
写真:筆者
ロッド(ネイティブトラウト用)
最近は、ネイティブトラウト用ロッドで安価な製品も多くなりましたが、渓流の上流域・本流域でのルアーロッドは他のルアーロッドを選ぶよりも大変だと思います。一番のポイントは軽いルアーでもピンポイントでルアーを送り込めるか?要はキャスト時のフィーリングがぴったり合うかがキーになります。どんなに高価でも、ご自分にあったロッドに出会うことが大切です。私も自分に合うロッドに出会うのに10本ほど、数年かかりました。みなさんに合ったロッドに出会う手助けになればと思います。
DAIWA
ダイワ(DAIWA) ピュアリスト
トータルで一番使ったロッドだと思います。特に上流域のUL~Lのロッドは価格的にもロッドスペック、ガイド性能を考えるとコストパフォーマンスは高い方だと思います。おすすめは5~6fロッドです。
ダイワ(DAIWA) シルバークリーク ストリームトゥイッチャー
ダイワのネイティブトラウトロッドの上位モデル(最上位はAGSがあります)にあたるシルバークリークシリーズのストリームトゥイッチャー。トゥイッチャーと名前がついているほど、ミノーのトゥイッチアクションに特化したロッドです。もちろんスプーンなども問題ありません。源流・上流域のミノー使いの方は是非ご検討してみてはいかがでしょうか。
SHIMANO
シマノ(SHIMANO)トラウトライズ
シマノのトラウト専用のコストパフォーマンスモデル。エリアでの使用も可能としているため、ネイティブトラウト用としてはS60UL、S63UL、S66ULが使用できます。初心者の方にはちょうど良いモデルと思います。
シマノ(SHIMANO)カーディフ NX
シマノ上位シリーズ『カーディフ』で初の3.7fというサイズの源流・ボサ専用ロッドまでそろうカーディフNX。スピニングモデルだけでも12種類ありますので自分に合ったトラウトロッドを見つけるにはカーディフNXが最適かもしれません。
Abu Garcia
アブガルシア(Abu Garcia)トラウティンマーキスナノ
アブガルシアのネイティブトラウトロッドといえば、トラウティンマーキスです。このシリーズから、ナノシリーズが投入され振出しのテレスコタイプなども揃っており、その種類は20以上あります。セカンドロッドやいつも行く川幅に合わせて、お好みを選んでも良いと思います。
アブガルシア(Abu Garcia)トラウティンマーキス エクストリーム
アブガルシアのネイティブトラウトロッドの上位機種トラウティンマーキスのエクストリーム。4~5fの種類になりますので源流域、上流域でのあなたの1本が見つかるかもしれません。
MajorCraft
メジャークラフト(MajorCraft) ファインテール マルチピース(穂先2種) FTX
メジャークラフトファンには大変申し訳ありませんが、ネイティブトラウトロッドとしてはこれ一本のご紹介です。でもこのロッド超画期的なんです。全部で3タイプあるのですが、型式を見るとわかります。FTX-38/425UL、FTX-46/505UL、FTX-50/565Lです。なぜ、○○/○○という表記なのかというと、全部4+1ピースなんです。+1はオプションの6インチのバットピース。4ピースでつなぐと5f。4+1ピースでつなぐと5.6fと6インチ伸ばしたり、縮めることができる。源流域やボサ場ではあと少し足りない、少し長いということで、川にジャブっと入ってしまい。魚が逃げる何と事がよくあります。それを逃さないんです。しかも、ラインがガイドを通っていても脱着が可能です。お試しあれ。
リール(スピニング)
リールについては、スペックがそれなりに備わっていれば、ある程度好みでよろしいと思います。ポイントは軽さ、ハンドルの巻き心地そして一番必要なスペックは最大巻上長(ハイギア)が長いタイプです。1ページ目のスペック情報に記載していますが、ヤマメの早いチェイスに対応するためです。おすすめのハイギアタイプをご紹介します。
DAIWA
ダイワ(Daiwa) フリームス(2018) LT2500S-XH
SHIMANO
シマノ(SHIMANO) 19 ストラディック 2500SHG
Abu Garcia
アブガルシア(Abu Garcia) Revo MGXtreme 2500MSH
ライン・リーダー
尺ヤマメにおすすめライン・リーダーについてです。鱒は目が良く、釣りのラインは見えているといわれています。では魚に見えずらいラインを選ぶという考えは捨て、如何に尺ヤマメのいる場所にルアーを送り込めるラインやリーダーであるか?という基準で選びましょう。
PEライン
ナイロンではなくPEです。リール選びでも記載しましたが、ヤマメは早いんです。ルアーにチェイスしてちょっとでも違和感があるとすぐ逃げます。その感度がナイロンだと伸びるためアングラーの手元に来るまで時間がかかるんです。ですので、尺ヤマメを釣るならPEです。メーカーはお好みですが、私はトラウト用0.4とかは使いません。理由は底を探ったり、ボサ際を攻めるのでPEで細すぎると傷に弱すぎて尺ヤマメが掛かるとライントラブルが高確率で発生するからです。最低でも0.6で通常は0.8か1.0です。色はイエローです。
DUEL(デュエル) PEライン アーマード F+ Pro
リーダー
リーダーもナイロンは使いません。伸縮性がなく巻き癖がつつきにくい。フロロカーボンを選びます。メーカーも特にこだわりがありません。尺ヤマメを狙うなら太さは細くて0.8号です。1.0号前後でいいと思います。
ヤマトヨテグス(YAMATOYO) ショックリーダー フロロカーボン 30m
必要な道具
ルアーをご紹介しる前に、ご紹介した使用するタックル以外に尺ヤマメと対決するために身につけておく、持参しておくべきツールやアイテムをご紹介しておきます。(ウエア・ウエダー関連は除きます)
ランディングネット
ネット選びはできるだけ大きく、軽く、そして扱いやすく、藪漕ぎなどで邪魔にならない。何と言っても尺ヤマメが釣れた時に写真映えがするもので選びましょう。白いラバーはフックなどが絡まなくていいのですが、見栄えがイマイチなんですよね。
Yoomoo ランディングネット 木製 3.5kgネオジウム磁石
ヒットルアー
お待たせしました。いよいよヒットルアーのご紹介です。
SMITH LTD
スミス(SMITH LTD) ヘブン 7g ブルーシルバーL(G)
そうなのです。支笏湖の記事などでもちょこちょこご紹介していた。Heavenのブルーシルバー7gです。先日ご紹介した支笏湖編でもご紹介しましたがそれは13gです。でも支笏湖でこのルアーが効くのはサクラマスなんです。さぁこれは偶然でしょうか?
ということで尺ヤマメの実釣編もみてご参考にしてください。
まとめ
いかがでしたか?尺ヤマメを釣るためには、準備から大事だと思います。今年も釣れるかなぁ~。皆さんも是非、綺麗でワイルドな尺ヤマメに会えますように!