釣りたての新鮮な魚が食べられるのは、まさしく釣り人の特権です。美味な魚を釣り上げれば「刺し身にしようか」「天ぷらにしようか」と楽しみはひろがります。
ただ、その魚を持って帰るにはクーラーボックスがマスト。これがなければ幸せなひと時を味わうことはできません。
そこで、クーラーボックスをまだ持っていないという初心者の方に向けておすすめ5選を紹介!合わせて選び方のポイントも紹介していきます。ぜひご覧ください。
クーラーボックスの選び方!3つのポイント
1.容量
クーラーボックスの適当な容量は狙う魚によっても変わってきますが、初心者の方が狙うことが多いであろう中型位までの魚を入れると仮定すると、10L~20Lの範囲から選ぶのがおすすめです。
狙う魚がはっきりしているという方はもっと絞って良いです。15cm位の小型魚がメインという方は10L~15Lで良いですし、30cm位の中型魚がメインであれば20L前後が良いでしょう。
もちろん、大型魚がターゲットの釣りがメインという方がいればこの限りではありません。大型魚を入れるには50Lを超えるようなクーラーボックスが必要となります。
2.保冷力
クーラーボックスの保冷力については、断熱材の素材に何が使われているかで変わります。ではクーラーボックスに使われている断熱材の素材はどんなものがあるか。
それは大きく分けて3つで、保冷力が高い順に「真空パネル」「発泡ウレタン」「発泡スチロール」となります。
真空パネルの保冷力は、2日経っても入れておいた氷が形を変えつつもしっかりと残る程です。ただ、価格もこの順なので無理せず用途や予算で選ぶのがおすすめです。
例えば、一日程度の使用であれば発泡ウレタンのクーラーボックスでも対応できますし、数時間の釣行がメインという方やクーラーボックスにかける予算を抑えたいという方なら発泡スチロールを選ぶと良いでしょう。
3.座れるか?
釣り場ではクーラーボックスを椅子にして釣りをする人を良く見ます。ですが、全てのクーラーボックスが座っても大丈夫ということでは無いので気を付けてください。
座れるクーラーボックスが良いという方は、メーカーの説明書きで「座っても大丈夫」という意味合いの文言があるものを選ぶようにしてください。
反対にそのような文言が無いクーラーボックスは、安全のためにも座らないようにしましょう。
釣り初心者におすすめのクーラーボックス5選!
1.ダイワ クールラインα II S1000X
ダイワ クールラインα II S1000Xは、豊富なラインナップを揃えるクールラインα IIシリーズのなかで最も手頃なモデルです。
S1000Xは容量が10Lなので、小型魚がメインターゲットという方におすすめ。クーラーボックス自体の容量が多くない分重さも軽く、持ち運びに便利なのはメリットです。
また、こちらのシリーズは高い剛性を誇るので座ることができます。コンパクトなクーラーボックス且つ座れるものが良いという方にもおすすめです。
2.ダイワ クールラインαライトソルトS1500X LS
ダイワ クールラインαライトソルトS1500X LSは、使い勝手の良いクーラーボックスです。
付属品として竿立てや小物入れなどが付いており、特に竿立てはトラブルを未然に防ぐことがでるので重宝します。休憩時などに不意に竿を地面に置いておくと、他の方が気づかず踏んでしまうこともあるので竿は立てておくに越したことはありません。
また、地面とタックルが擦れると傷が付くので竿を立てておけば傷からも防ぐこともできます。
このように、単にクーラーボックスとしてだけでない使い方ができるのはポイントです。
3.シマノ フィクセル・ライト 120
シマノ フィクセル・ライト 120は、幅が236mmとこの手の容量のクーラーボックスとしてはとてもスリムです。
そのため、持ち運びに便利ですしボディがスリムだと釣行に向かう際の車の中でも幅を取らずに済むので、遠征や旅行で荷物が多くなる際にも重宝します。
また、様々な所へ持っていきやすいので、アウトドア全般で使いやすいタイプのクーラーボックスと言えます。釣り以外にキャンプなどでも活躍してくれそうです。
4.シマノ ホリデー クール 200
シマノ ホリデー クール 200は、リーズナブルな価格が嬉しいクーラーボックスです。
大手釣具メーカーの容量20Lのクーラーボックスがこの価格というのは非常に安いので、「メジャーブランドが良いけど価格は抑えたい」という方にばっちりです。
ただ、安いとは言っても堅牢ボディで座ることができたり、簡単に上ブタが着脱できたりと高機能も備わっています。初めて買うクーラーボックスとしては申し分ないでしょう。
5.伸和 ホリデーランドクーラー17H
伸和のホリデーランドクーラー17Hは、今回紹介するクーラーボックスの中で最もリーズナブルなモデルです。
ですが、ボディには排水用の栓も付いていますし、携帯する際に便利なショルダーベルトも付属していたりと、かなりコスパは良いです。
ラインナップもこのモデルを含み8サイズが展開してるのもポイントです。自分の釣りにぴったりな容量のクーラーボックスを選べるのも嬉しいところです。
オーバースペックとならないよう賢い買い物を!
釣り初心者の頃は、釣り竿やリール、仕掛けにルアーなど揃えるものが多く出費がかさみます。
そのためクーラーボックスを購入する時はオーバースペックとならないようメインとする釣りや用途にマッチしたものを選びたいところです。
特に容量に関しては必要以上に大きいものを購入してしまうと、ただ重くなるだけで持て余してしまいます。
もちろん、どのクーラーボックスが適当か悩んだ時は釣具店のスタッフさんに相談するのも手です。なんとくは無しに、しっかりクーラーボックスをチェックしてから購入するようにしましょう。