ショアジギングでブリ狙い!ロッドやアクション紹介

出典:写真AC

ブリは大きさが1メートルほど、重量は10キロ以上にもなる大型の魚であり、ショアから釣ることができる最も大きな魚のひとつですね。

また成長するごとに呼び名が変わる出世魚の代表格であり、15センチから30センチの小型をワカシ、30センチから50センチほどをイナダ、50センチから60センチの中型をワラサ、60センチ以上のものを一般的にブリと呼び、地域によっても微妙に呼び名が変化します。
体色は緑の線が横に入っていることが特徴であり、日本全国で秋から冬にかけて釣れやすい人気のターゲットです。

ブリは青物特有の引きの強さがあり、パワーのあるロッドやリール、ラインでなければ道具が破損してしまうほどの引きの強さを持っています。
これからの季節、ショアからのブリ釣りにチャレンジしてみませんか?

目次

ショアからのブリ釣り…どこで釣れるの?

出典:unsplash

水深のある漁港

水深のある漁港であればどこでもブリ釣りに適しているというわけではなく、選ぶポイントとして、

  • 潮通しが良い
  • 水深がある
  • 外洋に面している

…ということが最低条件になります。

ブリ以外にも大型が釣れやすい磯場

磯場は様々な魚種が狙えるスポットです。釣果情報と時期にこだわって狙うと、十分釣れる可能性があります。
漁港に比べると足場の悪さ取り込むときに波をかぶってしまう危険性があることがデメリットです。

急深のサーフ

秋になるとワカシ、イナダクラスがよく釣れます。こじんまりとしたサーフより、大規模サーフで外洋に面したエリアが狙い目です。また、遠浅のなだらかな地形よりも、急に深くなっているようなサーフをブリは好みます

サーフは小型から中型が主に釣れやすく、シーズン後半にかけてブリクラスの大型がぽつぽつ出やすい印象です。 ワカシやイナダのようなサイズであっても、ヒラメやシーバスにはない引きが楽しめるので、サーフがどのような地形になっているのかを見極め通ってくださいね

メタルジグは、60グラムのジグが万能

ブリ狙いでは30グラムから100グラムほどのジグを投げますが、なんといっても飛距離を出し、深い場所までルアーを届けることが重要です。
そのため潮の流れやどこまで飛ばしたいか、風はどのくらいあるかによってルアーウェイトを変更します。

ライトショアジギングは30〜40グラム程度、それより重い物を投げる場合はショアジギングと呼ばれることが多く、ブリ狙いでは60グラムを中心に投げます。

ブリのルアー釣りには、ショアジギングロッド

柔らかいライトゲームロッドで対応できるような引きや重量の魚ではないため、専用のロッドの使用がおすすめです

アブガルシア 96MH

ルアーウェイトは80グラムまで対応し、ショアジギングロッドとして十分なパワーがあります。9フィート6インチはどのような場面でも使いやすく、スタンダードな設計のロッドです。
カーボン率は98パーセントと、ほぼカーボンロッドのため、重量も抑えられていて長時間のアクションでも疲れにくいです。

アブガルシア 3ピース 1063

10.6フィートと飛距離を出しやすい長さのロッドです。ルアーウェイトは80グラムまで対応します。

106フィートロッドは2ピースであっても1つのロッドの長さがあり、小さいトランクルームの車だと、移動中やロッドの出し入れ時にガイドやロッド先を破損してしまう場合があります。
ロッドの破損は意外なことに釣りの最中ではなく、車での移動中や車への出し入れの際に起こりやすく、筆者も「気付いたらロッドが一部壊れていた…」という経験がよくあります。対して3ピースロッドは1つあたりのロッドの長さがより小さく収納ができるため、車で持ち運びや出し入れがしやすいメリットがあります。

アクション方法は?

出典:pixaday

まずはワンピッチジャーク

青物狙いの基本アクションはワンピッチジャーク。リズムは一定に保ち、ロッドを50センチから60センチほど上下に動かすアクション方法です。

手首に負担がかかりやすいアクション方法なので、グリップエンドを脇に挟み長時間の釣りに備えましょう。ロッド操作が中心で、ゆっくりリールを巻くイメージです。

高活性の青物に有効!ジャカジャカ巻き

早巻きで、ロッドは小刻みに上下させるイメージです。その名の通りジャカジャカ巻いて、リアクションバイトを誘う釣り方です。

実際にやってみるとわかりますが、このアクション方法はかなり疲れます。休憩をこまめに取り入れながら、あまり重すぎないジグでジャカジャカ巻きを試してみてください。

活性が低いときは、フォールで誘う!ロングジャーク

横や縦に大きくロッドを動かすことで、メタルジグは不規則な動きをします。そのときのフォールやスライドが低活性な魚に有効とされているアクション方法です。

このときのリールを巻く速度は、糸ふけを取るイメージでゆっくり巻きます。早巻きで反応がない低活性時に使うことが多く、ブリ以外にはボトムにいる根魚が掛かることがありますよ。

まとめ

秋から冬にかけてはブリがショアから最も釣れやすい季節です。「寒ブリ」といって最も味の良い時期でもあるので、みなさんもショアからブリを狙ってみてくださいね。

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