出典:PROX

サーフで発揮【ラジアル・ラバー】

磯ロックサーフ堤防河川耐久性

ラジアル(写真左)マリンブーツと同じく、ゴム製のソールです。釣りをあまりしない人は、どうしてもこちらを選ぶと思います。洗いやすく、手入れが楽ですのでサーフや日中の乾いた堤防での釣りなどに最適です。

あと冬の雪が積もったところで釣りをする場合はラジアルが良いと思います。ラバー(写真右)は、サーフの釣でが中心の方におすすめです。しかし、ラジアル・ラバーは濡れた岩やテトラポットなどは滑りやすく危険です。特に濡れた草や苔、海藻などは特に滑りますので使用する場所で使い分けましょう。

川や湖などの岩の苔でも安心【フェルト】

磯ロックサーフ堤防河川耐久性
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アングラーの方には、定番のフェルト。特に濡れた場所でのグリップはラジアルとは比較にならないほど良いです。特に濡れた岩や草のなどは威力を発揮します。ただしフェルトなので土や砂が入りやすく特に泥が多い場所は逆に滑りやすくなります

そしてフェルトですので手入れが大変です。乾きも遅いのですが、しっかり乾かせてフェルトの砂をしっかり落として次回の釣行に備える必要があります。河川で川の中を歩くときなど苔の付いた岩や川底と歩く特には最適なソールです。

磯場ではこれ!【フェルトスパイク】

磯ロックサーフ堤防河川耐久性
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フェルトスパイク。フェルトに金属製のスパイクピンが打ってあるタイプです。基本的な性能はフェルトと同じですが、滑りやすい磯の岩場、源流域の川岩など、滑る恐れがある釣行を行う方はこちらがおすすめです。

逆にコンクリートやテトラはスパイク部分が滑りやすくなりますのでお気を付けください。また釣行を重ねるとスパイクピンが抜けていたり、フェルトが傷んでいたりするので、釣行後のソールメンテナンスを怠らないようにしましょう。

さまざまな釣りシーンで、おすすめのウェーダーとは?

釣行エリアタイプタイプ種類ソール
磯ロックソックス防水透湿素材チェストハイフェルトスパイク
堤防ブーツナイロンウエストハイラジアル
サーフブーツネオプレーンチェストハイラジアル
湖・ダム湖ブーツネオプレーンチェストハイフェルト
河川(本流)ソックス防水透湿素材チェストハイフェルトスパイク
河川(源流)ソックス防水透湿素材ウエストハイフェルトスパイク

釣りする時にウェーダーっているの?

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提供者:Skitterphoto

ウェーダーっている?そんなことを聞かれたことがあります。夏はウェーダーを使わない、そのまま短パンや海パンでやります、濡れてもいいのでという人も多いかもしれません。

しかしウェーダーは濡れないだけではないのです。岩場や川底の岩で、足を切ったら?滑ってけがをしたら?特に河川や湖で最近多いのがマダニやハブ、ヒルに噛まれたたら?それ以外にも林を歩いている時に漆の木などでかぶれるなど、素肌を露出したり軽装で水辺や沢に入ると思いもしないアクシデントに見舞われます。

海ではクラゲやエイなどに刺されることも少なくありません。ウェーダーを履いていても、それらを完全に防げませんが素足や短パンとは比較になりません。
ウエーダーが外からの危険から守ってくれる。おかげさまで私は数十年釣りをしていますが、それらのアクシデントにはあったことがありません。
釣りは楽しい趣味ですので命を懸ける必要はありませんよ~

安全なウェーディングで釣りを楽しみましょう~

いかがでしたか?あなたの釣りに合うウェーダータイプは決まりましたか?特に足のサイズはメーカーにもよって若干違いがありますので、まずはリアル店舗で一度試着することをおすすめします。欲しいものが決まったら、ネットでの購入もよろしいと思います。続けておすすめのウェーダーもご紹介します。

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