アキアジシーズン到来!フィールド・ポイントの見つけ方

アキアジ(秋鮭)のシーズンですね!もう既にたくさん釣っている人も多いと思います。しかし自分だけ釣れない。自分のポイントだけ釣れない。
この様な経験をした方も多いハズです。相手は自然と魚ですから、人に合わせてはくれないのは当然ですが、何とか攻略したくなるのがアングラーの性ですね。今回はフィールドを探す方法とポイントの見つけ方、探り方をご紹介したいと思います。

目次

フィールドはどこ?

アキアジ情報については、ネットでも〇〇漁港に群れが入ったなどを紹介してます。他にはつり新聞や釣り雑誌での情報でしょうか。でも釣りをする場所は一つなのでどこに行くのがベストなのか、なかなか悩むところです。まずはそんな時の検討方法などをご紹介します。

WEB情報について

最新情報をアップしてくれている方が多いので助かりますが、信憑性に欠ける事のが難点です。そこでWEB情報を上手く利用する方法です。
Web情報にはいくつかパターンがあります。
①掲示板系は本当の情報の中に誤情報があります。自分のテリトリーを守りたいためなのか、全く釣れないとか今日も群れがいないとか、釣れもしない場所を爆釣と書いたりなど。
見分けるのは、かなり難しいのですが、そんな時はどちらも信用しないという考えも必要です。
逆に釣れる場所のハズなのにあまり掲載されていない場所を探してみると良いでしょう。
②ブログ系は本当に信用できるアングラーのブログなどは参考にして良いと思います。とくに釣り場と一緒に釣果写真があると参考になります。
③WEB版の釣り新聞関係、これは次で説明します。

新聞での情報

新聞記事は信憑性が高いです。記者が独自に調査している場合が多くよく活用します。ポイントや群れの情報も出ていますし釣法やエサの種類など今年の傾向などが掲載されてるものが多いです。
難点としては、ほとんどが隔週発売か週刊なので情報が前の週以前と言うことです。ですので新聞を見て行くと、既にたくさん人がいます。新聞情報での対策があります。もし今年の分の釣り新聞などを購入したら捨てずにとっておきましょう。WEB新聞の場合は過去のは見れなくなる場合があるので、印刷か画面キャプチャ保存しておきます。
とくに群れの情報や釣れ始めの情報がある記事は翌年以降に役立ちます。
今年と同じような気候や天候の年の新聞を見直すのです。見る月はひと月先の新聞を見ます。
たとえば今年の10月に釣行するなら、11月の新聞にその年の10月の状況が出ています。過去の情報なのですが、これが非常に役に立ちます。
私は5年ほど、この方法でフィールドを決めています。ポイントは今年の気候(熱い夏だったか、冷夏だったか)や天候(台風があったかなど)でどの年と同じ気候・天候だったかを確認します。毎年天候で海水温や濁りでかなり変わります。数年分たまると冷夏の時は…残暑の時は…と分析ができてとても便利です。

釣り雑誌の情報

ほとんどが月刊誌だと思います。詳しいポイント情報は少ないですが写真が多く景色で場所がわかる場合があります。こちらも釣法やエサの情報が多いです。
その他にフィールドの詳しい増刊誌が2、3年に一度発売されます。これはよく行く方面・地域のものが発売されたら購入をおすすめします。
古本を見つけるのも手ですね。とくに海岸の地形や港のポイントが載っているものは持っていて損はありません。

口コミ情報収集

これが一番間違いありません。まず釣具屋のスタッフ情報。スタッフはほとんど釣り好きですのでお客様からの釣果情報はもちろん自分の釣果や釣法を詳しく教えてくれます。
とくに釣行の帰りには必ず地元の釣具屋に寄ります。あと近くの魚屋さんにもよります。買うふりしてこれ地物ですか?って聞いちゃいます。売っているものは船で沖に出て捕ってくるわけですが、いつ頃、沖に群れが来たかが分かります。
あと、ご自分の釣り仲間からの情報も忘れずに。
これは、たまたまかもしれませんが、床屋のスタッフです。平日がお休みだからでしょうか。なぜか釣り好きが多いんです。髪を切ってもらいながら情報収集しています。
今度みなさんの行きつけの床屋さんで話しかけてみて下さい。意外な場所に情報源があったりします。

ポイントの見つけ方

皆さんフィールドに着いたら、どこのポイントに入りますか?同じフィールドでも釣れるポイントと釣れないポイントがありますので、いくつかご説明します。まず鮭釣りで欠かせないのは河口です。ただし9月以降は河口規制が入りますので気を付けてください。

河口規制についてはこちらをご覧ください。
フィッシングのルールとマナー (漁業管理課) | 水産林務部水産局漁業管理課

到着したら行うこと

釣りの準備はもちろんですが、その前に確認することがあります。これを行うことで釣果がかなり変わります。サーフと漁港で違いますので分けてご説明します。

サーフでの確認

朝でまだ暗い状態の場合は、まず車の数です。台数以上に人がいます。
人が多いと魚がいる、群れが入っている可能性があります。少し近くまで行って見てください。鮭が釣れていれば、足元などに鮭が入ったビニール袋があるはずです。数人の釣り人を見て判断しましょう。

休憩している人がいたら話を聞きましょう。その時は周りで釣れていたか?その人が釣れていたならエサは何か?近くではどの辺で釣れていたか?を聞きましょう。内容によっては別のフィールドへ移動します。

漁港での確認

港の場合は街灯があるので暗くても人の数、釣れているかはある程度とわかると思います。群れが入っていると、港内で鮭が跳ねている場合があります。
港の場合、釣れた鮭をすぐ車に入れる人が多いので見た目で釣れているかがわからない場合があります。話しかけて状況を聞きましょう。
人が多くても、群れが入っている情報が聞けたらやりましょう。

漁港の大きさにもよりますが50人以上いて5本以下(10%ぐらい)であれば、別のところに行くことを検討してください。逆にポイントはいいはずなのに人がいない場合は、自分を信じて1時間はやってみましょう。
漁港の場合は鮭が岸寄りの際に迷い込んで港内を回遊するので鮭の数と人の数で確率論が成立します。人が多いと釣れる確率が減ります。さらに鮭がスレやすくなり釣れる確率が悪くなります。
ですので鮭が少なくても人も少なければスレも少なく確率は上がるわけです。

以前、あまり人のいない漁港で鮭が掛かり、しばらく格闘してネットインしたときに、振り返ったらものすごい人が集まっていてびっくりしたことがあります。そんなこともありますので自分を信じて釣りましょう。

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