みなさんはメインラインにどのような種類のラインを使っていますか?また、どのような太さのものを使っていますか?
最近はルアーゲームを中心に、メインラインにPEラインを選択する方が多くなり、主流のラインとして広く普及しています。
それに伴いPEラインのメリットを活かすためにギリギリまで細いものを使うアングラーも多く、びっくりするような細さで大きな魚を狙う方も増えてきました。
ここでは細いラインを使用するメリットやデメリットをいくつか紹介いたします。
どのような効果がある?細いラインを使用するメリット
飛距離が出る
細いPEラインを使用する方の最も多い理由がこの飛距離にあるかもしれません。
PEラインを0.2号ほど細くすると20メートルから30メートルほど飛距離が増すといわれます。
またアジングなどのライトゲームでナイロンラインを使用し、飛距離がなかなか出ないと困った経験のある方はいませんか?アジングのように1グラム以下の軽いウェイトのジグヘッドを使う釣りは、特に飛距離の出やすいPEラインを使用することに優位性があり、PEラインの細さが重要になります。
釣りには飛距離が最も大事であると考えているアングラーは、細いPEラインを使用するメリットが大きくありそうです。
風の影響を受けにくい
太いPEラインは表面積が広くなる分、風や水の影響を受けやすい性質があります。ですが反対に細いものは、強風時であってもキャスト時の抵抗が減ります。そのため風が気になるフィールドの状況であっても、細いPEラインであれば飛距離を出すことができます。
釣りを行うときには風で困ってしまうことがよくありますので、風の悩みを解消してくれるのが細いPEラインかもしれません。
目の良い魚に有効
メインラインが細いと、魚に違和感なくルアーを食わせることができます。
神経質になる必要はありませんが、太すぎるラインは魚の食いを悪くするといったことがいわれることがあります。
デメリットも多い…細いPEラインを使用するときに気をつけたいこと
ラインブレイクの心配がある
当然ですがラインを細くすることでラインの強度が下がってしまいます。
PEラインのメーカーにより強度が微妙に違いますので、引っ張るなどして強度を確認してみてください。
PEラインが細くなるほど、価格は高くなりがち
PEラインは複数の糸を編み込んでつくられていますが、ラインが細くなるごとに作成の難易度が高くなるため、高価になりがちです。
特に需要のある0.8号以下は比較的高価で、1.5号を超えるような一般的に太いといわれるPEラインは安価に手に入れることができます。
みなさんも釣具店に並んでいるものの値段を比べてみてくださいね。
リーダーとの結束時にすっぽ抜けリスクが上がる
細いリーダーと太いリーダーラインは相性があまりよくありません。そのため、しっかり結合したつもりでもほどけてしまうことがあるようです。
細いPEラインを使用する場合には、あまり太いリーダーラインは使わないようにするなど、バランスを考え選択してみましょう。
おすすめPEライン
最近では有名メーカーでないものでも高品質のPEラインが普及しています。
国産のPEラインにこだわりを持っている方も多いかもしれませんが、海外製のものもあなどれないほど品質が上がっていますし、国産品よりも安価に手に入るため、初めてPEラインを使う方にはおすすめです。
このようなPEラインは店舗で購入することは難しく、ネット通販が主流になっています。品質が心配な方はレビューを参考にしてからの購入がおすすめです。
こちらのPEラインは大容量で安いということが注目のポイントです。
PEラインを購入する際は何メートルの長さあり、いくらであるかも重要なポイントですね。
数年前に比べ大きく値段が下がったといわれるPEラインは使う価値あり!
ナイロンラインに比べると高価でライントラブルが心配されるPEラインですが、一回使うとその素晴らしさを実感できるはずです。筆者もPEラインを使って数年が経過しますが、キャストしたときルアーがスムーズに送り出される様子が好きで、ずっと愛用しています。
基本的にはラインブレイクしないほどの強度で、ギリギリまで細いものを使いたいですよね。
しかし、小さな魚を釣るつもりでも大きな魚が掛かってしまうことはありがちで、ラインブレイクしてしまったときは、もっと太いメインラインを使用していればよかったと後悔するものですよね。
細いPEラインのメリットをあげるととても魅力的ですが、余裕を持った太さや強度のPEラインを使用すると、万が一の場合も安心してキャッチすることができそうですね。