画像出典:筆者

『釣りは一生楽しめる最高の趣味』と思います。でも、どんなに釣れるフィールドでも、高価なタックルを使っても、お魚にルアーを咥えてもらい、ネットインしなければ釣りは楽しくありませんよね。
そこで今回は、キャンプなどでも気軽に行ける湖・ダム湖での釣行テクニック・知識をご説明します。同じフィールドでも確実に釣果を上げるアングラーがいます。何が違うのでしょうか?運でしょうか?いいえ、確実に違うことがあるのです。その違いをいくつか分けて徹底解説します!その中にはプロアングラーの村田 基さんとお話しした時にお聞きした貴重なテクニックなども掲載します。お楽しみに!

湖というフィールドについて 

湖は淡水です。河川とは違い、その広さは自然湖、ダム湖ともに広大です。そのため、なかなかポイントを絞れないのも事実です。

では、湖はどのようにできたのでしょうか?自然湖で多いカルデラ湖などの場合は、火山噴火などの自然現象によって出来上がります。一方、ダム湖は、水力発電又は水源、農業用水とするためや水害をなくすなど、ダムは川の水を貯めて利用する為に人工的に造られます。ということは元々川があった場所にダムが作られている訳です。

このように湖のポイントを考えるには、出来上がった過程を考慮する必要があります。その考慮するポイントを詳しくご説明します。

地形について

湖には浅瀬や深場によって、魚の回遊に違いがあり、釣果に影響します。浅瀬は回遊しづらく、深場の近くは回遊魚がいる確率が上がります。最近はGoogleMapで容易に深場がわかるようになりました。白い矢印はドン深、赤矢印は遠浅になります。

画像出典:GoogleMap

自然湖はGoogleMapで見れることが多いのですが、ダム湖の場合、よく見えないことが多いです。ただしポイントを見つける方法があります。先ほど記載したように、ダム湖は元々川があったはずです。すでにダムの底に埋もれてますので見ることは困難ですが、湖の底には、まだ川の形が残っており、魚が住処にしている場合があります。その場合、ダム建設時のデータや古い地図などで元々の河川の位置や地形などを参考にするとよいでしょう。深さなども詳しく出ているデータもあります。

水温について

自然湖の場合、まだ活火山が近くにあったり、温泉があったりします。まず湖の水温の状態を知ることが大切です。

火山の近く、温泉の近くは水が温かいです。また東西南北の湖畔は場所によって日の当たり方が違います。南向は長く日が当たり温かく、北向は日が当たりにくくて冷たい。また、河川のインレットがある場合なども、水温は低くなります。アメマスなど冷たい水を好むなど、魚の生態によってポイントを検討しましょう。

水流について

ターンオーバーとは

ターンオーバーは、ご存知ですか? 湖やダム湖の規模にもよりますので全ての湖ではありませんが、ターンオーバーが起きることを知っていて損はありません。簡単に説明すると湖水の上部と下部の水温差がある状態の時に、水温や風によって湖の上下の水が入れ替わることです。分かりづらいので図解にします。

夏:気温水温上昇時

気温の上昇で湖面の水温が上がってくると、 図解1の①の場所などで以下の写真のように、岩の藻が増え、泡や藻が水面に浮き、水中が濁ります。泡が打ち上げられるなどの状況や時期がターンオーバー前(いわゆる夏枯れの始まり)です。この時期のマス類は水面の暑さを避ける小魚と共に、水温が低い深い方に移動してしまいます。

図解1:筆者
湖の濁り
写真:筆者

ターンオーバー前:晩夏(気温水温低下時)

猛暑が過ぎ、気温低下や放射冷却で朝晩の気温が下がり始めた時期に、湖の上部の水温が冷やされる状態になります。冷たい水は重くなり、温かい水は軽いため、以下の図のように、上部で冷やされた水が、風の力も利用して下部へと縦の水流が生まれます。これがターンオーバーの始まりです。

図解2:筆者

ターンオーバー

以下の図のように、湖面で冷やされ、また底に沈む、温かい水は上部へ上がり、また湖面で水が冷やされるを繰り返します。餌となる小魚がプランクトンと共に浮上するため、マス類も追いかけて浮上してきます。

図解3:筆者

ターンオーバー後

ターンオーバー後は、水が上部が冷たく、下部が温かい状態になっていきます。

図解4:筆者

藻などがいつの間にか消えて、澄んだ綺麗な水に変わっていることを見たことあると思います。この状態がターンオーバー後と確認できます。

湖の澄んだ状態
写真:筆者

ターンオーバー後の晩夏~秋までがビックチャンスです。よく行く湖が、どのタイミングでターンオーバー行われるのか?この時期を確認できれば釣果も上がります。

いつも写真をアップしていますが、おすすめのカメラです。

風向き

湖は風によって波や水流が起こります。先程はターンオーバーによる、湖面側と底側の縦の水流を説明しました、風の場合は横の水流です。

湖の場合、風向きに合わせて水流も流れます。当然魚もそれに合わせて回遊します。特に注目する点はその湖によってよく吹く風向きがある。ということです。自分の位置からどちら側に風が吹いていたか?その時の水流はどのぐらい流れていたか?を確認しましょう。

ここからが肝心です。その風向きだと湖のどこのポイントが向い風で、どのポイントが追い風なのかが分かります。それと風が当たらない場所も分かりますので、風が強すぎる場合は、どのポイントがベストなのかも分かります。これに日当たりも考慮してポイントを探しましょう。

月齢について

海の釣りでは、大潮や小潮、満潮や干潮など、月齢で潮の流れを確認して釣りをすると思います。湖は満潮や干潮が影響することはありませんので、確認されないと思います。

しかし、私は月齢を確認します。理由は若い頃に、なぜか夜の湖が釣れるのでよく行ってました。しかし釣れる夜と釣れない夜があるのです。それには月が関係していました。夜の月の明るさです。湖の夜は真っ暗で怖いのですが満月の時は明るいので湖面が見えてなかなかの釣果でした。でも月が欠けていると暗過ぎて、あまり釣れなかったのです。夜なら釣れると思い込んでたのでとても不思議でした。そこで釣行を繰り返すたびに月齢も確認するようになりました。そして私なりの答えが出ました。
月齢が8~21ぐらいで月が明るい時には、その月の明るさを利用して鱒が夜に捕食しているのです。逆に月齢が22~6ぐらいで暗いときは、夜は捕食せず、朝日で明るくなるにつれて捕食します。ただし、あくまで夜、晴れている場合の話です。満月でも曇っていると月齢にかかわらず暗いので、天候の確認が必要です。

月齢と鱒の捕食行動

月齢夜の状況朝の状況
1~6
🌘 月齢5ぐらいまで真っ暗

明け方捕食する
7~21
🌕 半分以上月があり、13前後が満月

夜捕食している
22~31
🌒 26以降はかなり暗い

明け方捕食する

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