穴釣りで楽しむことができるカサゴ釣り。
玄人の方はもちろん、ファミリーフィッシングとしても親しまれている釣りです。
そんな楽しい穴釣りですが、危険があることを覚えておいてください。
それはカサゴのトゲに毒があることです。
この記事ではカサゴのトゲの部位・毒・対処法について説明します。
カサゴのトゲには注意!
カサゴには複数のトゲがあり、微量ですが毒があります。
十分注意して魚釣りを楽しみましょう。
カサゴのトゲの場所はどこ?
カサゴのトゲがどの場所にあるのか説明します。
写真と共に説明するので、覚えておきましょう。
カサゴの背びれ
針のように鋭いわけではありませんが、チクっとする感覚はあります。
頭側の3本程度は特に硬いため、あなどれません。
小さなお子さんがギュッと握ってしまうと危険ですので注意しましょう。
カサゴの顔
意外と見落としがちな顔のトゲ。顔にもトゲが存在します。
両面に1本ずつの合計2本です。
ウロコとりをする時、うっかり刺さってしまうことがあるので注意しましょう。
カサゴの尾びれ
1本だけ硬いトゲが存在します。
背びれほど硬くはありませんが、意外と見落としがち。
捌く時にはあまり関係がありませんが、釣り上げた際はには十分注意しましょう。
カサゴの胸びれ
他の場所と比べると、トゲと言えるのかわかりませんがヒレが筋状になっています。
刺さる可能性がないとは言い切れません。
ウロコとりの時、刺さる可能性があるので注意しましょう。
カサゴのトゲの毒は危険?
カサゴの毒は、”致死量の毒”というわけではないのでご心配なく。
とはいえ、注意するに越したことはありません。致死量ではないと言えども、トゲが刺さると痛いものです。
個人差はあるようですが、手がしびれたりピリピリしたりする方もいるようです。
カサゴのトゲの対処法
カサゴのトゲの危険性はそれほどあるものではないものの、気を付けないといけません。
カサゴのトゲを触らないようにするために、以下の対処法を考えました。
釣り上げた後は魚つかみを使おう
毒がある魚には必須となる魚つかみを使ってみましょう。
魚を素手で持つことを避ければ、おのずと危険はなくなります。
針を外すのにも便利なので、持っておいて損はないでしょう。
ちなみに100円均一のトングでも代用可能です。
釣り上げた直後に先に折ってしまおう
釣り上げたカサゴを持ち帰るのであれば、釣り上げた直後に折ってしまうのも良いでしょう。
プライヤーをあらかじめ準備しておくと良いかもしれません。
料理の時は軍手を使おう
料理する時にもトゲには注意が必要です。
先ほど記載の通り、ウロコとりをする時にトゲが刺さってしまうことがあります。
それを避けるためには軍手を用意し、軍手をしながら料理すると良いでしょう。
トゲが手に到達しなければ、刺さる心配はありません。
カサゴのトゲに注意してカサゴ釣りを楽しもう!
カサゴ釣りは非常に楽しい釣りです。
危険なトゲにさえ注意していれば、きっと誰しもが楽しむことができ、笑顔になるはず。
是非楽しんでくださいね!