ドラグの使い方は知っている?使う場面をいくつか紹介

みなさんはスピニングリールのドラグをうまく使いながら釣りをしていますか?ドラグは使わずに釣りを楽しむことも可能ですが、ドラグの調整を覚えるとあらゆる釣りの状況に対応することができます。

ここではどのようなときに主にドラグを使うのか紹介いたしますので、参考にしてみてください。

目次

初心者必見!ドラグとは何か紹介!

そもそもドラグというものを知らない方もいるかもしれません。

スピニングリールの上部にあり、つまみのような形をしているものがドラグです。このつまみをひねるとドラグの強さを調整することができます。

小さなリールや低価格帯のリールでも一部を除きほとんどのリールにドラグ機能はありますので、みなさんもリールを確認してみてください。

狙うターゲットによっても、ドラグの強さが異なる

特にルアー釣りの場合は、魚の特性によってドラグの強さの使い分けをします。これはドラグを強くしすぎることによるバラシのリスクを減らすためです。

例えばエギングでは、ドラグをかなり弱めに設定して狙いますが、このことでイカはエギに掛かりやすくなります。ドラグ設定によってバラシの多さも変わりますので、奥深さがあります。

ドラグを使うのはどんなとき?

出典:unsplash

魚の引きが強いとき

魚の引きが強い時にはドラグをゆるめて魚とのファイトをすることで、キャッチまでの確率があがります。大物が掛かったかもしれないときには、ドラグを少しゆるめることが基本になります。
このドラグの設定が上手くいくと手元まで寄せることも比較的簡単になりますので、面倒だと思わずに行いたいですね。

しかし、ドラグをゆるめすぎるとファイトの時間が不必要に長くなってしまうこともあるので、適切なドラグの設定が必要です。強すぎても弱すぎてもいけないドラグ設定は、アングラーの腕のみせどころです。

仕掛けやルアーのセッティングをするとき

仕掛けやルアーを結びなおす場合などは、ラインに余裕があると扱いやすいです。このようなときは、ラインを引っ張れば出るような設定にしておくと、セッティングがしやすい場合があります。

セッティングのときには一時的にドラグをゆるめ、キャストするまえにはドラグを通常の設定に戻すと問題なく釣りを楽しむことができます。このドラグの設定を戻すことを忘れる場合がありますので注意しましょう。

ドラグを使う必要がないとき

出典:unsplash

小さい魚を釣りあげるとき

狙うターゲットによっては、ドラグを使わずに簡単に釣りあげることもできます。堤防での釣りは、ドラグを使うほどでもない小さな魚がよく釣れます。

例えばサビキ釣りをしていて、小さい魚が掛かったときには、ドラグを使う方はあまりいない印象があります。小さい魚だけを狙う場合には、ドラグはほとんど使うことがありません。

強度のあるロッドやラインを使うとき

釣りの方法として、少し強引に魚を寄せることがあります。強度のあるロッドやラインを使うときには、あまりドラグを使うことを想定していない場合もあります。

根掛かりをしてしまったとき

ドラグが出ている状態だと根掛かりを外すのが難しくなることがあります。ドラグがゆるいと、ラインを引っ張っても出ていくだけなので、このようなときには一時的にドラグを閉めなければなりません。ドラグはきつめに設定し、ロッドやリールに負担がないように根掛かりを外しましょう。

ドラグは使うことで、感覚がつかみやすい

最初は、ドラグの強弱がわからない方もたくさんいると思います。
そんなときには、テストとして自分の手を使い、どのくらいの強さでドラグが出るのか確かめるとよいでしょう。

ドラグは積極的に使うことによって強さの程度がつかみやすいです。最初は適切な設定にすることが難しいので、少しずつドラグをひねり、微調整を行ってみてください。

ドラグチェッカー

ドラグの強さを数値で知ることができます。ドラグの設定に自信がない方におすすめの商品です。

まとめ

ドラグは覚えておくと大変使いやすい機能で、ジリジリというドラグ音は大物がかかったときに鳴るアングラーの気持ちを高めるものでもあります。

ロッドやリールの使い方は、多くのアングラーがよく把握し教わることもよくありますが、意外に知らないことや使い方がよくわかならいということがあるのがドラグです。今までドラグを使ったことがない方は、ドラグを使うことでまた釣りの新しい楽しみ方は増えることもあります。

特に大物が掛かったときには、上手くテンションを保つためになくてはならないものとなるため、みなさんも普段からドラグの使い方は頭に入れておくことをおすすめいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次