青森県 竜飛岬でマグロ釣りに初挑戦!〜準備編〜

撮影:著者

5月頃、知人のアスパラ畑で釣りトークに花を咲かせていた時、「GTを釣った経験があるならマグロ釣りにチャレンジしてみないか?!」と突然の誘い。それがきっかけで、夏休みを利用した1週間の東北釣行の最終の日程で青森竜飛岬でマグロ釣りにチャレンジしたお話をしたいと思います。

マグロ釣りへの誘い

マグロ釣りは早期予約が必須!

マグロ釣りは一般的に、約1年前に予約を取らなければいけません。例え予約したその日が雨であろうが、しけで出られなかろうが、予約を入れた1年先の日に全てを掛けるかなり博打的な釣りです。
私達が予約した船の場合、今回は東北からの帰りでしたが普通は青森の小泊港から出航になるそうです。私も聞いて驚きましたが、鹿児島や大阪から青森までマグロを狙いに来る方もいるそうです 。

泊まりでも、日帰りでも

私達のように遠方から来る場合は、本州の遠方や北海道からの出発なので、フェリーや宿などの移動を考えると非常にリスクの高い釣りになります。
今回、私達は乗船した方は北海道から来ていたので2泊3日で予約されていました。それ以降私達も同じように2泊3日で予約を取っていました。
一方、初回のマグロ釣りに同船した方が人数合わせで1日だけ乗船した日があり、日帰りでの釣行もできる事を知りました。青森から近い方は日帰りもできるようで、とても羨ましく感じました。

私達の場合、今回は知人がたまたま船の空き人数を合わせる必要があった為、運よく滑り込む事ができ、予約を取ることができました。また、船は殆どがチャーターです。

初めてのマグロ釣り、春に予約を取ってから一体どんな釣りになるのか全く予想もつかなかったので、その日を迎えるまで本当にドキドキでした。

当日に向け準備!

撮影:著者

タックルはどうする?

予約が取れて、夏に向け少しずつ準備を始めました。私が用意していったタックルはこちらです。

  • ナイロンリーダー …130ポンド
  • ノット …FGノット
  • リール …シマノ ツインパワー SW 12000XGのハイギア
    ハイギアは回収もルアーのアクションも楽に行うことができるので気に入っています。
  • ロッド …ウォーターランド ホワイトプレミアム747 / シマノGameTypeC
  • ルアー …トップウォータープラグ / 沈下系のシンキングルアーOCEA  PENCILE / 別注ヒラマサ / ダイワ ソルティガ / ドラドペンシル /フローティングタイプ(魚が浮いた場合)

    色は殆どをナチュラルカラーで揃え、サイズは160〜230ミリ、50〜120g前後にしました。時折ベイトが小さい場合もあるので、そういった場合にも対処できるよう考慮します。
  • フック…OWNER(オーナー) トリプルフックST-76 スティンガートリプルフック 5/0
    通常は置いていないのですが、いつも通っている釣具屋さんのマグロ釣りのベテランの店長さんにお願いし、特別に取り寄せてもらいました。
  • ライン…6号
    クロマグロには8号以上とするのが一般的なようですが、私達の場合はGTの使い回しだったので6号を使いました(^^ゞ

いつもの通り、ギンバルは必須です。釣れない可能性もありますが「万が一」を考え、一応準備しました。

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また、マグロ釣りに同行した仲間から「ナブラがなかなかでない時間に備えて、タイラバ用のロッドやワームを付けて遊べるロッドも準備しておくといいよ!」とアドバイスを受け、ナブラ待ちの間を無駄にしないように準備しました。
ライフジャケットは忘れないようにお持ちください!

撮影:著者
ナブラ待ちの時間に真鯛が釣れました

これも忘れないで!持ち物リスト

その他、私が2泊3日の釣行に持っていったものです。参考になれば嬉しいです。

  • 濡れてもいい様に着替えを4日分
  • 船の大波で濡れてもいい様な服装、帽子、バフ
  • お風呂道具(宿の近くに銭湯がありました)
  • 日焼け止め
  • 酔い止め
  • サンダル、普通の靴

いざ出船!

乗船前の準備はしっかりと

釣りだからこそ早起きだ!と思っていたのですが、マグロ釣りは朝8時から夕方の5時までと決まっているそうです。朝早くなく、夜もしっかりと寝る事ができるので、その点は体が楽でした。

船には小泊港から乗船するのですが、車で到着すると港には既にマグロ狙いの釣り人がたくさんいてとても驚きました!やはりシーズン中なだけあります。
その中にはあの鈴木斎さんがいると聞いて「もしかして会えるかな?!」と緊張しながらキョロキョロしていましたが、残念ながら先に出船してしまっていたようでした(´・_・`)

それぞれの方が大小様々な船で準備しているのを横目に、私達もコンビニで買ってきた朝ご飯と昼ごはん、飲み物を十二分に用意。船にある釣れたマグロを保存する為の大きな氷がたくさん詰まったクーラーボックスに、買ったモノを全て入れました。暑い中でも食べ物が痛まないようにするのが習慣のようだったので、私達もそれに従いました。
1日目に乗船したメンバーは6名でした。女子は私だけです。
そして、普段は殆ど飲む事のない「酔い止め薬」を「もしかしたら沖で大きく揺れるかも!?」という可能性もあったので念のため出発前にしっかりと飲みました。

お世話になります 釣り船「藤丸」

撮影:著者

今回、初めて「藤丸」と言う船に乗船させて頂きました。
チャーターでしたので料金は1名13,000円でした。
知人の話だとマグロを揚げた実績のあるとても有名な船だということで、期待は膨らみました。が…果たして「あんな大きな魚を私が揚げる事が出来るのか」が一番不安で仕方ありませんでした(;’∀’)
ちなみに船長さんはバリバリの津軽弁。時々、意味の分からない言葉もありました(笑)

撮影:著者

出船し、まずは津軽半島から日本海に向け、突き出した権現崎(ごんげんざき)を30分程かけて目指しました。

竜飛岬(たっぴみさき)には大きく分けて2つのポイントがあります。1つ目のポイント権現崎は、小さめのマグロを狙える場所。2つめの竜飛沖は、ドラム缶サイズの100~300キロ級の大きなマグロのいるポイントです。
「竜飛沖では絶対に釣れる事は無い!」と思いつつも、このエリアに向かうとかなりドキドキした事を覚えています?

まとめ

撮影:著者

初めてのマグロ釣りは、不足した分のタックルを揃えたり、経験豊富な釣具屋さんの店長さんにお話を聞いたりして、色々と勉強はしていったつもりでした。ですが、聞いた話と船に乗ってからの実釣では全く異なりました。

後編に記述しますが、キャスティングの仕方が今までの釣りとは全く異なっていた為、とても苦労しました。私自身のキャスティングの技術不足に情けなさを感じてしまいました(´;ω;`)何事においても様々な修行が必要です。

>>次の記事はこちら!「青森竜飛岬でマグロ釣りに初挑戦!〜実釣編〜

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