秋を代表する魚といえばサンマ
9〜10月が旬のサンマは脂が乗っていて最高ですよね。塩焼きにして大根おろしやカボスを添えて…。うん、食べなくても分かる、絶対に美味しいやつ。
サンマが大好きな筆者はこの季節のために生きていると言っても過言ではありません。

出典:写真AC

江戸時代の昔は庶民が食べる下魚として高貴な身分の人からはないがしろにされていたこともあるサンマですが、今や世界中多くの人から愛される魚です。

そんな食卓の顔、サンマの漁獲量が、過去50年で最低の不漁に陥っています。

この事態に東京、目黒駅前で9月8日に開かれた「目黒のさんま祭り」は、毎年訪れた人に無料で提供している炭火焼きのサンマを、昨年の秋に冷凍した物を使用することに。開催24年目にして初めてのことだそう。
毎年生サンマを送ってくれていた岩手県宮古市が、不漁のため祭りに必要な7千匹を確保できなかったということです。

とはいえやっぱりサンマは美味しい!

同じく岩手県大船渡市で毎年開催されている「初サンマ祭り」でも、初サンマが提供できない事態に。こちらも昨年の冷凍物を提供したということです。

ここでもやっぱりサンマは美味しかった!みなさん幸せそうです。
こんなにも多くの人に愛されているサンマ、どうして今年はこんなことになってしまったのでしょうか?

不漁の主な原因としては、日本近海の海水温が上昇し、温かい水を嫌うサンマが近づかなくなったこと。それと、中国、台湾の漁船によるサンマ漁が本格化し、資源が減っていることが挙げられます。

先ほどのツイートでもあったように、今年8月に全国で水揚げされたサンマは約1千トン。「48年ぶりの大不漁」と言われた2017年の約7千トンにも届きませんでした。
サンマ1キロあたりの市場平均価格は642円。ちなみに昨年は316円とのこと。ほぼ倍のお値段という現実に動揺が隠せません…。大ぶりの個体は1尾500円近くするケースもあるそうです。単純に「家族4人で夕飯にサンマの塩焼きを1人1尾」なんてしたら、2000円近くになってしまうこともあるということですよね…サンマが高級魚扱いされる日も近いのでは…。

出典:写真AC

果たして今年は「今年獲れた新鮮なサンマ」を食べることができるのでしょうか…。
季節の味覚を味わうことも、日本人に生まれた醍醐味です。長く愛されてきた食味を絶やすことなく楽しんでいけたらなぁと思います。

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