イナッコを捕食しているシーバスによく効くルアーとは?サイズに適したルアーについて紹介!

「イナッコの群れをよく見かけ、シーバスのボイル撃ちが発生している」

「イナッコに模した釣れ筋のルアーを知りたい」

イナッコパターンでシーバスを狙っている方で、こんな悩みはありませんか?

イナッコは、ボラの幼魚でシーバスの好物であるベイトの一種です。そんなイナッコを捕食するシーバスを釣るためには、ベストマッチしたルアーを選ぶ必要があります。

そこで、イナッコパターンで確実に釣果を上げるために抑えておきたいルアーのポイント、種類について詳しく解説します。

当記事を読むことで、イナッコとそっくりなルアーでシーバスを狙えるのでぜひ、参考にしてみてくださいね。

目次

イナッコの特徴を抑えてルアーを選ぶのが大切な理由とは?

撮影:筆者

イナッコとは、ボラの幼魚のことを指しており、10-30センチクラスを広義で「イナッコ」と呼びます。

銀鱗のボディで、シーバスにとって食べやすく、栄養価の高いイナッコは夏〜冬にかけて頻繁に捕食されるターゲットです。それゆえ、該当するシーズンではシーバスが積極的にイナッコに照準を絞って捕食します。

イナッコだけを捕食ターゲットにしているシーバスも少なくなく、イナッコに模したルアー選びをすることが非常に大切です。

イナッコに模したよく釣れるルアーの特徴とは?

イナッコを意識したルアー選びのポイントは2つです。

  • 季節に応じたサイズ感のルアー
  • レンジ調整できるルアー

上記のポイントを抑えて、ルアー選びをすることがイナッコパターンを制する鍵となります。

イナッコは、初夏〜真夏〜秋にかけて徐々にサイズが大きくなります。初夏にかけては4-5センチ、真夏にかけて8-12センチ、秋にかけて12-18センチのように、徐々にサイズが大きくなるのです。

つまり、フィールドを観察してイナッコのサイズを確認してからマッチするサイズ感のルアーを選ぶのが最適になります。

その上、天候や潮の流れによってイナッコの泳ぐレンジも変わることからルアーのレンジを意識して各モデル(フローティング/シンキング/サスペンド)を選ぶことも大切ですよ。

イナッコの状態に合わせてルアー選びをすることで、シーバスに自然な誘いができるので把握しておきましょう。

表層からボトムまで!イナッコパターンで最適なルアーについて紹介!

続いて、イナッコパターンに適したおすすめルアーを3つ紹介します。

表層からボトムまで誘うことができ、シーバスが好むイナッコサイズに近いことからも釣果を期待できるルアーです。

モアザン ミニエント

Daiwaのモアザンシリーズから発売されている「ミニエント」は、小粒の50/70mmでありながらも圧倒的な飛距離と多彩なアクションでシーバスを攻略できます。

初夏にかけてのマイクロサイズのイナッコに対応しており、スローからファーストリトリーブ、可変的なスライドアクションやリフト&フォールが持ち味です。

ディープエリアにおけるドリフト気味の釣り方も良いですし、シャローを意識している個体に対してロッドを立てて表層へのバイトを誘発することもできます。

このような特徴からも、イナッコのサイズが小さい時に信頼できるルアーです。

小型であるにも関わらず、とにかく飛びます。従来のシーバス用バイブレーションとは違い、小場所でのアクションにもキレがありますよ。

アピア ハイドロアッパー

アピアから発売されているハイドロアッパーは、特殊なリップによってイナッコが水面でモゾモゾとしているアクションが可能です。

ボイルしている個体は意外とセレクティブな状態ですが、独特な引き波とタイトな動きによってイナッコに模した動きをしてくれるのが決め手です。

シンキングモデルでもあるため、トップやミノー系のルアーにはない圧倒的な飛距離と強すぎないアクションが魅力的ですよ。

「ボイルはしているのに、通常のルアーでは反応しない!」なんて時におすすめなルアーです。

モアザン クロスウェイク

Daiwaのモアザンシリーズでも大人気であるクロスウェイクは、トップから表層直下を引いてこれるウェイクベイト系ルアーです。

夜間におけるシルエット重視や活性の高い朝夕マズメの時間におすすめで、イナッコの群れに対して丁寧に探れます。

トップ〜表層直下を巻いてこれることからも、シーバスの捕食レンジを合わせやすいです。

中層よりのシーバスにもアピールできるので、サーチベイト的な使い方もできます。

最適サイズのルアーでイナッコパターンを攻略してみよう!

撮影:筆者

今回は、イナッコに模したシーバス専用ルアーについての特徴や選び方のコツについて解説しました。

イナッコは、初夏〜秋にかけてのシーバスにとってメインベイトとなる魚です。ただし、季節が進むに連れてサイズが変わったり、泳ぐレンジも異なります。

「イナッコがいるのに釣れない」ことは良くあるので、釣れそうなルアーをローテーションしてシーバスを狙ってみてください。

きっと、気持ちいい一本が待ってるはずです!

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